あぱかば・ブログ篇

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2003年 08月 06日

老いること

夫の祖母が亡くなったという話を先月(2003年7月7〜16日頃)に書き、私のママチチの老母の話も、7月29日に書いた。
ところがというかなんというか、実はもうひとり、90歳の祖母がいる。
夫の、もうひとりの祖母のことを、当欄で一度書いたことがある(2002年12月15日)。
今日はひ孫たちを連れて遊びに行ってきた。

いま、祖母は体が弱って車いすの生活になってしまった。
耳もすこし遠いので、こちらの言ったことがわからないことがままある。
そんなとき、祖母は「ふーん」と言ってこくこくと頷くのだが、表情で「あ、いまの聞こえてなかったな」とわかる。
こくこくと頷く祖母は、一瞬、まるで私の娘くらいの、幼女みたいな顔になるのだ。

(曾)祖母と遊ぶ娘を見ていると、この小さな子が、大人になっておばさんになって、おばあさんになっていくのだ、そしていまのあどけない表情とおんなじような顔を−−ふと浮かべるようになるのだな・・・と、考えたりする。
祖母のほうも、昔々の、娘くらいに幼いころ、耳のよく聞こえないときのあの表情をしていたんだろうな、とも思う。
それをイメージすると、いつも、泣きたくなる。
人の一生の、たどるべき道をかいま見てしまうとき、胸を締め付けられる気がする。

by apakaba | 2003-08-06 16:11 | 生活の話題 | Comments(2)
Commented by safety-life at 2005-02-16 23:00
・・・そうですね。自分もそうなるし、自分の子供もいずれ
そうなるんですよね・・・。自分はどんなお婆ちゃんになるんだろう?
私は、中学二年のときに、祖父も祖母もみんな亡くなってたから
あまり記憶がないけど、祖母が倒れる前に、最後に二人で食事してた時の横顔は、今でも覚えてる。
祖母とは喧嘩ばっかしてて、その時は気づかなかったけど
大好きでした。私も、いつか孫に大好きっていわれたいなぁ・・・。
Commented by 三谷眞紀 at 2005-02-17 11:08 x
「老いること」>なんだかんだいっても、やはり「順送り=年の順に逝く」が一番しあわせなんだと思います。
逆縁はつらいものです。
死ぬ関係の話では、本サイト随筆欄に友人の死と父の死を書いたものがあるので、よければ読んでみてください〜〜。


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