<   2004年 10月 ( 17 )   > この月の画像一覧


2004年 10月 31日

近視眼的とは

今日、私が掲示板に書いた発言の中に、『近視眼的』という表現があった。
この言い方はよくないというご指摘をいただいた。

白状すると、これまで私は、『近視眼的』という表現に一度も疑問を感じたことなく使ってきた。
差別的な表現……だったか!
今日の発言を読んで不快に感じた方にお詫びしたい。

『近視眼的』『差別』で検索してみたら、これについては正反対の意見があると知った。
一方は、「こんな表現を差別と感じる人はほとんどいない。」
もう一方は「オレも近眼だけどすごく不愉快!あれはやめてほしい」といったもの。
気にしないという意見は、「近視というのは、その人の人格の外にあるから、さほど気にはならないが、たとえば『自閉症的』という表現は、人格に結びつくから差別的」だと。なるほどなぁ。
一方の、差別的であるという考えの範疇には、『盲目的』『めくらめっぽう』なども入るのだと。
これは口を滑らせそうだなー。

『近視眼的』のニュアンスを損なわずにべつの表現に言いかえるのはなかなか難しい。
いずれにせよ実際に不快に感じる人がいるのであれば、オフラインでしゃべっているときならともかく、ネットに載せてはまずいということだろう。
言葉に対する責任を感じる。

by apakaba | 2004-10-31 10:40 | 文芸・文学・言語 | Comments(4)
2004年 10月 29日

「トロイ」

世間様よりだいぶ遅れて、『トロイ』を観た。
ヘナチョコ王子のオーランド・ブルームが、弓をかまえるととたんに強そうで頼もしく見えることに、何度か苦笑する(彼は『ロード・オブ・ザ・リング』の中で弓の名手という役だったため)。

先月、私立中学・高校の文化祭に行ったとき、弓道部の「射的でポン!」というゲームをやった。
ホンモノの弓をそのまま短くした、小型の弓で的をねらうという遊びだ。
弓なんて初めて引いたが、4回中3回が当たり、それも的のど真ん中ちかくを射抜いたのでかなりいい気分になった。
銃でも弓でも、標的に当たる前に、弾や矢が手を離れた瞬間に「あ、当たる」とわかるというけれど、本当に、射的でポン!ですらそれを感じた。
これは味を占めればたしかに快感だろうなー。

そういえば射的でポン!をやるとき、構えを弓道部員から教わってぎこちなく構えていたら、オーランド・ブルームになった気がした。
映画の影響ってすごいわ。
ていうか私が単純。

by apakaba | 2004-10-29 10:43 | 映画 | Comments(0)
2004年 10月 27日

駅前で

電車の切符売り場で、路線図を見あげながら自分の運賃をたしかめている人。
みんなとっても無防備で、かわいく見える。
外国人やお年寄りだと、「どちらまで行かれますか。」と声をかけて助けてあげたくなる。
カッコいい男性がぽかんと口を開けて見あげていると、通りすぎながら無防備な姿をちょいと鑑賞。
でももしもこれが海外旅行先だったら、スリが狙う恰好の瞬間だ。
こういうところは、なんだかんだいっても平和な国だと思う。

by apakaba | 2004-10-27 10:45 | 生活の話題 | Comments(0)
2004年 10月 26日

「旅したおかげ」の出版を支援します

今日はちょこっと宣伝をば。
掲示板に来てくださるのこのこさん(サイトこちら)よりご紹介いただいた。

のこのこさんのお友だちのさかいひかりさんという写真家さんが、写真詩集出版をめざされているそうである。
さかいひかりさんは、インターネットから購入予約者を募り、予約者が300人ぶん獲得できれば出版化が実現するというオーディションに参加している。
オーディションの期限は12月24日までということだ。

私は、個人的にさかいひかりさんとお知り合いではなく、のこのこさんの掲示板での書き込みも、実はこれまでとくに意識して拝読したことがなかった。
けれども、彼女のサイトなどを拝見し、夢を実現させたいとがんばっていらっしゃる様子がわかったので、ほんの微力ながら私も購入予約をし、当サイトでも12月24日までお知らせ欄に記載することにした。

本を出したい、という人って、どうして本を出したいんだろう?
私には、そういう人たちの気持ちが痛いほどよくわかる。
売れっ子作家でもないのに本を作りたい人は、目立ちたいとか夢の印税生活とか、そんなことを考えているのではなく、なによりもまず“本”というブッタイを好きなんだと思う。
べつの世界へ連れていってくれる、小さな紙の集合体。
指でさわれる、手のひらに収められるいとしさ。
いくらインターネットが普及し、なんでもかんでも画面で見られる時代になろうと、このブッタイへの愛おしさだけには、絶対に、絶対にかなわない。

恥ずかしい話だが、私も本を作ってみたいという気持ちはずーっと前からある。
思い始めてからかるく10年は経っている。
しかし自分の実力ではムリとわかっているので、今回はさかいひかりさんに、先に夢をかなえて羽ばたいてもらいたいと思う。

がんばってください。

詳細はドリームブッククラブという会社のサイトへ。
エントリーしている『旅したおかげ』という作品名をクリックしてみてください。
出版支援について、わかりにくいことがありましたらのこのこさんへどうぞ〜(あっ)。

by apakaba | 2004-10-26 10:47 | 文芸・文学・言語 | Comments(0)
2004年 10月 25日

新潟中越地震

新潟の地震のニュースが、一日中報道されている。
あれを見ていると、どうして日本には「危機管理省」のようなものがないのだろうかと思う。
アメリカを見習って、阪神大震災の教訓を生かそう、なんて言っていたって、結局なにも進歩していないように見える。
被災者はあいかわらず、体育館のようなところに、簡易ベッドひとつもなく、毛布だけで寝かされている。
あんな状態では、埃を吸いこむ確率がベッドよりずっと高く、風邪なんかすぐに流行してしまうだろう。
簡単な衝立ひとつ置くだけで、避難している人たちの心理的な圧迫が、どれだけ解放されるだろうか。
あれじゃまるで見せ物ではないか。

内閣が災害のたびごとにいちいち作る対策本部ではなくて、危機管理省が常時あれば、全国の自治体の「善意」からぞくぞくと送られてくる物資などを捌くのもスムースではないのか。
地震大国なんだから、それくらいやってよ。

by apakaba | 2004-10-25 10:48 | ニュース・評論 | Comments(0)
2004年 10月 24日

偶然の一致

そういえば先月あたりに当欄で映画『レオン』のことを書いたな……とぼんやり考えながら、カーラジオのスイッチを入れたら、流れてくる曲がちょうど『Shape of my heart(『レオン』の挿入歌)』だった。とか。

「ササニシキ」がいきなり、
「百人一首ってさー、掛詞(かけことば)がいっぱいなんでしょ。」
と言うから
「はあ、たとえば?」
と聞いてみると、
「たとえば、まだふみもみずあまのはしだて、とか。」
と言い、そのあと当掲示板を開いてみたら花街さんからの書き込みにこの歌が書かれていたり。

きのうのメリーさんの書き込みにもあった、「大きな古時計」の歌を地でいく話とか。
こういうことって、たまに起こるでしょう。
どうしてなのかなあ。
誰の采配なんだろう。

by apakaba | 2004-10-24 10:51 | 生活の話題 | Comments(0)
2004年 10月 22日

船木?

旅行記の欄で連載していたインド旅行記は、つい最近のできごとみたいに書いているけれどじつは4年も前の話である。
以前のことばかりを一生懸命考えているせいなのか、今日はさらに昔の夢を見た。

1998年長野オリンピックで、私はなぜかスキージャンプの解説をしている。
船木選手が飛んだ。
「船木は……クールでした。」
なんだこの解説。
こんなんでいいのか。
クールってたぶん英俗語のかっこいいとかいう意味で使いたいんだろうけど、自分でわけがわからず、恥ずかしい。

雪の中に埋もれたトロンボーンを偶然見つける。
トロンボーンを掘り返して、ロッジに持って帰り、だれもいない木の小屋の中で吹く練習をするが音がまったく出ない。

by apakaba | 2004-10-22 10:53 | 思い出話 | Comments(0)
2004年 10月 19日

和菓子が好き

夫が新潟への出張より戻る。
相手先から、お土産にと越後名物「笹だんご」を持たされてきた。
うわああああーい。
和菓子はなんでも好きだけれど、葉の香りのするものはとくに好き。
桜餅、柏餅、草餅、ん〜どれもいい匂い。

子供たちも和菓子が大好きなのだ。
以前は娘の「コシヒカリ」だけが、あまり和菓子を好きではなかったが、兄ふたりの壮絶なまでの興奮と奪い合いを見ているうちにだんだん好きになってきたらしく、笹だんごをぺろぺろといっぺんに3個食べた。
よしよし、いい傾向。
だって和菓子は洋菓子に較べて、安くてお腹一杯になってカロリーも低く健康的。

先日はくず餅をおやつにした。
黒蜜・きなこモノがまた!大好物なんだなあ。
和菓子好きの子供は、ワタシもとっても助かる。
作るのも簡単だから、白玉などを勝手に作ったりしてくれるようになった。

これから寒くなると、重めの味がおいしいかな。
豆大福、茶まんじゅう、串団子のみたらし、ごまだれ。
ふふふ。

by apakaba | 2004-10-19 10:54 | 食べたり飲んだり | Comments(0)
2004年 10月 17日

親孝行とはいえないだろうが

義母から「子供たちの冬物、買いに行かない?」と電話。
今日は夫が泊まりがけの出張だというと、
「あらっ。(←あからさまにうれしそうな声)じゃあ、晩のごはんもいっしょにどう?」
義母にとって一人息子だというのに、夫はいないほうがさっぱりしていていいようなのだ。
子供服の買い物の間はむっつりしてるし、食事はなるべく自分の家で食べたがるから。
義父のほうは、私もいっしょに食事となるとおおっぴらに飲めるからうれしいらしい。
義母は飲まないので、酒好きな義父に対してとっても口やかましく、飲むな飲むなという。
ふたりで暮らしていて、傍らでずうっと「飲むな」と言われつづけながら飲むのは、きっと健康のためにはいいのだろうけどそれはそれでしんどいことだろう。
イタリア料理の店に入ると、ワインを一本頼もうとして、さっそく義母から
「フルで一本頼むの、そんなに飲むの?」
とヤラレている。
私が
「ああ、べつに大丈夫でしょ、おとうさん。ハーフじゃ少ないでしょ。私も飲みますから。」
と言ったら、喜んでたちまち一本空けてしまった。

いつも、服を買ってもらって、食事をごちそうになって、私からはほとんどなんのプレゼントもしないまま。
こんなんでは親孝行とはいえないだろうが、いつかパァッと恩返しするつもり……(だけはある)。

by apakaba | 2004-10-17 10:58 | 生活の話題 | Comments(0)
2004年 10月 16日

オースターの三部作『THE NEW YORK TRILOGY』

夏の間はシャワーだけの入浴だったのが、最近は寒くなってきたのでちゃんとお湯に浸かっている。

ここのところ、入浴中に毎日ポール・オースターの小説集『THE NEW YORK TRILOGY』を読み続けている。
3編の作品のうちのひとつ『Ghosts(幽霊たち)』を、柴田元幸訳の日本語版でついこの前読んでみて、
“ああ、これを原文で読んでみたいな。この箇所や、この箇所は、英語ではどう書いてあるんだろう?”
という気持ちがムクムクとわき上がってきたからである。

私はかねがね英語の文章を読むことに苦手意識があったので、英語のペーパーバックを買ったのはもちろんこれが初めてだった。
でも、あらかじめ日本語で読んでいる話だから、思ったよりさっさと読める。
わからない単語がたくさん出てくるけれど、日本語訳の文章を思い出せば大丈夫。
単語さえわかれば、文章の組み立て自体がちんぷんかんぷんということはまずない。

日本の学校で行われている、文法中心の英語の授業はなにかと批判されがちだけれど、私のようにこんなに英語が苦手でも、文法は理解できて読んでいるのだから、やっぱり学校英語は無駄ではないよなと実感した。

by apakaba | 2004-10-16 11:00 | 文芸・文学・言語 | Comments(3)