あぱかば・ブログ篇

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2007年 11月 03日

タロットカード殺人事件

B級とはいわずとも……A'くらいの作品として見る分にはちょうどいいかな?

最近、スカーレット・ヨハンソンに注目している夫が、劇場に観に行こうという。
二人で映画館へ行くなど、結婚以来たぶん2度目くらいか。
考えてみたら16年ぶりに映画館に行った。

ウディ・アレンはあまり好きな監督ではないので、私はさほど乗り気ではなかった。
前作『マッチ・ポイント』でも、ミステリーと呼ぶには登場人物の言動に粗が目立ち、ただもうスカーレット・ヨハンソンのセクシーさを追うのに監督が夢中という印象を持った。

ウディ・アレンが女好きというのは、他のいろんな作品を観ていても強く感じる。
男はどうでもいい、女優を立たせろ!
その女好き魂には脱帽するが、キミ、役者として登場すると、ウルサイよ。
今回の作品でも、ロンドンにやってきたアメリカ人の奇術師という役を、それは完璧に演じていた。
アメリカ人といってもユダヤ人。
べらべらうるさくシャベリ倒し、いつの間にやら輪の中心に収まっている、自虐に徹した愛すべきユダヤ人。
固定ファンにはたまらないんだろう。
私は、ちょっと、あんまり、得意じゃないんだけどあの芸風。
でも彼の風貌も味方に付けて、すぽんと役にはまっていることははまっている。
観客も喜んでよく笑っていた。
私も笑ったけどね。やっぱり彼、上手だから。

スカーレット・ヨハンソンはコメディセンスもよくて、かわいらしい。
ヒュー・ジャックマンは、あの映画に出てもキャリア的にうまみはゼロと思われる(なにしろ監督は、女優を立たせることにしか興味がないし)のに、きちんと女優を引き立てる演技をしていて、よく出演したねぇと感心させられた。

もっと、重厚で怖い雰囲気のミステリーかと思っていたけれど、軽いコメディタッチの作品だったのが意外だった。
DVD鑑賞で十分だったような気もするものの、新作を劇場鑑賞するというのはちょっとリッチな気分になるものだな。
16年に一度といわず、もう少し頻繁に誘ってくれるとうれしいのだが。

by apakaba | 2007-11-03 22:42 | 映画 | Comments(7)
Commented by ぴよ at 2007-11-04 00:59 x
うおぉぉぉ。
ごめん。まだ見てない映画(しかも見に行く予定でいる)なので
本文読んでないです。タイトルだけに反応。
コレ、ウディ・アレンの新作ですよね?前作の「マッチ・ポイント」が
ウディにしては嫌味が少なくて軽快な展開だった(軽薄なのか?)し、スカーレット・ヨハンソンが何だかんだで結構好きなので、本作も公開を楽しみにしている一作なんです。
・・・単館公開だから、名古屋はまだ公開してないんだよーん(涙)

本来、ぴよはウディのコメディ・センスとは微妙に合わないんだけど
でも彼は確かに上手いし策士だとは思ってる。
好き・嫌いは別にして、彼の能力の高さは認めています。
あ~・・・中途半端なコメントでごめんなさい!
名古屋で公開されて鑑賞したら、改めて読みに来ます!!
Commented by apakaba at 2007-11-04 09:02
ぴよさん、いや、この中途半端な感想がそのまんまなんです!あの人って。
私もそう。
だから、せっかくの新作を劇場鑑賞という私にしてはめずらしい贅沢さなのに、レビューにぜんぜんキレがないでしょう。
彼がそういう人なんだろうなって(ムンクもだが)。

「世界中がアイ・ラヴ・ユー」とかも見たけど、けっこう唄うぜエドワード・ノートン!てことくらいしか覚えてなくて……
>確かに上手いし策士だとは思ってる
まさにコレなんですよ。「このユダヤ人め〜」という評価を「してくれ!してくれ!」って言っているみたいな……
スカーレット・ヨハンソンは、大した玉だぜと夫がよく言っている。
そういう評価の似合う人だね。
Commented by apakaba at 2007-11-04 09:04
ついか。
とりあえずヒュー・ジャックマンは腰抜かす男前っぷり。
変身しないアナタもいいわ!ってね。
Commented by タカモト at 2007-11-04 19:38 x
なーんかホントB級的な邦題ですなぁ。(笑)

ほとんどウディ・アレンの作品って見たことがない。
「アニーホール」と「マンハッタン」ぐらいかなぁ。
「マンハッタン」のポスターがスゲー強烈にステキーだったのを覚えている。
当時は劇場に300円でポスターが売っていたので買ってしばらく部屋に張ってたなぁ。(笑)

彼はとことん好きな女優は使いまくりますよね。
Mファローなんてほとんどの作品に出てるんぢゃねーか。
Commented by apakaba at 2007-11-04 22:34
ヒドイ邦題だよね……ヒュー・ジャックマンつながりで「ニューヨークの恋人」という邦題もあったがあれもヒドイ、見る気が失せる邦題だわ。
けっこう古い作品を観ていたんですね。
私は「マッチ・ポイント」「さよなら、さよならハリウッド(途中で挫折)」「世界中がアイ・ラヴ・ユー」くらいかな?
女優大好き!女優命!って感じがひしひし来るのは、かわいいジジイってとこでしょうか。
でもオスメント君に似ている。
Commented by 満腹ボクサー at 2007-11-05 11:50 x
>16年に一度といわず、もう少し頻繁に誘ってくれるとうれしいのだが。

あれっ? 「一人きりになる時間」ではこんなこと言ってたけど。

>夫が「おう、買い物行くの。いっしょに行こうか。」「散歩にいっしょに行きましょうか。もう夏も終わりだし。」とか意味のわかんないことを言ってついてこようとする!もとい、ついてきてくれようとする!
>「私は一人になりたいのよ。」など、口が裂けても言わず

うーん、難しいな。でも、勉強になりました。この勉強が役に立つ日が来るかどうかは分かりませんが。
Commented by apakaba at 2007-11-05 15:52
一人きりにはなりたいよ。
あちこち行くときに、みんな払ってくれるのがうれしいの。
身も蓋もないでしょう!


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