カテゴリ:直島旅行2010( 12 )


2010年 11月 06日

夫が妻を撮ると@直島

きのう、今さらのように直島旅行(旅行記)で夫が撮った写真をDVDに焼いてくれた。
550カット入っていて、その内100カットくらいに食中毒真っ最中のトホホな妻が……!
ずいぶん撮るわね。愛妻家だねえ(え、ちがうの?)

「アキタコマチ」に見せると、「お父さん、写真うまいね。」と言って、あれこれえらそうに批評していた。

私は、今まで旅行に行っても写真を一生懸命には撮らなかったのだが、3月にシンガポール(旅行記)へ行って撮影をしたら意外と楽しかったので、直島でもそれなりにたくさん撮った。
夫は私がカメラに四苦八苦しているところばかり狙って撮る。
悪趣味だねえ。
だから100カットの多くは、私がカメラを持ってムズカシイ顔をしているところだった。



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アートのベンチに座り込んでがんばっています。

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背中に必死さが出ているでしょう。
スカートも引きずっています。

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杉本博司作品を撮ろうとしてしゃがみ込んでいる。
「おかーさん、これは手の甲が筋張っていて年寄りくさい。Photoshopで、修正の腕の見せどころだ」と言っていたけど無修正。
「だって食中毒で痩せこけてるんだもん。手の甲の肉もそげ落ちてるんだもん。」

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3日目朝、かな〜り口もきけない苦しい腹具合。
なにも食べていません。

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これは私が気に入ったおもしろい写真。
並んで海辺に面したガラスに向かっている。
シルエット越しに、明るいレストラン室内と、テーブルと、瀬戸内海の夜景がかわるがわる写り込んでいてだまし絵風。
それにロマンチック。

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「アキタコマチ」は「これが一番いい」。
「よく撮ったなって感じ。この距離から。」
瞳にキャンドルライトが入っていてこれもなかなかロマンチックよ。
でも本当は、お腹がつらくて、あたし口がきけないの……!

もっと山ほど撮っていたけどこんな具合です。
写真を見ると、夫よりも実際はトイレと二人連れだった夏の旅を思い出します。

by apakaba | 2010-11-06 22:29 | 直島旅行2010 | Comments(8)
2010年 10月 16日

直島旅行その11(最終回)・住民のつくる島

その10のつづき。

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民家の外壁に、毛糸を使ったこんなアートもあった。

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「なんだこの花は?見たことないぞ。」
「これはケイトウでしょ。鶏のトサカに似てるから。」
「へえー、おもしれえ花だな。君はなんでもよく知ってるな。」
「ケイトウくらい誰でも知ってるよ……毛糸とケイトウ、なんちゃって……」
「ナルホド……」

つづき。いよいよ帰途へ

by apakaba | 2010-10-16 16:52 | 直島旅行2010 | Comments(4)
2010年 10月 05日

直島旅行その10・碁会所と石橋 日本の美のすがた

その9のつづき。

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次の「家プロジェクト」の目的地まで、のろのろと歩く。
のろのろしているのは、腹痛のためと、暑いからである。
静かな民家の間を歩いていると、各家の表札とは別に、こんな金属製のプレートがおそろいで取り付けてあることに気づいた。
屋号だろうか。
陽の当たる角度によって、プレートに穿たれたひらがなの文字も、ちがった角度で壁に映る。
ポップでかわいらしい。

この他にも、ちょうど「のれんプロジェクト」というものもやっていた。
民家の軒先に、伝統的な色合いの布地に大胆なデザインがプリントされたのれんがかかっていて、それらを見ながら歩けば灼熱の道のりでも目だけは涼しくなる。

つづき。もうひとがんばり、家プロジェクトを見よう

by apakaba | 2010-10-05 18:11 | 直島旅行2010 | Comments(2)
2010年 10月 01日

直島旅行その9・角屋と南寺

その8のつづき。

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護王神社のあった山を下り、ほかの家プロジェクトを見るために本村(ほんむら)地区を歩く。
家プロジェクトの見学には、1000円の共通チケットをあらかじめ購入しておくとまわるのに便利だ。

つづき。暑いががんばって歩くのだ

by apakaba | 2010-10-01 01:04 | 直島旅行2010 | Comments(6)
2010年 09月 30日

直島旅行その8・護王神社——“神”への階段

その7のつづき。

近所の飲み友達から、「直島に行って、ベネッセハウスにも泊まってきた。お料理もおいしくて、とてもよかった」という話を聞いたのは6年ほど前のような覚えがあるが、そのときは「どうしても行きたい」とまでは思っていなかった。
直島へのあこがれが決定的になったのは、5年前に行った「杉本博司 時間の終わり」展(記事こちら)でのことだった。
彼が手がけたという、直島の「護王神社」をつくるプロジェクトをそこで知った。

江戸時代から祀られていた護王神社は、老朽化にともない再建が待たれていた。
1998年から始まった「家プロジェクト」の一環として、この古い神社を、形式にとらわれず自由な発想をもって現代によみがえらせることとなった。
この模型が、5年前の杉本博司展に陳列されており、写真作品や造型作品に驚かされつづけていた私は、“ここにどうしても行ってみたい”と強く思ったのだ。

神聖な気に満ちた場に……神は宿る……この島の気が流れているところは……、もう少しか……?

同じ言葉を頭の中で反芻し、よろよろと山道を登る。
体調が普通どおりであったらどうということもない登り坂だが、今の自分には、快晴の暑さも相まって地獄の道中だ。
神の気を求めて地獄の道中とは皮肉、いや、世界の聖地をめざす巡礼だって困難な道を行くものだ!
ガンバレ!

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小山の頂に、とても小さな神社があった。

つづき。護王神社参拝など

by apakaba | 2010-09-30 10:42 | 直島旅行2010 | Comments(3)
2010年 09月 19日

直島旅行その7・ディナー後の散策と三日目の体調不良

その6のつづき。

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ディナーで調子に乗って食べ過ぎたかな。
といっても、一人前の半分以下しか食べていないのだが。
テーブルに座っているときはいい気分だったが、急速にまたお腹の様子が悪化してきた。
しかし食後酒まで飲んで幸せいっぱいな夫(@重症クサマ中毒者)は、
「散歩をしよう。黄かぼちゃを見に行こうぜ!」
と、夜の浜辺へ歩き出す。
すぐに部屋へ帰って横になりたい気持ちを抑えて、笑顔を作る従順な妻のあたし!

つづき。もうひとがんばり

by apakaba | 2010-09-19 16:52 | 直島旅行2010 | Comments(14)
2010年 09月 16日

直島旅行その6・ベネッセハウスミュージアムと、ホテル贅沢三昧

その5のつづき。

体調最悪のため、おいしそうな朝食をほとんどなにも食べられないままで、散策をすることになった。
今日は遠出をせず、我々の泊まっている“パーク”棟から歩いて行かれる“ミュージアム”棟へ。
“ミュージアム”は、美術館ベネッセハウスミュージアムと、ホテル、そしてきのうの夜、私が夕食をほぼ食べられなかった日本料理「一扇(いっせん)」のある棟である。
“パーク”から“ミュージアム”まで、宿泊者専用バスも出ているが、徒歩なら、途中に点在する屋外アートが楽しめる。

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きのう地中美術館で見たウォルター・デ・マリアの作品が、海辺にあった。
つるつるに磨かれた石は、このように晴れていれば鏡のようになる。
撮影している自分の姿が、2個の目玉に映っているみたいだ。

つづき。またまた写真満載でいくのだ

by apakaba | 2010-09-16 18:00 | 直島旅行2010 | Comments(6)
2010年 09月 14日

直島旅行その5・二日目朝のパーク内散策

その4のつづき。
今回は文章を最小限にして、写真中心でいく。
そのほうが、ベネッセハウスと、ここの立地のすばらしさが見えると思う。

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朝食は“パーク”棟のはずれにあるテラスレストラン「海の星」で。
客室から歩いていく途中、こんな、夢みたいに美しい通路を通る。

つづき。写真てんこ盛り、アートもてんこ盛りです

by apakaba | 2010-09-14 11:54 | 直島旅行2010 | Comments(6)
2010年 09月 12日

直島旅行その4・ベネッセハウス宿泊一日目

その3のつづき。

ベネッセハウスは、不思議なことがいっぱいのホテルだ。
料金は高級ホテルのお値段、料理も一流だといわれている(まだ食べていないけど)。
それなのに、スタッフが皆さんなんというか……“不慣れな感じ” “素人っぽい”雰囲気なのである。
プロのホテルマンの教育を受けた人たちではないように見える。
いいホテルのホテルマンって、立ち居振る舞いがきびきびとスマートでしょう?
ここの人たちは、それぞれにせいいっぱいがんばってはいるのだけれど、どこか動きがのそのそしている。
「きのうまで教材を売ってた人なんじゃないの?(ベネッセだから)」
という夫の言葉はあながち冗談とも思えない。

つづき。部屋に入ってみましょう

by apakaba | 2010-09-12 13:45 | 直島旅行2010 | Comments(2)
2010年 09月 11日

直島旅行その3・地中美術館

その2のつづき。

地中美術館には、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの3人の作品が展示されている。
自然の景観を損ねないように、建物を地中に埋めるという安藤建築のコンセプトは、以前に行った大山崎山荘美術館と同じである。
おととし、安藤忠雄建築巡礼の旅とおおげさなテーマを設けて大阪と京都をまわったときに、大山崎山荘も訪れていた。
そのときの感想は、「湿度が高めに保たれていて、暗さと相まって眠気を催すような、胎内的な空間」というものだった。
現代アーティストふたりの部屋はともかく、モネの部屋はきっとこの地中美術館でも同じような雰囲気なのだろうと予想していた。

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つづき。ところがー!(館内の撮影は禁止です)

by apakaba | 2010-09-11 12:13 | 直島旅行2010 | Comments(9)