あぱかば・ブログ篇

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2007年 10月 18日

歌を唄って自分を知ろう!

次男の中学校の文化祭はあさってだ。
私は、PTAのボランティアで、コーラスに参加する。
お手伝い制度の中の簡単なボランティアなので、おととしも参加した(そのときの記事はこちら→コーラスの練習へ)。
今年の曲目は、松田聖子の『瑠璃色の地球』と荒井由実の『やさしさに包まれたなら』。
練習日が3回あり、前の2回に行かれなかったので、今日初めて練習に行った。
練習の少ない人はメロディーを知っているソプラノに入るのが無難、ということでやっぱり今年もソプラノ。
私の声は低音だがたまに高い音を出すのもいいでしょう。

2曲とも知っている歌だからと高をくくっていたが、唄い始めてみると意外な難しさのあることに気づく。
耳で聴いただけで覚えた歌を、楽譜を読みながら楽譜に忠実に唄っていくのは、最初から楽譜で知った曲よりもかえって大変なのだった。
どうしても、自分勝手な唄い癖が染みついてしまっている。
しかも、これは私の性癖というのか、私は歌手の歌を“できるだけそのまんまマネして唄う”のが好きだ。
好きっていうか癖だ。
だから歌というよりむしろ物真似だ。
そのことは以前、当欄でも書いた(歌とか。表現すること。)。
“聖子唄い”“ユーミン唄い”にならないように忠実に唄うのが、思いがけないほど苦労であった。

それにしても今日の練習では、ナニゴトにつけても、独善的になってはいけないなあということを実感した。
歌唱指導の先生に注意されないと、「これで十分きれいに唄えている」と思いこんでしまうのだが、先生は厳しく注意を入れてくる。
「“はひふへほ”ははっきり、大げさに発音してちょうどいいのです。とくに一音目。“光の矢を放ち”の“ひ”。“二人を包んでゆくの”の“ふ”。これがきちんと聞こえないとのんべんだらりと聞こえます。」
「スラーでつながっている音の伸ばす長さをきちんととってください。中途半端に伸ばすとなんともだらしなく聞こえます。」
楽譜の一つ一つをしっかり再現しようという緊張感を忘れて、雰囲気だけで唄ってしまうと、こういう事態になる。

今日は勉強になったなあ。
テレビに出て活躍している歌手の人々は、みんなこういう基本的な歌唱指導を受けているのだろうか?
とうていそうは思えない人々が多いけど、お金を稼いでいるんだから、実はきっと皆さんすごく練習しているんだろう。
発声って大事だなあとも思った。
ふだん、生活していて、自分の声がきれいかな?とか、いい声が出せているかな?なんて意識することはまずない。
指導されて唄っていると、「あ〜、今のあたし、いい声〜」とか「うへー、苦しい声〜、高すぎる〜」とか、自分で感じる。
こんなちょっとした時間なのだけど、自分を知る機会になるなあと思った。

by apakaba | 2007-10-18 23:04 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(9)
Commented by K国 at 2007-10-19 07:31 x
野球や剣道やってた連中は歌がうまい、、、?
なにせクラブ活動中が発声練習、おかげで声などかれた事ないし、
肺活量もある。しかしコーラスはしたこと無いなあ。
Commented by apakaba at 2007-10-19 08:30
歌がうまいってこともないと思いますが……喉や肺は鍛えられているでしょうね。
やっぱり、表現力なんですよね。
Commented by ぴよ at 2007-10-19 09:06 x
判るなぁ。ぴよも歌手の歌い方をそのまま真似て歌うよ。
その方が雰囲気出るし、唄ってるコッチも気分よくない?

彼らも一応ボイストレーニングは受けて、基本は判ってると思う。
でもプロと呼ばれる人は基本に忠実なだけじゃ売れないよね。
「オリジナリティ」出さなきゃ絶対に売れない。
だから基本は勉強した上で、自分なりにアレンジするんだろうと。
・・・好意的に受け取るとこういう感じかしら?
でも最近の若いミュージシャンはボイトレきちんとしてるかどうか
ちょっぴり胡散臭い人もいますよね。直ぐに喉が枯れたりするし。
Commented by apakaba at 2007-10-19 15:29
「そのまんま再現」唄いだと、たまにライヴ盤かけたりすると微妙にとまどわない?
「あ、ライヴではここを伸ばすのね……」とか。
合唱の歌唱法と、“アーティスト”(←ケッ)の歌唱法は根本的にちがうんでしょうね。
合唱だったら自分だけ目立ったらだめだし、“アーティスト”(←ケッ)は目立たなければダメだし。
Commented by ぴよ at 2007-10-19 16:34 x
“アーティスト”(←ケッ)

エラい突っかかるやんか(笑)
何か嫌な思い出でもありますのん?(^-^;
Commented by apakaba at 2007-10-19 18:01
いや、さあ。
我が国で用いられているアーティストって言葉が、メチャクチャ奇妙な言葉じゃない?
それだけのことなのよ。
Commented by 満腹ボクサー at 2007-10-20 11:31 x
>野球や剣道やってた連中は歌がうまい、、、?

私もボクサーになる前は剣道を20年やっていました。肺活量は高校生のときで6000以上あったし、声もでかいけど、音感のよさというのは子供のころに正しい音楽教育を受けた人や環境のよかった人にはかないません。
オレなんか、まちがいなく音痴の部類に入る。でも、ヘタウマという言葉もあるから、それに甘えて歌っています。
歌手のことをアーティストというのは、たぶん和製英語だと思う。比喩表現なら、すぐれたボクサーに対してノックアウトアーティストということもあるけどね。事務所の英語のレッスンでも、アーティストは絵描きなどに使う言葉だから、シンガーとかシンガーソングライターと言えと指導されたよ。
Commented by K国 at 2007-10-20 16:20 x
肺活量6000以上ですか、1000負けてます。
音楽の勉強はしなかったけど、小さい頃から洋楽の方が好きで
レコードは買えなかったから、ラジオの番組にかじりついて聞いてました。
6歳上の姉が働き出して、レコードプレーヤーを買ったので、仕事から帰るまでは、私がビートルズやロックの音楽をかけて聴きまくってました。
そのせいか音感は多少良いかもしれません。

アーティスト???知り合いにいないな~~。
Commented by apakaba at 2007-10-22 15:29
K国さん、ボクサーは名前だけでなく本物のプロボクサーですから……しかも歌手なので。


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