2003年 07月 03日
「インド映画フェスティバル 2003」が開かれる。 ああ待ち遠しくてたまらない。 出品される3作品中、2作品が、私の愛するシャー・ルク・カーン主演映画だからだ。 1996年、ひとりで南インドを回っていたとき、田舎町の映画館で初めて彼を見た。 たちまち一目惚れして、ボンベイに戻っても「シャー・ルク主演の映画やってるのはどこ?」と道ばたの子どもに聞き回り、見に行った。 帰りの飛行機の中では、「次にカレに会えるのは、いったいいつのことなんだろう・・・」と、本気でさびしくなって落ちこんでいた。 当時は、インド映画のビデオが日本で出回ることなど、夢のまた夢という状況だったからだ。 ところがその後、インド娯楽映画は日本でヒットし−−瞬くうちにブームは去ったが−−熱心なインド映画ファンは確実に残った。 そしてついに昨年の9月、シャー・ルクが来日して、ファンの集いが催されたのである。96年の夏に、抜け殻のようになって飛行機に乗っていたことを思い出すと、隔世の感がある。 もちろん、ミーハーなワタクシは、夜中までクラブイベントに参加しましたよ。 映画の中ではそんなに二枚目という感じがしないのに、実物は、まあなんてハンサムだったことだろう。やはり、やはり、そこら辺のインド人とは、輝きというものが段違いであった。正真正銘のスターだった。 今回上映される映画のうちの一つ、「D.D.L.J.」は、ボンベイで観た、思い出深い作品だ。すべてのインド映画の中でいちばん好きかな。いや、ひょっとしたらすべての映画の中で、ベストかも。それくらい好きな映画だ。 ちなみにD.D.L.J.とは、「でぃるわるどぅるはにゃれぇじゃんげぇ(“勇者は花嫁を連れていく”という意味のヒンディー語)」の略である。 もし、今年の8月10日、時間があるなら、いやなくても、インド映画を観に行きましょう!
by apakaba
| 2003-07-03 12:26
| 映画
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以前はエイビーロード「たびナレ」や「一生モノ https://issyoumono.com/」などでウェブライターをしていたが今は公立中学校学習支援教員のみ。 子供のHNは、長男「ササニシキ」(弁護士)、次男「アキタコマチ」(フランス料理店料理人)、長女「コシヒカリ」(ライター・編集者) by 三谷眞紀 カレンダー
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