あぱかば・ブログ篇

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2006年 06月 29日

ケンカ中のキスなんて、そんなそんな

きのう、「キスしてから出勤してるか?」という話に対して、数人の既婚者のかたが「している」とお答えになり、そのことにも少なからず驚いたが、それ以上に、「ケンカしていても、朝はキスする」ということにさらに“ぐしゃぐしゃっ(椅子からずり落ちる)”なワタシ。

なんというか……すごいな。
でもそれって、言い方は悪いかもしれないけど、早く仲よくなる最短コースかも。
私の母が、
“夫婦は絶対に別室で寝てはだめ。どんなにケンカしていてもいっしょに寝るべし。”
と、私の結婚前に言っていた。
言い合っていても、体がくっついているうちになんとなく仲が戻る……と。

でも、またまた我が身をふりかえってみて、キスだのいっしょに寝るだので、仲が戻ったためしがないんですけど。
長期間、徹底的に話し合いをする、あるいはいっさい口をきかない、という状態が何日もつづいて、だんだんその状態に飽きてきたりどうでもいいかという感じになってきて戻る……という流れでしょうか。
だから一夜にして夫婦仲を解決してしまう“朝のキス”は、私にとっては魔法の力を持っているように見えます!

しかし、コメントをよく読み返してみると、怒ってるのがおもに妻、旦那は平常心でキスしてるじゃないか。
あ〜わかった、敗因はこれだ。
だってうちは、怒ってるのがおもに夫なんだもん。
私は気も長いけど、それ以上に、実質的にダメな妻なので、夫はほんとによく怒っている。
いつもごめんよ夫。

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「だめよ、逆ギレしなきゃ!」
飲み屋のテーブルをたたいて友だちは言う。
「うちのもすごく怒りっぽいけど、なんでもはいはい言ってたらダメ!私は逆ギレしてる。『そんなにいろいろカンペキには、できません!』って、すごい勢いで言い返しちゃうの。眞紀ちゃんは言うことききすぎ!」
「そ、そうなのかなあ?でも働いてきて疲れてるのに、さらに家で怒らなきゃいけないんだから向こうのほうが苦労だよ。私のほうが絶対、気楽な生活してるもん。だから向こうが少しでも怒らないで快適に暮らせるようにできていないのは、ワタシの至らなさだと思うんだけど。」
「あのねー、そんなふうに完璧にするなんて無理なのよ。眞紀ちゃんはなんでも自分がいけないって思うのがいけないの。人間なんだから、うまくいかないときもあるでしょ。」
「うーん、そう、だよね。まあ、あんまり言われるとアタマくるけどね。でも逆ギレかぁ……それも手かな……。」

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夫婦喧嘩も人それぞれなのね。
でも、うまくいっていないときこそ、“まだ若いな”ってちょっと思ったりする。
思いませんか>既婚者の皆さん
だってケンカってエネルギー使うじゃなーい。

by apakaba | 2006-06-29 14:46 | 生活の話題 | Comments(17)
2006年 06月 28日

キスしてから出勤してるか?

「毎朝、出勤前に奥さんと玄関でキスをしてから家を出る」とお友だち(男性)から聞きました。
“べしゃっ”←驚きで椅子から落ちる音
日本人で、そんなことを毎朝やっている人って、ほんとにいるんだぁ〜〜〜!?

結婚してからの15年間を真剣にふりかえってみるが……ない。
そんなことをした記憶が、私には一度もない。
ナゼ、彼にはできて私にはできないのでしょう!
その差はなんなのか。

私の朝……朝はもっとも苦手な時間です。
低血圧で貧血で、毎晩の食事が遅いうえに毎晩かかさず飲んでいるので、ほんっとに朝が嫌い。
夫のお弁当を、定年まで作るかと思うと目の前が真っ暗。
真っ暗ながらもとりあえず作る。
目はほとんどあいていません。
頭は七割方、働いていません。
お砂糖を入れる卵焼きにお砂糖を入れ忘れたり、ソースやマヨネーズなどの付属調味料を詰め忘れたり、たびたびです。
一方、夫は、朝はだいたい機嫌悪い。(単に出勤がめんどくさいのね。)
お互い、そんなわけで一言も、口をききません。
連絡事項だけ、やっと言うくらい。
「段ボールのゴミ、出しとけよ。」
「あい。」
「あと、今日中に振り込みに行けよ。明日じゃ間にあわねえからな。」
「あい。」
私は眠いので返事もそこそこです。

玄関では「いってらっさい」と形ばかり見送りますが、視線すら交わしません。
もちろん今朝も、交わしませんでした。
こんなことでは、キスなんて何遍生まれ変わってもムリだよ!
それより、ケンカしているときだったらどうするの。と素朴に問いたい。
ケンカしながらキスだけするのか!?
そんな高度なテク、うちにはとうてい、無理ですな。

また別のお友だち(女性)は、夜いっしょに飲んでいたりすると、よく「あ、旦那からメールだ。」と言う。会社から、今帰るという携帯メールが毎日来るらしい。
「へええ、お宅って毎日メール来るの!」
私が驚くと、
「うん、毎日けっこうメールやってる。メールの文面だけだとラブラブなの。うちって仮面夫婦だからさー。」
どこで笑っていいのかよくわからない返事だぞ……
で、また我が身をふりかえると、今までそんな連絡もらったこと、私は一度もありませんよ。

「あのさー友だちの家じゃ、毎日メールで帰宅時間を知らせるらしいよ。」
夫に言ってみた。
「はーん。やってほしいか?うっとうしいだろ。」
で、一蹴。
「今日は何時ごろ帰るの。」
と聞いても、
「わかんねー。知らねー。仕事次第。」
ある意味、正論だ。

なんか、うちって、そういうこと一切しないのよね。
私の中では、夫は、というより男は、ふらっと出かけていってふらっと帰ってくるもの……というイメージがあるのです。

キスもメールもされない私は、ないがしろにされているのかなあ。
いや、ただ生活習慣のちがいだ、と、……思いたい……。

by apakaba | 2006-06-28 11:26 | 生活の話題 | Comments(25)
2006年 06月 26日

R35の破廉恥なブログですが、

実は私の母や姉や義母も見ていたりします。
ていうかうちもけっこう破廉恥な会話をしてるんで。

きのう、姉が久しぶりに遊びに来たので、隣の母たちも呼んでうちでごはんにした。
姉の波瀾万丈な半生を書き始めると連載になってしまいそうなので割愛、とりあえずアメリカ人の彼がアメリカに住んでいるとだけ書いておく。
結婚をしようと思う……と言い出してからだいぶ経つけど、どうなってるんだぁ?

「つきあってるわよ、毎晩、スカイプでしゃべってるの。」
スカイプってインターネットを使った音声通話(無料)のことなのね。
初めて知った。
「へえ〜!じゃあプラトニックラブをはぐくんでいるのね!」
「そうよープラトニックもいいとこ!超遠距離レンアイだもん。」
「ひょえええ!そんなことそんなことアタシには耐えられないわーっ!じゃあメールでハグ、ハグ、ちゅ、ちゅ、とか書いてるわけ!?小文字でxxx(エックス)って並べるとちゅ、ちゅ、って意味なんでしょう!(映画『クローサー』を観て知っているワタシ)」
「そんなもん書かない。まーホラ、お互いいいトシだから。若いときとちがってそんなには、アレじゃないから。」
「ははあ、そうかナルホド……トシいけばまあ、アレだもんねえ(しみじみ)。」

「眞紀のブログも見せてるのよ。この前のあの写真(ポートレイト)も見せたよ!なんだありゃー。本物と全然違うじゃないか。このウソつきがー。」
ウワー、私の写真を未来の兄貴がアメリカで見ているとは、世界はせまいな。
「夏に日本に来るから。でもヒーキャンノットスピークジャパニーズよ。眞紀大丈夫。」
「大丈夫だしんぺいすんな。しゃべれるしゃべれる。連れてきなさい。それでいつ結婚したいの。」
「彼の誕生日がきて46になってからかなー。だって男は45で」
「そう45で死ぬからね。」
「45の男は避けたいなと」
「45を越えたらひとまず安心だ。ブログにも書いたし(「死を考える年齢」参照)。」
母「あんたたちのお父さんは45でぽっくり死んじゃったからねえー。それはショックだったわねー(またしみじみ)。」
「眞紀あんた何歳。」
「今年で39。」
「お母さんがひとりになったトシね!どうすんのあんた、もし今旦那にぽっくり逝かれちゃったら!」
「やだよねー。困るなー。」

かように、破廉恥なブログも団欒の一助になっている、と……思いたい。
あ、破廉恥なコメントをして「しまった!」と思っている皆さん、大丈夫。
コメント欄は読んでないデス。

by apakaba | 2006-06-26 15:48 | 生活の話題 | Comments(14)
2006年 06月 25日

ビアチャンのTシャツ

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初めて携帯から画像をアップしてみる。
しかも自分を撮れることにたった今気付いた原始人!

5年ほど前に渋谷のエスニック雑貨屋「元祖・仲屋むげん堂」で購入。
もうボロボロです。持ってる人、いっぱいいるんだろうなー。

この前これ飲んだ。タイに行きたくなる。

たまには携帯から軽めの話で。

by apakaba | 2006-06-25 17:16 | ファッション | Comments(8)
2006年 06月 23日

夏の散歩の足もとは

犬の散歩を、朝夕に1時間くらいずつしている。
いままで、散歩の間はナイキのスニーカーだったけど、服装が夏らしくなるとなんとなく冴えない。

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これでどうでしょう。
数年前に、サイズが合わないからということで近所の友だちがくれた。
ビニール製だから土砂降りの日でも気楽に出かけられて、ポップでチープな感じが好き。
だけど、1時間歩くと、さすがに鼻緒の部分が当たって痛いよー。
何度かここで話題に出しているように、「ハイヒールを履ける女に、なるために」また今年も買いますか。
きのう、1シーズンで履きつぶしてもいい安いサンダルを買ってきた。

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昨年同様、GAPで購入、同じ高さのヒール。
今朝、これで散歩に行ってみました。
歩くのはダイジョブだったけど、走るのが、なぁ……
この夏の課題とします。

(撮影:「アキタコマチ」です)

by apakaba | 2006-06-23 18:57 | ファッション | Comments(9)
2006年 06月 21日

ポートレイトのつづき。

きのうのつづきです。一応、最終回です。
昼2枚、夜2枚を選びました。
昼と夜、雰囲気の変化がうまいんです。

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正面向きなので、小さめ画像で失礼。
赤いです、夜目遠目傘のうちと申しましょうか、赤を色あげしているんですね。
傘の中の写真はみんな赤毛になっていて、寝ぼけた光の中ではアクセントになって愉快でした。

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そのとおり、オノ・ヨーコなんです。
これはフェリーの甲板で撮っていて、強風で髪の毛が無茶苦茶に吹っ飛んでいたので、Morikonさんが片手で私のアタマ押さえて片手でシャッター切っていました。
そんな必死の強行撮影に、見えないでしょう。

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一転、人工光の中ではシャープに作ってきました。
これだけ白く飛ばしちゃえば、「寄り」の正面向きでもアップロード可能かと。

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ほんとは腹ぺこで死にかけていますが……自然光のない屋内撮影で、親密で温かみのある雰囲気を作っていますねえ。
撮られるほうはなんにもしなくていいから楽だなー。


きのうは構図が好きな写真、今日は昼と夜の雰囲気のギャップをテーマにして並べました。
でもMorikonさんが一番気に入っている写真は他にあるらしい。
それはまたいつか!

by apakaba | 2006-06-21 11:05 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(24)
2006年 06月 20日

ポートレイトはこんな写真を撮ったりしました。

べつの“あの人”が撮ったポートレイト!のMorikonさんより、画像を送っていただいたので、少しだけお見せします。

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“寄りのMorikon”の本領発揮な1枚。
これだけ寄られたら、10年前のワタシなら恥ずかしくて緊張したヘンな表情になっていたと思いますが、……年をとるとは図々しくなるというもんだ。
グラスを通して、かすかに目が見え、しっかりカメラを見返していて、眼差しが自然でくつろいだ感じなのがうまいと思います。
そこはかとなく“関係性”を感じさせる人物写真は好きですね。
(いや、あのーとくに特別なカンケイはないんですよ。)
ちなみに私の母は「あんまさんみたい」と一蹴、トホホ。

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なんかみょ〜に曰くありげな雰囲気づくりがいいですねえ。
実際は、ほぼずぶぬれで戦艦三笠に乗り、あまりにも髪の毛がぐちゃぐちゃだったので撮影前にとかしていたところ、「その途中を撮ってもいいですか」とのことで、しゃべりながら数枚パシパシと。
なにかをしている途中の写真、というのは好きです。
こういう顔は自分で鏡を見ているだけでは一生見ないし。

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これもそのつづきのイメージ。
ヘアスタイルを変えてみようということになり、鏡がなかったのでそこにあった柱を見ながらアップにしている途中。
昼間のお日様ゼロの撮影から、夜になって人工の光の下で撮ると、ぐっと“光の魔術師”っぽくなってきました。
構図とか、手管を感じるなー。

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初めての撮り手、しかも悪天候にとまどっていた相手だったので、私も日中はややカタイ感じだったのですが……時間の経過とともに慣れてきて、引き締まってきた気がしますね。

ほかにももっといろんな試みがありましたが、このへんで。

by apakaba | 2006-06-20 12:36 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(18)
2006年 06月 19日

男は犬、女は猫……

きのうの夜、夫の両親と会食後、タクシーで家まで帰る。
車内で「アキタコマチ」と「コシヒカリ」がしゃべっていた。
学校で流行りの遊びのことを話しているらしい。

ア:「ああ、オレのクラスもいろんな遊びが流行ったなあ。まず練り消し作り(消しゴムのひとつ)、バトエン(鉛筆を転がして点数を競う)、それから定規で消しゴムをどこまで遠くに飛ばせるか……まあ、これはすぐにすたれたけど……『コシヒカリ』のクラスは?」
コ:「ん、あのねえ、“愛犬ごっこ”とかいうやつ。」
ア:「あいけんって、犬のこと?」
コ:「うん、なんかよくわかんないけど、わたしが“飼い主”になるんだって。それで周りの人がみんな、イヌなの。」
ア:「はーん、『コシヒカリ』、そのイヌっていうのはだいたい男だろう。」
コ:「うん、そう。それで、女子たちがずるいから入りたいって言うんだけど男子はだめって言うから、女子たちは『じゃああたしたちは“愛猫(あいねこと呼ぶ)”とかいってネコになってるの。」
ア:「それで『コシヒカリ』が“飼い主”。」
コ:「うん、そう。」

……「アキタコマチ」、おかーさんは娘が心配だ。
兄として妹を守ってやってほしいの。
その愛犬ごっこって、一体なにをするんだ!
ヘンなイヌはいらないぞう!

食事のとき、義母から
「『コシヒカリ』ちゃんにはヘンな男の子がつかないようにしないと!」
と言われたばっかりなのに……祖母の欲目で、孫娘は人並み以上にかわいい!と信じている(じっさいは十人並みなんですが)。
義母は産婦人科の受付にざっと40年座っている。
「とにかく15歳くらいでお腹大きくしてきちゃうんだから、まったくたいへんよ。二人そろって15歳とか!知識なんかなんにもないからもう相当お腹が大きくなってから来るし、親同士は真っ青だし、見てられないわよ。そうならないためにほんとに『コシヒカリ』ちゃんには気をつけてあげないとだめよ!」
そう言われても、女親として、どんなことに気をつけてあげたらいいのか。
今まで男の子ばっかり集中的に育ててきた私には、新たな課題だよ。

by apakaba | 2006-06-19 16:11 | 子供 | Comments(7)
2006年 06月 18日

書き続ける

ああ、ビールがウマイですわ。
メインサイトで連載中のヨルダン・シリア旅行記を、2話分まとめて書き上げた。
夜に飲みさえしなければ、もっと快調にアップしつづけられるんだけど、それだけはできない相談なの。
今夜は夫が遅いので、夕飯を簡単にして、思い切って飲まずに書き始めた。

長男の「ササニシキ」は、自分が出ている旅行記を読んでいる。
感想はほとんど言わないが、とりあえずチェックはしている。
次男の「アキタコマチ」は、ブログのほうをよく読んでいる。
まあ、私のサイトって一応アダルトサイトみたいなので、「床上手には、ハイヒール!(ハイヒールを履けない女って、どうよ)」などという会話が交わされている日の分は、さりげな〜く読ませないように素早いスクロールをしていますけど。
(有害サイトだからねえ。)

私はぬけぬけと、
「イマドキのくだらない本読んでるヒマがあったら、おかーさんの文章読んだ方がよっぽどましだぞ。」
とかよく言っちゃう。
どうせ子供たちは、早晩、女親の書いたものなど読まなくなるでしょ。
それまでは読ませていくのもいいかなっと。

そういえば、ぜんぜん関係ないけど「ハイヒールを履ける女に、なるために」のときに買ったサンダルは、あのあと本当にがんばって歩き続けたので、ほんとに一夏でダメになっちゃった。
効果はあったのかなんだかワカラン、でもとりあえず今年も買ってみようと思っている。履きつぶし用サンダル。

by apakaba | 2006-06-18 01:13 | サイト・ブログについて | Comments(14)
2006年 06月 16日

べつの“あの人”が撮ったポートレイト!

昨年、”あの人”が撮ったポートレイトを見たMorikonさんが、ヤル気を出してくれたらしい。
「春になったら、海で眞紀さんを撮影しましょう。」
と約束してくれていた。
海かぁ、いいなあ。
Morikonさんは光と影をあやつることにかけてはピカイチの腕だ。
しかもぎりぎりまで発色をあげて、他の人がまねできないようなグルーヴィーな画面を見せてくる。
“寄りのMorikon"
“光の魔術師”
“Morikon Blue”
いろんなキャッチコピーを提供されてきた彼が、人物を撮ると、どんな絵になるのかな?

ずっと楽しみにしてきたのに、撮影当日、これ以上考えられないような悪天候!
激しい風雨、冬に逆戻りしたような寒さ。
Morikonさん、暗いぞ。どうしようしょげてるぞ。
も、もっと明るくなろうよ。
私は写真を撮らないのでわからないけど、きっと、写真て漫然とシャッターを切っていてもなにも写らなくて、頭に欲しいイメージを持っていて、そこへどれだけ近づけていくかが勝負どころのひとつなんだろう。
それが、嗚呼、この数ヶ月間で思い描いていたイメージのすべてが、ガラガラと崩れてしまったのね。

「今日はもうこれくらいに……」
と何度言われたかわからない。
でも柴犬みたいな悲しい目で見られると、
「もう少しがんばろうよ。ちょっと移動すると撮れそうなポイントがあるかも。」
「せっかくだからあと一箇所くらい回ってみよう。」
と言いたくなる。
朝から夜まで、すごい距離を移動して撮影を強行(強要?)してしまいました。

渋谷の居酒屋で、ウーロン茶飲んで反省会。
あいかわらず柴犬のようなもの悲しい目のままだった。
「たぶん、こうして撮影なしでふつうに話しているときの方が、私もいい表情をしていると思うのね。それをいかに撮影の場で再現するか、なのかなあ問題は。」
とか知ったような口をきいたりしちゃった。
「うまく撮れたか撮れていないかわからない。というより、撮れていないと思う……」
と言いたげな様子のまま、その日は解散した。

それから一ヶ月たって、きのう、photobackで作った写真集が届いた!
モデルが全部、不肖このワタクシ!うひゃあこんなの初めて見たよ。
まあ顔がこの程度なんで多くは望まない……と思ってたけど、予想とまったくちがう、というよりあの日の前にもともと予想していたとおりのカッコイイ出来栄えだった。
やっぱり、ものづくりのプロなんだなあこの人って。
「とにかくこれだけでやってくれ!」と差し出されたしょぼい素材(アタシじゃん)を、意地でも“作品”にしちゃるぜーっ!!!という気迫がみなぎっているよ……いや、もう、ほんとに感心しました。
あの日のしょんぼりしていたMorikonさんもめずらしい雰囲気でよかったけど、カッコイイ作品作って「どうだ!」って自信を持っているMorikonさんのほうがやっぱりカッコイイ。

by apakaba | 2006-06-16 19:14 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(10)