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あぱかば・ブログ篇

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2003年 06月 10日

だれの受験?

きのう、子供を連れてディズニーランドに行ってきた。
6年生の「ササニシキ」は、ここのところ塾の勉強が忙しくて、家族で遊びに行くことがまるでない。
私も、この一年間は我慢して、息子の受験のために身を捧げる覚悟・・・でいた、はずだった。
しかし、きのうの「ササニシキ」のうれしそうな顔を見たら、息抜きも必要だなあと思った。

受験するのは本人だし、幼稚園児のお受験と違って、もうあの年になると、自分の人生を自分で選択していく気持ちも芽ばえてきている。
受かろうと落ちようと、本人の責任、親は黙って、できる限りその環境を整えてやること。私の母親も、そういう態度が一貫していた。
(うちは母子家庭だったので、じっさい私の勉強にかまっている余裕がなかったせいもあるけれど。)

高3の冬休み、いわゆる最後の追い込みどきに、母は私をひとり置いて姉と一緒にスキーに行ってしまった。
私は、まさか予備校の冬期講習、しかも年越しを、ひとり置いてけぼりにされることになろうとは思ってもいなかったので仰天したが、母の理屈はこうだった。
曰く、
「おかーさんが勉強するわけじゃあない。おかーさんは関係ない。それにあんたが試験に“すべって”はいけないから、おかーさんが代わりに“すべって”きてやろう。ぞんぶんに」
それは“へ”理屈というんではないでしょうか・・・
まあそういう親だったので、自分も子供の勉強に対して、アツくなれないというか、突き放して見ているところがあるのだ。
アンタはアンタの人生、っていうかんじの。

前置きが長ーくなりましたが、急遽決定、私はこの夏にヨーロッパ行きです。
レンタカーでドライビング。
「ササニシキ」以下コメたちは、おばーちゃん(以前の「おかーさん」)に預けるのだ。
おばーちゃん(以前の「おかーさん」)は「あぁそれはいいわねえ」とすでにニコニコ。
血は争えません。

by apakaba | 2003-06-10 13:58 | 子供 | Comments(0)


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