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2003年 12月 31日

大晦日に考えること

今年最後の日記、すこし長めに書こうかな。

子供と夫が冬休みに入ったので、毎日、朝昼晩と家でゴハンを作ってみんなで食べている。
休みの日の朝は毎回パン食。
今日の昼は年越しを兼ねて蕎麦、夜はピェンロー(扁炉と書く。中国の鍋)にするつもり(年越し蕎麦ってほんとは何時ごろ食べるといいのでしょうか?)。
きのうの昼は汁ビーフン(タイ)、夜はサルサ・デ・ポモドーロのペンネとスーパートスカーナ(伊ワイン)。
おとといの昼は焼きビーフン(タイ)、夜はくさやをあぶって焼酎。
その前の昼はラーメン、夜はヤンソンの誘惑(スウェーデン)、クレソンのクリームスープ(仏)とボルドーのワイン。
そして、明日からは怒濤のおせち料理だ!

各国の料理を日々ふつう〜に味わえる、この身の幸せを噛みしめるとともに、世界平和を思っちゃう、歳末ってそういうシーズン。
来年、安寧に旅をできる世界に近づくといいな。


さて本日の紅白歌合戦、白組のトリはSMAPらしい。
『世界に一つだけの花』を初めて聴いたときは、なんてくだらない歌だろう、いくらアイドルだからっていいオトナが唄う歌詞じゃないよーと思った。
でも、一学期の小学校の運動会で、長男の学年がこの歌をバックに組み体操を披露しているのを見たら、「いい歌なんだな」と思った。

二学期の音楽会では、合奏でこの曲を演奏した学年があった。
自分の子供がいない学年にもかかわらず、知っている子たちが演奏する姿が、とてもカッコよくて胸が熱くなった。

子供たちが、掛け値なしで真剣にがんばっている姿に、この歌はとてもよく似合う。単純な曲だけど、感動の場にうまく寄り添う歌だと思いながら、今年の学校行事を見せてもらった。
あの歌がトリをとるとは、とっても個人的ながら今年の象徴という感じでうれしい。
ま、見ないんだけどね。映画観てるだろうから。


たくさんの方に支えられ、当サイトも続けてこられました。
来年も当欄を読みに来てください!
カキコもよろしくね。

by apakaba | 2003-12-31 23:04 | 生活の話題 | Comments(0)
2003年 12月 28日

掲示板常連の花街さんがご紹介してくれた雑誌の特集の中で、たまたま“真善美”という語が目に留まった。
三つの要素を立てて組み合わせ、どれかひとつ欠けてもいけないとする考え方は、キリスト教の“三位一体”、仏教の“仏法僧=三宝”にもあるように、思想の代表的パターンのひとつだ。
なにかと隠喩が好きな映画『マトリックス』のなかでも、ヒロインの名はずばり“トリニティー (trinity、三位一体)”だった。

今日、やはりたまたまめくっていた雑誌にもあった。
『ヤナセライフ』という、ヤナセで車を買った人に送られてくる月刊誌の中で、乗り物の進歩に関して、
「速度・安全性・ラグジュアリー性、この3つのレベルは必ずセットで向上する」
とあったのだ。
その正三角形のバランスがどこかで崩れると、乗り物(車・飛行機・鉄道など)の進化が止まってしまうのだと。

子供向けの『マテマティカ』という算数の番組で、「さんかくはつよい」という、幾何学の導入をやっていた。
三角形は、外からの圧力に耐えることに優れている。
箱や鉄骨、いろいろな三角形が、暮らしの場でも活躍している。
四角形だとぺしゃんこにつぶれてしまうような力がかかっても、三角形なら大丈夫。

どれか一辺が欠けてもダメ、でもちゃんとバランスをとればもっとも強い、シンプルな形。
三要素の思想は、幾何学と結びついているのかな。
白か黒かの二元論より、人間味が感じられるとも思う。

by apakaba | 2003-12-28 23:01 | 文芸・文学・言語 | Comments(0)
2003年 12月 27日

ザ・ガジラを率いる鐘下さんが好きでしたねえ

めったにないけど、稀に一目惚れに墜落することがある。
高校生のとき、劇団青年座研究所の劇団員に憧れていた。
演劇部(だったのねワタシは)のOGが所属していたので、一度見に行ったら、その人に激しく惹きつけられてしまったのだ。
恥ずかしながら、当時、ほとんど彼の“追っかけ”だった。
研究公演はもちろんかならず見に行ったし、OGに頼んでコネをつけて、なんとか彼と知り合いになれた。

ファンレターも書いたし、公演には花や一升瓶をかかさず持って行き、たまに電話でお話しできるまでになった。
年賀状も、何年かもらっていた。
劇団員からは「がっちゃん」と呼ばれていた。
『Dr.スランプ』という漫画の中に出てくるキャラクターで、素顔が似ているからという理由だった。
がっちゃんと親密にコンタクトを取れた、あの幸せな日々。
劇団内での女性関係なんかもOGからしっかり聞いていて、「あー私も、その中の一人になってみたい」「おうちに遊びに行ってみたい」などと不埒な考えを密かに抱いていた。

しかし、妄想は妄想で終わり、がっちゃんも結婚し、私も結婚して、なんとなくアングラ演劇への気持ちがさめていき、いつからか公演の案内や手紙も、来なくなってしまった。
彼のことを、何年か忘れていた。

ところがやがて、彼の名前がメディアにのぼってくるようになった。
否応なく、目に触れる機会が増えてきたのだ。
彼は今、若手トップ、旬の脚本家になっている。
ザ・ガジラという劇団をも率いている。
劇団名の由来を、あるインタビューで「ゴジラとガメラの合体みたいなもの」と答えていたけれど、ホントは違うと知っている。
それはアナタの旧いニックネーム、「がっちゃん」からきてるんじゃないの。

あのころ、もっと図々しくアプローチしていたら、今ごろ私はもうちょっと違う人生を歩んでいたかな?
なーんて、まさか想像したりしてませんよー。

by apakaba | 2003-12-27 22:59 | 思い出話 | Comments(0)
2003年 12月 25日

クリスマス、1年を振り返る

晩ごはんはクリスマスっぽいメニューにしてと子供たちが言い出す。
水炊きにでもしようと思っていたから、すこし慌ててメニューを考える。
そうだ、去年の日記を見よう、なんか書いてあるかも。
2002年12月24日分の日記を開けたら、あったあったクリスマスメニュー。
考えている時間がないから、まったくおんなじモノを作った。

おんなじようにワインを開け、おんなじように家族はあっという間に食べ終わって引き上げ、おんなじように私一人がだらだら飲んで「ササニシキ」がそばに残る。
しかし、しゃべる内容が一年前よりランクアップしてる。
「チベット難民はどうしてできちゃったの。」
「ベトナム戦争は。冷戦の最中にやったんでしょ。オレはベトナム戦争のことが知りたい。」

一方「コシヒカリ」は、
「さんたさんがぷれぜんとをもってきた!」
と朝からはしゃいでいる。
「よなかにそうっとおきたら、ぷれぜんとがもうおいてあったの。それでやったーーーっておもったけど、あさまでがまんして、あさはやくおきてあけたの。」
去年は「ササニシキ」がものすごいテキトー発言をして皆を絶句させたが(同じく2002年12月25日分参照)、今年は「アキタコマチ」が
「ああ、サンタさんにはオレが会っといたから。」
とテキトー発言をしっかり受け継いでいた。

一年という時の流れを感じるなあ。
日記をつけてると、それをまざまざ感じてしまうね。

by apakaba | 2003-12-25 22:57 | 生活の話題 | Comments(0)
2003年 12月 24日

シャワートイレの功罪(と、言うのか?)

ここのところ、「肛門」の調子がよくない気がする。
痛いというか熱いというか、なんだか変。
べつに痔とか便秘に苦しんではいないのに、不思議だなあと思っていた。
でも、ワタシはわかってしまったの原因が。

ご存じのように、我が家は夏にトイレの改装工事をした。
(ご存じでない方は、サイト随筆欄〈トイレ改装工事、AとBの差〉をご参照)
シャワートイレに替えたので、大小いつでも、シャワー機能を使うようになった。

私はインドに行くとトイレもインド式に抵抗なく替えている。
つまりトイレットペーパーでなく水を用いる方法である。
ところが、涼しい時期のインドでもこれをやっていたら、たちまち風邪を引いてしまった。
暑いときならともかく、水で洗ってそのまま下着を履いてしまえば、シモが冷えて風邪を引くのは当たり前だ。

そんな旅の苦い経験があったので、新しいトイレの“乾燥”機能は必ず使うことにした。
熱風を用いて水気を乾かすというものである。

しかしね。
それを使い出してから、どうも具合が今ひとつのような気がするのね。
考えてみれば、大のときだけ“乾燥”を使っている男性には影響ないだろうが、私はだいたい一日家にいて、日に何回もトイレを使うのだ。
そもそもくり返し熱風を当てていれば、たとえば足や腕などの、皮膚の強い部分だって、肌の調子はおかしくなるだろう。
それがよりによって、まあ言ってみれば局所を無防備にブーブーと熱風にさらしているのだから、……そりゃ変な具合にもなりますよね。

クリスマス・イブにまったくふさわしくない話題で恐縮だ。
どうでもいいけど、こう寒くなると、暑い暑いインドに行きたい。
大小みんな水で洗って、自然乾燥で街に飛び出したい。

by apakaba | 2003-12-24 22:54 | 健康・病気 | Comments(0)
2003年 12月 23日

汐留のフレンチレストランにて

夫の両親といっしょに、汐留のフレンチレストランに行った。
おいしかったのだけど、いかんせんサービスが、ううーむ。

まず予約を入れたときから、ヤな予感がした。
曰く、この時期はクリスマス用コースメニューのみ。
時間も2時間半くらいで区切られている。
参った。私たちはひとつの店にだいたい4〜5時間はいるのだ。
いままでの少ない経験からしても、クリスマスコースを出すところにアタリの店はなかった。
しかし今回はけっこうなお値段のものをご馳走になる手前、べつの店にしましょうと一から探すわけにもいかず、ここに決めた。

5時半にオープンということで、10分前くらいに着いたら、なんと5時半ぴったりになるまでお客を一人も入れないものだから、ずらーっと店の前に予約客が並んでしまっている。デパートの開店時みたい。
席にやっと案内されても、食前酒のオーダーは取り違えるし、アミューズグルまでに1時間かかるし、どうにもうまく回転していない。
しかも、酒飲みのテーブルでなによりもやってはいけないこと—つまり料理が来ていてワインがまだ来てないという、最悪の状態にも置かれてしまった。
デザート前のチーズもなく、さびしい限り。

汐留再開発地区のビルの41階という、夜景を楽しむには最高のロケーションだし、内装もあきらかにパークハイアットのニューヨークグリルを意識していて、いまふうだ。
雰囲気をたのしみたいならおすすめ。
味もまあまあ。

日本のフレンチで、味もサービスも最高なお店は、どこにあるのかなあ。

by apakaba | 2003-12-23 22:53 | 食べたり飲んだり | Comments(2)
2003年 12月 22日

街は顔を変え、うつろう

冬晴れの日が続く。
すぐお隣の家の洗濯物は、子供の服が我が家と量を競う。
今日もよく乾きそう。

お隣には、二年前までおばあさんが独りで住んでいた。
おばあさんというより老婦人というほうが似合いそうな、品のいい方だった。
二年半前に、我々がこの家に越してきた時分、うちの子供たちがうるさいのではないかと気を遣い、顔を合わせるたびに「どうもすみません、子供の声がうるさいでしょう」と謝った。
「いいえとんでもない。街というのは子供がいて大人がいて、にぎやかな声が響くのが当たり前ですよ。みんな順番に大きくなるんですよ。」
と言ってくださった。

「子供さんが3人もいらして素晴らしいですね。私は一人息子がいるんですが、この家で大きくなったんですよ。いまは結婚して横浜のほうに住んでいます。主人も亡くなって、ひとりになってしまいました。」
と話していたのだが、やがてその年の冬、
「息子のところへ行くことにしました……。」
とご挨拶に見えた。
やっと親しくおつきあいできるようになってきた矢先だったので、私はとても残念だった。
「長く住んでいたこの家を離れるのはね、つらいんです。横浜へ行ってもお友だちもいないし。息子夫婦に気を遣うより、一人で気楽にいるのがいいかなとも思っていたんですが、やはり息子夫婦が、ひとりぼっちで住ませておくのは心配だって言ってくれるものですから……。」
きっと、長く迷ってこられたんだな。
最後に、おばあさんはこう言って笑った。
「呼ばれているうちが華だから…。」

私はこの一言に、ひどく心を動かされた。
おばあさんの気持ちもわかるが、息子さんの気持ちもわかる。
老親を呼ぶということ、そのタイミング。
一瞬、話をしていることを忘れ、我が身に思いを巡らせてしまった。

息子さん世代にずっと近い側の私からは、「そうですよね」という相槌も打てず、かける言葉もなく、我が家の玄関でお別れした。

お隣には子供が3人いるおうちが入り、またこの一角の雰囲気はがらりと変わった。
住宅地は一見なにも変わっていないように見える。
でも実はちょこちょこと姿を変えている。
去る人と来る人が、事情を抱えて移ってゆく。

by apakaba | 2003-12-22 22:49 | 思い出話 | Comments(0)
2003年 12月 20日

「コシヒカリ」のお願い

「コシヒカリ日記」でおなじみの“ゆうくん”が、腸の病気で入院していて、今日、急に手術をすることになった。
手術は無事にすんだと、たったいま電話がきたので、ようやくホッとしたところだ。

まだ手術をしているだろうという時間に、「コシヒカリ」が、日記を書いていた。
ノートをのぞくと、じてんしゃにのった…たのしかった…いいいちにち…なんだ、いつもと同じじゃないの。
「『コシヒカリ』ちゃん、今、“ゆうくん”は手術をしてるんだよ。大変なことをしてるのよ。“ゆうくん”のことを書いてあげたらいいのに。」
私が水を向けると、
「いや!」
といつになく強い調子で拒絶する。
「いやっ!だって……こわい。」

書いてしまうと、もっと重大なことになるように考えちゃう。
だから、なんにもなかったみたいに、ふだんどおりのことを書くの。
そうしてれば、“ゆうくん”は前と同じように元気になってもどってくるの。
そういうことを思っているらしい。
私には考えつかなかった、「コシヒカリ」なりの心配の仕方なのか。

「ふーん。じゃあいいよ。いいいちにちでした で。でも、寝る前に神様にお願いしてあげな。“ゆうくん”と一番仲好しの『コシヒカリ』ちゃんのお願いだったら、神様も聞いてくれると思うよ。」
と言うと、やっとにっこりした。
小さい体でがんばっている彼のことを考えると、自分の子供じゃなくても胸がつぶれそうだ。
早く回復してほしい。

by apakaba | 2003-12-20 22:47 | 子供 | Comments(0)
2003年 12月 16日

鼻うがい器は鼻炎の切り札に……なる?

通年性のアレルギー性鼻炎に苦しむ日々。
も〜いい加減、脱したいの。
私の場合、アレルゲンはカモガヤ(イネ科の雑草)・猫・ハウスダストだ。
冬になってカモガヤは枯れ、猫は好きだけど決して長くは触らないように気をつける生活、しかしハウスダストにはことかかないものだから(自慢できるか!)、日によっては人間として使い物にならなくなるのだ。

今日、初めて、鼻うがい器を使用してみた!
ハナクリーンαという商品で、温かい生理食塩水のような水を、ポンプで鼻の穴に吸いこませるものである。

うげえ、ンげえ、ンゲエーーと異常な声が出る。予想外にぐるじい。イラストでは笑顔でやっているのに。
海で溺れていくような、ちょっとしたパニック状態(しょっぱいし)。
苦しさのあまり、涙とヨダレと、無理矢理流し出されてきた鼻腔内の鼻水がすべてだらだらと放出し、ひとり阿鼻叫喚地獄へ墜落だあぁ〜〜〜。

でも、300ccの温水をすべてハナに流し込んで鼻をかむと、それはそれはすっきりした。
水圧でアレルゲンも洗い流してしまうわけか。
いや凄い効果だ!でも苦しい!よほど鼻炎がつらいときには、すがる思いで使うことになるんだろうな。

私が自分の鼻につっこみ、「ササニシキ」にポンプを押させたら、とたんにいろんなものをだらだら出して苦しみ出す母を見て、息子は大喜び……ひどい母子のコミュニケーションだわい。

by apakaba | 2003-12-16 22:43 | 健康・病気 | Comments(0)
2003年 12月 15日

だれにもいえないことって、一人の人にいくつくらいあるものなのだろう?

親しい人より、さして親しくない相手に、意外と悩みや秘密をしゃべれたりする。
親しい人と話したい、と思っているうちに、しゃべる機会はどんどん逃げていく。
言葉がカラダからあふれそう…くるしい。
こういうとき、どうしたらいいのか。

—え、歌?
唄うんですかー?
うっそお、それですっきりするの。
だからカラオケが混んでるの。

by apakaba | 2003-12-15 22:38 | 生活の話題 | Comments(0)