あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ
2008年 02月 28日

子供と読書を張り合う

「ササニシキ」が少し前まで『一瞬の風になれ』を読んでいたようだ。
学校の図書館で借りたという。
学校も流行の小説をすぐに入れるのだからえらいな。
「へえ!あんた司馬遼太郎ばっかり読んでたのに。こんな今風のもん読んで、どうしたの?」
「司馬遼太郎ちょっと休憩。友だちが読んでたから。」

私が高校生になって最初に学校で借りたのは山口百恵の『蒼い時』だったなあ。
やっぱり、クラスの友だちが読んでいたのを見て私も借りたのだった。
この年ごろ、友だちの影響は大きいものだ。

と思ったら、今度は『万延元年のフットボール』を手に持っている。
「あれ?『一瞬の風になれ』は終わったの?この本ならうちにあるのに。」
「うちにあったのかー。おもしろかった?」
「いや、おかーさん大江健三郎はひとつも読んだことがない。お父さんの本だよ。お父さんの本棚にあるよ。」
「べつにもういいや、図書館で借りちゃったから。」
「なんでまた?」
「ん、友だちが読んでたから。」
「またかい。」

「ササニシキ」の友だちは読書家が多く、新訳版『カラマーゾフの兄弟』を、出たとたんに読破したという子もいるという。
たいした人だ。
私も、読む量は多くないながらも読書は毎日しているのだが、長男の読書量にはもう勝てない。
数日で文庫1冊読んでいるようだ。

「おかーさんは今なに読んでるの。しばらく戦後史っぽいものに凝ってたじゃん。」
「凝ってないよ。今はずっと『西行花伝』と『巨大建築という欲望』ってヤツ。その前は『帝国との対決』ってヤツ。これメチャクチャおもしろかった。オマエなら十分読めるよ。」
「はーん。」

私は、恥ずかしながら司馬遼太郎も大江健三郎も(『一瞬の風になれ』も)、ひとつも読んだことがないのだ。
それは息子に対して、ちょいと引け目。
でもまだ、読書のクオリティーは負けていないつもりだっ!
まだまだ若いモンには負けん。

by apakaba | 2008-02-28 23:07 | 子供 | Comments(9)
Commented by ぴよ at 2008-02-29 01:33 x
痛いネタだなぁ。
それこそネットにハマる前は1ヶ月に最低20冊、多ければその倍は
読んでいたぴよですが、ここんとこ「週1冊」をクリアするのがやっと。
しかも読むのは大衆娯楽推理小説がメインよ。とほほほほ。

思えば中学・高校時代はマンガも読んだが本もよく読んだ。
ぶっちゃけ知能指数が低いので、中学時代は「世界名作児童文学」専門
(ハイジとか15少年漂流記みたいなヤツよ)
高校に入ってようやく太宰だの三島だの谷崎だのにハマり、そこから国内・海外古典文学やらジャンルを問わず読むようになった次第。
でもぴよはねー、若い頃より確実に読む量も質も落ちてる。
読書が「頭の栄養」じゃなくて「頭の休息・娯楽」に切り替わってる。
ちょっぴり悲しい反面・・・そんな読書もまた楽し♪←結局バカはバカ(涙)
Commented by apakaba at 2008-02-29 08:09
一ヶ月で20冊ってすごいね、うちの旦那(仕事だから)みたい。
太宰三島谷崎というのもすっごい王道だなー。
日本人なんだからまず王道いかないとねえ。といいながら、私はあんまり読んでいませんトホホ。
なんか王道ものって、タイミングはずすとそのあとの人生のどこで出会えばいいのかわからないってトコあるよね!言い訳めいてるが!

「ササニシキ」は次が夫に借りた「チーム・バチスタ」らしい。
そして夫は「アキタコマチ」に借りた「DIVE」らしい。
Commented by Kay at 2008-02-29 13:06 x
かなり読書ペースは落ちたものの、週2冊かな。山ほど積読の本があるので、まとまった時間ができると一日本を読んでいると言う状態も多いですね。「チームバチスタの栄光」良かったですよ。太宰、三島、谷崎は高校時代に全制覇しましたが、今頃読み直すとまったく違った意味で面白いです。特に谷崎の耽美調は子供ではわからないものが多いですね。
Commented by apakaba at 2008-02-29 13:20
読書。
はなまちさん、勝間和代さんは超人ですねえ。
本代は彼女ほどの人なら痛くもかゆくもないでしょうけど、我々平民には頭痛い問題ですものねー。

Kayさん、おお王道読破派。にっぽんじんはこうでないとイケマセン。
「チームバチスタの栄光」は夫がけっこうおもしろいぞと言って息子に貸していました。
親子で本の貸し借りができるようになると会話もいっちょまえで楽しいです。
Commented by apakaba at 2008-02-29 20:35
あーアレでしょ。×ブ本ですよね。
なんかねえ、啓蒙ちっくなのはヤダなの。
えらそーでしょ。
Commented by Kay at 2008-02-29 22:19 x
ハイ、読破しました。xぶ本。途中からもう良いよ、わかってるよ、それができれば何でもできるよ。あなたほどひどくないとと突っ込みたくなるような本でした。読んだだけで、気分が悪くなり食欲落ちそうな本です。。。。本当に効果を出さなければ。。。
Commented by apakaba at 2008-02-29 22:29
あははははははははは!!!
でしょーーっ!
Commented by ぴよ at 2008-02-29 23:43 x
チーム・バチスタはぴよも読んだよー。
ずーっと読みたくてうずうずしてたけど、映画化が決まってたから
映画見るまでは原作読まないでおこうと思って我慢してて←アホ
試写会で映画見た直後に猛烈な勢いで読んだわさ。

単純に面白いよ。眞紀さんもヒマがあったら読んでみてちょー♪
Commented by apakaba at 2008-03-01 21:45
わかりました。
「ササニシキ」のあとに借りるよ。
映画と原作って、えてして映画のほうがダメなことが多いけど、たまにどっちもいいとすっごく楽しいよね。


<< ガイシャオーナーの悲喜こもごも      信頼に値する話し方をしたい >>