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2003年 07月 31日

「中学受験勉強がおもしろい」

今日はいつにも増して掲示板の回転が速く、追いつくのに必死だ。
一段落したかなと思って目を上げると、あ、もう12時近い。
−−「ササニシキ」はどうしたっけ?
書きこみをやっていたら、受験生(小6)の長男が寝たのかどうかをすっかり忘れていた。
口がきけるようになって以来「おかーさんおやすみ」と言わずに寝たことは一度もないので、さてはまだ起きているのか。

勉強に夢中になっていて、寝るのを忘れていたという。
私のところに来て、
「あぁ・・・勉強が・・・おもしろい・・・」
とひとりごと。

彼の成績は、とても悪い。
志望校(とくに難関校ではない)の合格確率は、現在10パーセントと分析されている。
一発逆転をねらえるパーセンテージではないように見えるのだが、本人はまるで焦らず、10パーセントという数字もまるで気にしていない。
ただ勉強がおもしろくてやっているだけなのだ。
ウソみたいだけど、ほんとにそうらしいのだ。

走ってきたあとみたいな呆けた顔の「ササニシキ」に、
「勉強はいいけどもうちょっと早く寝なきゃ」
というと、
「おもしろくて・・・途中でやめられない・・・」
と、夢から覚めた人のようにつぶやく。
夏休みに入って、あきらかに彼の中で知識欲と快感がぴたりと重なっているのが見える。こうなると止められない。

これくらいの子にとっては、TVゲームも、公園で遊ぶのも、勉強も同列なんだなあ。
「おかーさんおやすみ。」
「お休み『ササニシキ』。あしたはたくさん寝な。」
「ん。」

by apakaba | 2003-07-31 13:06 | 子供 | Comments(0)
2003年 07月 29日

ひいおばあちゃんが泣く

私の実家へ数日間泊まりに行っていた「アキタコマチ」と「コシヒカリ」を迎えに、横浜まで行ってきた。

ママチチの母、つまり彼らにとってひいおばあちゃんにあたる人が、92歳の高齢で、ここのところめっきり弱ってしまい、私の実家にいっしょに住んでいるという(ひいおばあちゃんについては、2003年6月15日分参照)。
実のひいおばあちゃんではなく、つい最近までひとり暮らしをしていた人だから、彼らも今回が初対面(私ときたらお会いしたことナシ)である。

ひいおばあちゃんは、実家に来てから4つのことしか口にしないそうだ。
よく眠れない。
うんちが出ない。
もう死んじゃいそう。
食べる気がしない。
この4つばかりを、日がなくり返しているというのだ。
そんなおばあちゃんのいる家に子供ふたりも行ったら、負担ではないのか、と心配だった。
けれども母は「いいのいいの、大丈夫」と言って連れていってしまった。

待ち合わせ場所で落ち合って、
「で、おばあさんはどうだったの。」
と気になっていたことをさっそく尋ねると、子供らはふふっと笑って、
「あのね、ひいおばあちゃんね、オレたちが帰るとき、泣いたんだよ。」
という。
子供が帰るのがさびしくて、ぼろぼろと泣いたのだそうだ。
4つの言葉はもちろん忘れ去り、たのしいねえたのしいねえと喜んで、この数日を子供たちとともに過ごしてくれたらしい。
そして最後に、
「『アキタコマチ』ちゃん、『コシヒカリ』ちゃん、またね、またね」
と言って、別れを惜しんでくれたという。

ひ孫のような、そうでもないような・・・でも血縁なんて、この際関係ないな。
いまはどこが病気というわけでもないけれど、なにしろ年が年なので、いつどうなるかわからない。
また近いうちに、会わせてあげなければ、と、一度も会ったことのない祖母のような人のことを、今日初めて真剣に思いやった。

by apakaba | 2003-07-29 13:03 | 生活の話題 | Comments(0)
2003年 07月 28日

西向くサムライ

イスラエル旅行記の連載も終わっていないくせに、新しく次に始める旅行記の準備として、現像してあったフィルムを写真屋へ持って行った。
CDに焼いてもらうためである。
店員の若い男性は、
「できあがりに中三日かかりますから・・・ええと・・・7月は・・・・・・7月って、31日ありましたっけ?」
なんて非常識な奴だ。
大の月・小の月の区別も知らないとは。

西向くサムライ

って、覚えていないのか!?
思わず教えそうになったが、また
「サムライってなんですか?どうして“士”がサムライなんですか?」
とか聞かれて、長引くとやだなと思って黙って帰る。

by apakaba | 2003-07-28 13:03 | 生活の話題 | Comments(0)
2003年 07月 27日

メルセデスA160、トラブルが続いた

私のクルマはメルセデスのA160、愛称ポチだ。
私が杉並ヤナセで、アラブ式の粘り腰で値切り倒して買った、可愛い可愛いわんこのようなクルマである。
ところがポチはここのところ週一回くらいの頻度で、ヤナセのサービスに出している。

先々週、ポチ、時計とタコメーター部分のバックライトが切れた。
ギアの表示も見えなくなり、ちと危険。

先週、ポチ、トランクが開かなくなった。
以前から開けづらかったけれど、出かけようとした矢先に完全に開かずのトランクとなり、不安。

そして今日、ポチ、運転席の高低を調整するシート脇のレバーが折れ、はずれてしまった。
極端に体の大きさがちがう我々夫婦が交互に乗るには、このレバーはなくてはならない。私が調節した直後にぼきっとやってしまったので、いまは私しか運転できない。
夫はシートに入ることすらできない。

レバーの件は、私の動かし方が乱暴だったのかもしれない。
それにしても、たかだか女がぎこぎこレバーを動かしたくらいで折れるとは何事だろうか。
前の二件は、もちろん無料で直してもらった。

乗り始めてまだ二年経っていないくらいだが、これまでもいろんな不具合があった。
ワイパーがいやにぎぃぎぃと鳴り、フロントガラスを強くこすりすぎる。
窓を開け閉めするたびに、なにか引っかかるような音がする。
計器類の奥あたりから、びびびびびという振動(ビビリ音)がする。

外車はこまかい不都合があって当たり前、とよくいわれる。
きちんとできていると評判のドイツ車でも、こんな感じ。
仏車、イタ車、どうなんでしょう。
ヨーロッパで、レンタカーなんかで用意されちゃったら、怖いねぇ。

by apakaba | 2003-07-27 12:59 | 生活の話題 | Comments(0)
2003年 07月 25日

大好きな近所の居酒屋

夫が臨時のお休み、「ササニシキ」は塾の夏期講習で帰りが遅く、「アキタコマチ」と「コシヒカリ」は横浜の実家へ泊まりに行った。
6PM、子供はゼロ人。となればやることは一つだ。
「飲みに行こう。」
近所の居酒屋は先日リサーチ済みだ。

おととい発売解禁になったヱビス黒、銀河高原ビール、シークワーサービール、焼酎「魔王」のロック。
鳥わさ。
谷中生姜。
ゆでまこも。
じゅんさいの二杯酢。
ラムチョップのバルサミコ酢ロースト。
ブラックオリーブとグリーンオリーブ。
鴨とねぎ焼き。
仕上げにラーメン屋へ寄って、素晴らしく幸せ。
9PM、いっちょあがりだ。

by apakaba | 2003-07-25 12:58 | 食べたり飲んだり | Comments(0)
2003年 07月 23日

ジェフリー・アーチャー仮出所

イギリスの人気大衆作家であり元保守党議員のジェフリー・アーチャーが、21日に刑務所を仮出所したというニュースを見た。
議員時代の1987年、売春スキャンダルに巻き込まれた際に、偽証罪に問われていたという。

『百万ドルをとり返せ!』『大統領に知らせますか?』『十二枚のだまし絵』『ケインとアベル』など、彼の著作を学生時代に集中的に読んでいた時期がある。
そのつながりで、似た系統のアーサー・ヘイリーの『ホテル』なども読んだ。

最近はネットをよく見ているから読書じたいがあまり進まないうえに、読む本が学者の専門書に偏っている。
あんなふうに、大衆娯楽小説をざーーーーっと読みすすめる快感は、もう何年も忘れていた。
ジェフリー・アーチャーの名前すら、ずっと忘れていた。
こんどフランス行きの飛行機の中で読むために、文庫を買っていこうかなときゅうに思いたった。

by apakaba | 2003-07-23 12:57 | 文芸・文学・言語 | Comments(0)
2003年 07月 22日

「コシヒカリ」は、まだ夢の中の住人。

今日は、末娘「コシヒカリ」の6歳の誕生日だ。
ほんとうならケーキでも焼いてお祝いしてやるところだが、今夜は幼稚園の“お泊まり保育(年長児だけが幼稚園に一泊する行事)”というもので、本人が留守である。

娘は私に似ているとよく言われる。ちかごろはとくにそう言われる。
サイトのトップページのタイトルロゴを作ってくれた謎の絵師KAJIくんに言わせると、
「メルモちゃんが赤いキャンディーでぴゅーっと小さくなったような」
そっくりさだという。
私は自分の顔を好きでも嫌いでもないが、人からそういわれるのは、何故か悪い気はしない。(でも長じた娘のほうは嫌がるものと決まっている。)

高名な教育者シュタイナーは、
「七歳までの子供は、神様からの預かりもののようなもので、夢の中にいるかのようにふわふわキラキラした世界に住んでいる」
といったことを述べていたそうだ。
シュタイナー教育については少しも詳しくないけれども、この考え方には、ふたりの息子を育てた経験から、「たしかにそうだな」と思っていた(サイトの子供部屋〈「ササニシキ」と「アキタコマチ」が好きなこと。〉中、〈「アキタコマチ」の場合〉を併せてどうぞ)。

だとすれば、「コシヒカリ」が夢のなかの住人でいるのは、あと一年。
抱っこしてちゅー、「おかーさんのかわいいかわいい女の子、おかーさんのところに来たプレゼントちゃん」、ただただ猫ッ可愛がりしてやるのにも、タイムリミットがあるのだな。
そしてそれを過ぎたら、あとは孫・・・

by apakaba | 2003-07-22 12:54 | 子供 | Comments(0)
2003年 07月 21日

水出し麦茶のパックを買ってみた

麦茶は一年中つくっているが、暑くなると消費が激しく、麦を煮出してつくるのが追いつかなくなる。
先日、初めて「水出しパック」というものを買ってみた。
冷水に放りこんでおけば、勝手に麦茶になってくれるらしい。なんて簡単なんだ。
どうせコドモには味などわからんだろうと思って、なにも言わないで出してみた。

「コシヒカリ」・・・「うーっ、まずい!へんなあじがする!なっとうのにおいだ!なっとうむぎちゃだ!」
「アキタコマチ」・・・「この麦茶、おかーさんがつくったんじゃないんでしょう。ペットボトルの、買ってきたのと同じ味だよ。」
「ササニシキ」・・・「この麦茶、“化学”の味がする。“化学”で作った味がする。」

妙な表現だがようするに、いつもの麦茶とちがっておいしくないんだな。
楽をしようとして悪かったよ。

by apakaba | 2003-07-21 12:52 | 食べたり飲んだり | Comments(0)
2003年 07月 16日

祖母のお通夜で

夫の祖母のお通夜に行ってきた。
お経が終わって、通夜振る舞い(というらしい、あの食事は)の席になり、義母が向かいに座った。

開口一番、
「ねえ、眞紀ちゃんたち、フランス行きのチケット、もうとった?」
「もちろんよー。」
私が答えるやいなや、
「そうよねえー。じつはあたしね、南極に行こうかと思ってるのよ、それでブラジル経由か、ニュージーランド或いはオーストラリア経由かで迷ってるのね、ブラジルだと日本から空路はたいへんだけど、船の便が多くて短時間ですむのよ、ニュージーとかは日本からの飛行機は多く飛んでるけど船に乗ってる時間が長いでしょう、あたしなにしろ船酔いするから、ちょっとでも船の時間がみじかい方がいいわけ、どうしようかしらーーー。」
あぁ止まらないったら止まらない。
旅の計画の話が。

お義母さん、いままでおばあさんのこと、ご苦労さんでしたねえ。

by apakaba | 2003-07-16 12:50 | 生活の話題 | Comments(0)
2003年 07月 15日

夫の祖母が亡くなった

夫の祖母が、きょう亡くなった。
90過ぎの大往生なので、とくにかなしいということはないのだが、晩年がさびしい人だった。

旦那さん、つまり夫の祖父が病気で倒れたころは、気が張っていたのだろう。しゃんとして、むしろいきいきと若返っていたくらいなのに、いざ看取ったらあとは一気にしぼんでしまった。
おとーさんのいない家に独りで住むのはいや、子供の誰かのところへ身を寄せるのもいや、老人ホームもいや、かよいのヘルパーさんもいや。
生きてることがみんないや。
はやくお迎えが来ないかしら、おとーさんのところへ行きたいわ。
おんなじ言葉をくりかえす。
息子、つまり夫の父は、
「お袋、そんなこと言っちゃいけないよ。」
とおんなじように言葉を返し、実質ひとりで面倒を見てきた。

だけど義父だって、もう70ちかい。
しょっちゅう夜中に電話がきては、
「家の外に誰かがいる」
「台所でごそごそ音がする」
「心臓がどきどきしてもう死にそうだから救急車呼んで」
そのたびに車を飛ばして出かけていっていた。
「お袋、俺だってもう年だよ、血圧も上がっちゃうし、疲れるよ。」
と言ったところで、
「なに言ってんの!あんたは若いくせに!」
老いた母から見れば、子供は永久に若いものなのだ。

「お袋は矛盾してるんだよ!いつも死にたいとか言ってるくせに、フロに入れと言えば『湯冷めして風邪引くとたいへんだからきょうはやめとく』って、なんなんだよもう!」
義父は、ときには私にもこぼしていた。

明日はお通夜か。
泣き崩れる人は、きっといないんだろう。
無事“おとーさんのもとへ”送り出せたという安堵感で、和やかな席になるのだろう。
あの雰囲気も、悪くないんだけど。

by apakaba | 2003-07-15 12:48 | 生活の話題 | Comments(0)