あぱかば・ブログ篇

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2007年 11月 05日

中学生にかける声

文化の日の夕方、朝早くから出かけていた「アキタコマチ」が帰ってきた。
「はいおかーさん、おみやげ。」

町内運動会のパン食い競争で一位になった賞品を取り出す。
キッチンペーパーと、台所用のスポンジだった。
キッチンペーパーは、ちょうど切らしていてその日も買い忘れていたので、
「ありがとう。ちょうどよかったよ。助かるわあ。」
と言ってその場で包装を開けて取り付けた。
スポンジもだいぶ汚れてきていたので、
「これもちょうど古くなっていたから取り替えよう。」
と言って、目の前で古いスポンジを捨てて、さっそくおみやげのスポンジを開けた。

当然、「アキタコマチ」は得意満面。
「ふっ、オレはおかーさんの困っているものがわかるからね!ふふっ、オレったらパン食い競争でダントツだったしー。」
ふつうの徒競走だったら一位になるほど足は速くないけど、パン食い競争なら彼にも勝機を得ることができるわけだな。

学校の成績もぱっとしないし、子供って褒めることが年々難しくなってくる。
褒めて伸ばせとかいうけど、そんなの理想論だよ!教育者にあるまじき発言ですが。
でも、やっぱり中学生は小学生までとはちがう。挫折を知る時期に、入っているのだ(そのようなことを前に書きました。重松清さんは5分でも重松さん。

「アキタコマチ」が中学生になって半年、今までのように遊び暮らしてはいけないということを言い続けてきたが、そう簡単には生まれ変わらない。
夏休み以降は、たいてい「アキタコマチ」に怒っている。
褒めてやりたいという気持ちはいつもあるけれど、褒めるきっかけが、ない……パン食いでもまーいいか。
褒めるきっかけを逃さず捉えろ!
明るい声をかけてやらないと、子供はしおれていくから。

by apakaba | 2007-11-05 17:07 | 子供 | Comments(11)
Commented by ぴよ at 2007-11-06 00:58 x
「誉めて伸ばす」っていい言葉だけどさ、
この言葉の意味を「叱らない事」だと勘違いして、我が子をロクに躾ける事も出来ずにダメっ子にしちゃう親、最近多いじゃんか。
眞紀さんは「怒ってばっかり」みたいに自分の事を書くけど、怒る事と叱る事は似ているようで全く違うし。
自分が叱られるような事をしたから親が怒ってる(叱ってる)んだと子供はちゃんと理解していますよ。

そうじゃなきゃ、得意満面で親に運動会の戦利品を渡しはしない。
親の喜ぶ顔が見たいと思う子供って、理想的じゃないですか♪
それってきちんと「誉めて伸ばす」教育が出来てるという事ですよ。
Commented by sora at 2007-11-06 06:47 x
会社組織も一緒だね。ホント。全く一緒だ。
新人の頃は褒めることで伸びるし、褒めるところはたくさんある。でも歳を撮ると、叱ることしかなくなるし、褒めようにも、もうスタイルが確立されてて、褒めようがない・・。まぁ、ここは子供と違って本人に責任の一旦があるんですけどね。
勿論、僕ももう、褒める要素は少ないけどね・・・。
冬のボーナスの評定の時期で、どう指導するか悩んでいたところです・・。自分がどう評価されるのは、もうどーでもいいけど、下をどう評価しどう伝えるか・・・胃が痛い。
Commented by k国 at 2007-11-06 07:49 x
私が中学校の頃は親から小言しか聞いてない、当然反抗します。
だから怒りっぽい子と思ってたらしい、自衛のためそれ以上言わせないようにしてたんだけど、演技力が上回った。
姉が何も言わなくても勉強できたので、とばっちりが私に来た。
勉強らしきを全くした事が無いので、親から見れば当然といえば当然なんだろう。
叱り方って難しい、小言は何万回言ってもプラスにはならない、嫁さんの第一条件は小言を言わない陽気なタイプでした。
それにしても私ら世代は褒められた事が無いくらい、怒られて仕事をした。上手く出来たら当然で、常に競争の世代でした。

中学校の頃って挫折ばかりで、自信が一番無い頃、早生まれの晩生だったから、2年生の後半で身長も運動能力も一気に伸びたけど、意識が駄目な自分という思いをを乗りこせない。
卒業して全然別の環境に行った時、周りから野球して凄いな~と言われても、最初は冷やかされてるのかと思ったくらい自信が無かった。

アキタコマチは他の子に無い良い所をいっぱい持ってる、今から何で食べるか、何を本職にするかを意識してくればいいことで、
それが決まれば自ずと何をしなければならないかが決まるのでは。
Commented by apakaba at 2007-11-06 08:33
中学生レス。
ぴよさん、小学生に日々勉強教えてるとね、「キミら、褒められるとほんとに伸びるわね……」ということを強く感じる。
赤ちゃんなら、うんちしてもおしっこしても褒められるし生きてるだけで毎日褒められるもんねえ。
でも大きくなってくると難しくなるね。
「アキタコマチ」にも、「お父さんに誕生日プレゼントを買っておいたの、やさしいね。」とか「その服いい色だね、いい色を選んだね。」とか、ほんのちょこっとしたことで声をかけています。(そうしないとマジで褒めるきっかけがないんだわ)
本文に書いたやりとりは、中学生男子との会話にしてはいささかガキっぽいな?とは思ってます。
でも息子と母親って、わりといつまでもこんな感じかなあとも思う。
息子と父親はこういう「キッチンペーパー助かるわ」なんて会話は、まあ、ないでしょ。
いずれ離れていく子供たちなので、徐々に手放していこうかなと。
Commented by apakaba at 2007-11-06 08:33
中学生つづき。
soraさん、アハハ……胃を痛めているsoraさんが、嗚呼、他人事とは思えない。
うちの夫も全く同年代なので、組織の中の上や下の人間の半ばで胃を痛めていますよ。アハハ(笑ったらいかん)

K国さん、昔の親のほうがシンプルだったようにも思えますね。
親ってがみがみ怒ってるもの!みたいな。
夫はすごーいがみがみ親父なので、昔の父親風だなあと思っています。
頑固な雷親父。
今、母と娘とか父と息子が「友だち親子」になっているヒトが多くて、ゲエエって感じぃ。
親は不条理でもなんでも、どこかで毅然としていないとね。
それに反発を覚えるのも青春だし。
Commented by はなまち at 2007-11-06 10:52 x
外飯母子とか言う言葉あるようですね。
外食ばかりしている母娘。娘は30を超えるか。
おかーさん、それ似合うわよと・・・・服を買わす。
で、自分が着る。
Commented by apakaba at 2007-11-06 13:32
そういう母子ってね。

夫婦関係が、男と女でなくなっているケースが多いように思いますね。(あー言っちゃった)
Commented by のこのこ at 2007-11-06 19:56 x
みなさんのコメントがすごく興味深いです。

どちらにしても家に帰ったらお母さんがいるって事がすごくうらやましい。玄関あけたらすぐ賞品自慢できるなんて!(鍵っ子でした)

私はまだうんちしただけで褒めてる段階の母ですが、ゆうだいにはそろそろ叱る事もしないとね。

とおもいきや。
叱るネタがないんだよなあ。私、他の大人に比べると世の中でやっちゃダメだと思う事や危険と思う事が少なすぎるもので。(汗)
常識的なしつけができるのか今から不安。
Commented by apakaba at 2007-11-06 21:57
私もずっと鍵っ子だったから、今の自分の家庭って自分の育った家庭とぜんぜん環境がちがう。
それが、いいのかどうか自分でもよくわからない。
いつでも母親がでーんと家にいるのって、それなりにうっとうしいだろうとも思うし。
よく男子が「親がいつもいるからエロビデオも見られない、オマエの家はいいよな」とか言ってた。
でも、やっぱり自分が10代だったころに、心の中には「さびしい」という感情がいつもあったような気がする。
だからまあ、こんなんでいいのかな?

>常識的なしつけができるのか今から不安。

今、不安に感じていてもまあしょうがないんじゃない?
そのときそのときで、変わっていくし変わらざるを得なくなるだろうし。
やっぱり「自分」と「自分の子」ってぜんぜん別人だし、社会との関係性っていろいろ出てくるもの。
だから今から心配しなくても、いいんじゃない?
Commented by ogawa at 2007-11-06 23:10 x
ウチの大学生を見ていたら、「ゆとり教育」という名のもとに、いかに自己中心的で人の心を思いやらない人間を形成していることが多いのがわかります。

やっぱり教育は「親」のしつけ、「先生」の教えがあって成り立つと思う。
自分が世界の中心で人の話を聞かない親の多いこと・・・頭痛いわ。
Commented by apakaba at 2007-11-06 23:34
日々おつかれさまです。
人は、よくないコトの原因を外に求めると安心するもので。


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