あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ

<   2006年 08月 ( 22 )   > この月の画像一覧


2006年 08月 31日

夫が妻を撮ると

箱根に夫婦で一泊旅行をしてきました。
箱根の美術館などまわっておもしろかったのですがその話はまた別のときに。
5月に、夫が妻を撮らないのはナゼという話を2回連載で書いたとき、皆さんからのコメントがおもしろかった。
だからってわけでもないけど、今回は、夫はたくさん妻の写真を撮っていましたね。
場所は去年と同じ(『箱根のオーベルジュで。こんなアソビもしてます』のところ)。

c0042704_10255970.jpg


わーい、去年と同じ角部屋を予約できたよ。
チェックイン直後。
ヤダー、あくびしてるじゃないか。
「あなたがこういう顔ばっかり撮るからヤなのーあたしはー。」
「君があくびしはじめるからいけないんだろう!」
いつもながら不毛です。
日暮れのプールに移動します。

c0042704_1029159.jpg


去年は水着写真で妙にコメントが多かったので、今年はおとなしく。
もういいトシですから。

c0042704_10315539.jpg


ディナー前に着替える。

c0042704_10324275.jpg


なにをやっているのでしょう

c0042704_10331411.jpg


「なんでこんな似たようなのばっかり撮るのよ。」
「露出を変えてちがう感じにしてみたの。絞りとシャッタースピードを変えるんだよ。それで同じものをたくさん撮っていろいろ試してるわけ。」
「ふーん。なんかやらしいわね。」
「やらしく撮ってるんじゃねーか。」

c0042704_10354835.jpg


でもそろそろ、食べに行こうぜ。着替え終わったし。
このスカートは私の一張羅ですねえ

c0042704_1036261.jpg


レストランに閉店までいて、食後酒を部屋に運んでだらだらと。
翌朝の散らかったテーブル。

by apakaba | 2006-08-31 10:50 | 国内旅行 | Comments(12)
2006年 08月 28日

東京都庭園美術館、一度は行っとけ旧朝香宮邸!

きのうのつづきです。

銀座から動いて、目黒の東京都庭園美術館へ足を伸ばした。
この美術館は、旧朝香宮(あさかのみや)家の邸宅を美術館として使っている。
いま、非公開部分の公開をしているというので行ってみた。
カメラを持ってこなかったので、とにかくケイタイで撮ってみる。
(公式サイトこちら


c0042704_22474140.jpg


外観はこんな感じで、直線的な建築。
とんがり屋根やぐねぐねの螺旋などを多用したアール・ヌーヴォーから脱し、モダニズムあふれるアール・デコの建築。中に入ってみましょう!

c0042704_2325561.jpg


正面玄関のこの装飾はルネ・ラリックの手による。
入っていきなりこれに釘づけ。
ガラスを出っ張らせてしまうところが可笑しい、フランスのモダンっぽい!

c0042704_234372.jpg


大広間のシャンデリアも、やたらぐるぐるぐねぐねの曲線美とはおさらばし、20世紀のモダンさ……現代建築家たちの意匠に通じる。

c0042704_2371215.jpg


なんというか、“思いつかない”ようなデザイン。大広間のガラス扉。
すっごく変わっているの。唯一無二のデザイン。

洋館なんだけど、まるっきりの洋館でもなく、なぜか床の間風のものがあったり。
朝香宮という方が、フランスモダン建築にとっても深い興味を持たれていたことは歴然で、異様なまでに気合いの入った書斎のつくりや、“こんなモンまでがんばるのか……”みたいな、単なるラジエーターカバーなどの細部に至るまで、なにか非常にこの建物に対する愛と執念を感じた。
あらゆる住みにくさ(だって明らかに冬は寒そうだし、リビングルームという概念はないみたいだった)を克服して、「住んでやる!」って心意気というか。

きのうは、めずらしく「東京に住んでいてよかったなあ」と思った。
こんなにおもしろい建物を、ふと思い立って見に行けるのは幸せだ。
会期10月1日まで。
行けそうならとりあえず一度は行ってみよう!
紹介していない部分でも、おもしろさに目を見張るところがたくさん!!

by apakaba | 2006-08-28 23:23 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(15)
2006年 08月 27日

プレゼントのお返しに。銀座伊東屋オリジナル24時間手帳

ワタシにもとっても数少ないファンがいらっさるのですわ。
その人がたまに焼酎をプレゼントしてくれるんだけど、先日は高級っぽい一升瓶が2本届いたので、さすがに「ありがとうごちそうさまー」だけでは申し訳なく思い、なにかお返しをしようと考えた。

考えたけど酒に酒を送り返すのもいまいちキマらない。いい案が浮かばない。
率直に、お返しをしたいのでなにかほしいものを言ってほしい、と聞いてみた。
「それなら、僕がほしいのは、銀座伊東屋オリジナルの24時間手帳です!」
と、即答。
わあ、こういうふうにはっきり言ってもらえると助かるし、張り切れる。
(そしてまた焼酎をいただいてもありがたく頂戴できます。)
24時間のスケジュールが書き込めるタイプのこの手帳はすごい人気商品で、すぐに売り切れてしまうという。
彼は地方の人なので、東京でしか買えないモノといったらこれ!と思いついたようだ。
まあ、ほんとにどうしてもほしければネット通販という無粋な手もあるけれど、東京みやげとしてミタニさんからちょっとシャレで送ってきたらいいな、と思ったんだろうね。

先週、すでに来年の手帳の販売が開始されたと聞き、ボケボケしていて売り切れてはたいへんだと思い、今日、買いに行った。
渋谷店のほうがうちからは近いけれど、やっぱり「本店で買いました!」という心意気が大事かな。
なので渋谷店を渋谷駅で素通りし、銀座まで行って買ってきた。
プレゼントって、ほとんどする機会がないけど、包装紙や飾りのシールを選んだりするのもたのしいのね。
いい気分になった日でした。

それでそのあと、目黒へ移動してさらに楽しかったんだけどこの話はまた。

by apakaba | 2006-08-27 21:37 | 生活の話題 | Comments(2)
2006年 08月 26日

冴えない暮らしでも

今日は贈り物がいろいろでうれしいな。

お友だちが、私が興味のありそうな新聞の切り抜きを送ってきてくれた。
新聞を購読しておらず、ふだんは不便を感じていないけれど、こういうときはその気持ちが嬉しい。

旅先からの絵はがき。
これもうれしかった。
特別なことが書いてなくても、絵はがきが好きなので。
旅行に行ってもいつもたくさん買ってしまう。
美術展でもたいてい買う。

何年も会っていない人からの“プレゼント”と題されたメール。
旅先で会った人。僕からのお中元……?
その、旅の土地の航空写真だった。
ああ、これってグーグルアースかあ。
アドレスを開いてみたら一面の土色。
一瞬なんのことやらわからず、でも土の色でわかった。
スピティ・バレイだ。
(メインサイトのインド旅行記を読んでいない方、ゼヒ読んでください。
土色を見てみたい方は、こちらを見てね。)

子供は旅行と塾に行き、私はずーっと家にいて、独り言か、犬としか口をきかない。
でも会っていなくても、人からのアクションがあるととってもうれしい。
今日はそれが重なったわ。

by apakaba | 2006-08-26 23:02 | 生活の話題 | Comments(14)
2006年 08月 24日

船上

c0042704_16282980.jpg


澳門博物館の展示品。

マカオから香港へ戻っていく夜のフェリーには、乗客がいっぱいだった。
客室の、通路をはさんだ右隣に、一人で乗ってきたらしい女の人が座っていた。
若い人か、年配の人かわからなかった。
彼女は、細い体をふたつに折るようにして、シートについている折りたたみテーブルに乗せた紙片になにかを一心に書いていた。
そのため顔がまったく見えなかった。
けれども紙片だけは私の席からよく見えた。
山吹色の、ハガキくらいの大きさの、折り紙みたいな紙質のものに見えた。
そこへ彼女はボールペンでびっしりと、細かい字で漢字の文章を書き込んでいたのだった。
“五言絶句”
“七言律詩”
まず頭に浮かんだのがその言葉で、そのため私は、「この人は詩を書いているのかな?」と咄嗟に考えた。
なんという字が書いてあるのかまでは読めないが、漢字ばかりの縦書きは、長時間文字を書くにはやや頼りない蛍光灯の下ではそのときなぜか現実感のない、空想的なものに見えた。

客室の前方に、スクリーンというか家庭用テレビを一回り大きくした程度の画面があり、マカオ観光の宣伝などをくり返し流していた。
けれども大半の乗客たちはすでにマカオ観光をすませているはずで、だから皆することがないからという理由で呆然と映像を眺めていた。
香港の映画館では、日本よりも早く『X-MEN Final Decision』を上映するらしく、シリーズ完結編を楽しみにしていた私は、そのCMだけはちょっと身を入れて見た。
それからまた、山吹色の紙に目をやった。
漢字の羅列は増えていた。
はじめは縦に5行ほど並んでいた字が、もう10行くらいになった。
つやのない黒髪のおかっぱが、あいかわらず山吹色の紙におおいかぶさっていた。
「レポートかなにかの下書きでもしている学生さんかな。それとも私のように旅行をしていて、今日のことを書き付けているメモなのかもしれない。」と考えた。

だいぶ歩いたし、少し飲んでもいたのでうとうとした。
船で座る1時間というのは意外と長いなと思った。
スクリーンではX-MENの予告と高層ホテルとカジノのネオンを、短い間隔で流しつづけていた。
若い白人の観光客らしき人々が、たのしげに話しているのが遠くの席に見えたが、あとの人はだいたい、緑がかった蛍光灯のもとで、なにをするでもなくただ夜の海を運ばれていた。
山吹色の紙片に並んだ漢字はさらに伸びていた。
まだ書いている!あんな苦しい体勢のままで。
中国人というか漢字だけを使う人々は、文章を書くのが大変なのだな、と、ボールペンの動きを横目で追いながら驚き呆れた。
一文字を書くのにひどく時間がかかっている。
よく見ると、たまに字を間違えていて、黒く塗りつぶした跡もあった。
はじめはよく縦にまっすぐに書けるものだと感心したが、列が伸び、行が増えるにしたがい、さすがになんの罫線も引かれていない紙にまっすぐ書くのは難しいらしく、だんだんと縦書きがななめに曲がってきた。
というより、彼女自身が「まっすぐに書こう」という意志を捨てたみたいだった。
行が進むにしたがい、曲がり方も激しくなってしまった。
かがんだままの身体から、気持ちの高まりが感じられた。

「あの紙はきっと手紙なのだろう。」とほぼ確信した。
学校の先生などに正式に提出するものならあんなに列がななめになったままというのは考えにくいし、第一、折り紙のような山吹色の紙というのは唐突だ。
だんだんとくしゃくしゃになってきてもいる。
ボールペンで字を書いているだけのに、なにかをむさぼり食っている姿にも見えた。

香港のフェリーターミナルが近づいてきて、それまでシートに身を埋(うず)めていた乗客たちがざわざわと動き始めると、彼女も顔をふと上げた。
胸を衝かれた。
思っていたような、学生のように若い女性ではなかった。
私よりもずっと年配のひとだった。
ぱさついた髪につーっと白髪さえ交じっていることに気がついた。
誰に宛てて、どうしてあんなにも、傍目から奇異に映るほど一心不乱に、手紙を書いていたのだろう。
こちらの勝手な思いこみかもしれないが、彼女を1時間見てきて、その集中ぶりに抜き差しならないものを感じ取っていた。
彼女が若い人ではなく年配だったということで、余計に心が波立った。
なにか、その佇まいから、切羽詰まった悲しさを感じた。

なにを書いていたんですか。その字を、見せてください。
これは手紙なんでしょう?
細い腕に手をかけて尋ねてみたい衝動がこみあげた。
しかし私も席を立った。
この1時間、ずっと目の端にあった山吹色の紙片は、立ち上がる乗客の中にまぎれて消えた。
船を下りて、たちまち彼女のことを忘れた。
「香港の夜は、潮のにおいがなかなかいいな。故郷の横浜を思い出すな。」
すでにそんなことを考え出していた。

by apakaba | 2006-08-24 16:35 | 香港・マカオ2006 | Comments(20)
2006年 08月 23日

受験生との会話

「ササニシキ(中3)」:「おかーさん、オレは夏休み、勉強ばっかりしてる。あー疲れた。ナントカ高校の過去問、無理。あんな問題解けるのは人間じゃない。カントカ高校の過去問もやばい。歯が立たない。」
私:「ははーやっと受験生らしくなってきたじゃないか。まだ夏なんだから、今すらすら解けたらたいした学校じゃないよ。今まで部活もやってたんだし、ワールドカップは全部見てたんだから、その分は取り返しな。まあがんばんなさいよ。」
サ:「オレ大学受験したくないなー。また受験勉強するの、やだよ。付属校に行きたい。」
私:「今からそんなこと言っててどうすんの。なにも今から進路決めることもないんじゃない。おかーさんだって高校受験も大学受験もしたけどべつにそんなに大変とは思わなかったよ。」
サ:「てかおかーさんて、すっごくアタマ悪いのにどうして大学に入れたの。」
私:「おかーさんアタマ悪いかなあ?」
サ:「悪いじゃん、なんにも知らないじゃん。もし受験のときにできてても今なんにも覚えてないんだから、そんなおかーさんを見るとオレ勉強やる気なくす。意味ないじゃん、どうせおかーさんみたいにみんな忘れちゃうんなら。勉強やる意味ってなに?」
私:「はははは……なんだろうなあ。まあたしかにバカだけどなあ。不思議だなあ。でもおかーさんの時代は、ものすごく子供が多くて、人気の大学は倍率15倍とかあって、それは大変なプレッシャーだったよ。大学の大教室で受験するでしょう、そうすると思わず、前の人から人数数えて、1,2,3,……うーんこの中で合格は一人か……1,2,3,……ここで一人……とか考えたよ。」
サ:「うそ、そんなすごい倍率だったの!信じられないんだけど。おかーさんがそんなにすごかったなんて。どう見ても勉強できるように見えないんだけど。」
私:「まあ合格してしまえばこっちのもの……ってトコがあるからねえ。受験て。でもおかーさんもあんたの知らないことを本当はいろいろ知っているのさ。」

サ:「おかーさんて高3のときどんな暮らしをしてたの。勉強してたの。」
私:「やっぱりしてたよ。まあ今のあんたほどはしてなかったな。高3、のときねえ……クラスの男の子で勉強ができない子がいて、その子の家に行ってよく国語を教えてたな。古文とかね。」
サ:「そんな余裕なコトしてたの!それでも合格したんだー。」
私:「その子の家に行ってだんだん夕方になってさ。はじめ明るかったから電気つけてなくて、だんだん部屋が暗くなってきててさ。そしたらそこの家のお母さんが帰ってきて、様子を見に来て『まあ!こんなに部屋暗くして、なにやってるの!』って言われたなあ。その子は『暗くしたんじゃなくて暗くなっちゃったんだよー』って言ってたな……」
サ:「ひゃははははは!」

少し色っぽい話を取り入れてみたがそこには反応なし。
おかーさんもあんたの知らないことをいろいろ知っているのさ……てコトで。

by apakaba | 2006-08-23 22:44 | 子供 | Comments(15)
2006年 08月 22日

見学渋滞?

大分のK国さんのお宅にホームステイさせていただいていた「アキタコマチ」と「コシヒカリ」が帰ってくるので、羽田まで迎えに行った。
荷物が多いと思ってクルマで行ったが、帰り道にひどい渋滞。
渋滞情報の電光掲示板に、“ドコドコからドコドコ、見学渋滞”と書いてあった。

見学渋滞ってなに?その言葉?
事故を見学しているクルマたちのせいで渋滞、と言いたいの。
なんかなんか、とってもへんな言い方ではないですか?
事故の責任の所在をただちにつきとめるなんて不可能なことはわかっているけど、責任回避ふうの言葉のすりかえのように見えた。
私はさほど高速道路を運転しないので知らなかったのだが、イマドキはああいうふうに書くんですか?
“事故渋滞”ではなく、“見学渋滞”って。

by apakaba | 2006-08-22 23:57 | ニュース・評論 | Comments(11)
2006年 08月 21日

飛行機の中でやること・やらないこと

夏の帰省や旅行から、皆さんそろそろお戻りでしょうか。
これから旅立つ方もいるんですよね、いずれにせようらやましい。
「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」をくり返すのにも、ジェラシーを含めちょっと飽きたぞ。
飛行機に乗って、どこか遠い国へ行きたいなあ。
行きたいなあ。
でも明日も仕事だなあ。
というわけで、せめて飛行機の中でのことを思い出してみる……

飛行機の中で、絶対にこれだけはやること、あるいはやらないことってなんですか。
私は、しばしば各所で書いているとおり、飛行機の中で飲酒をしません。
何時間のフライトでも飲まないことに、10年前から決めています。
10年前までは、飲んでいました。
10年前にインドに行って帰るとき、赤ワインの小瓶を頼んで、一口飲んだらその瞬間にガガーン!と頭が痛くなり、一晩中苦しみました。
(ちなみにエア・インディアでした。)
それ以来、機内では一滴も飲みません。
もしかしてそのワインが粗悪品だったからなのかもしれないし、そのとき特に体調が悪かったせいなのかもしれないけれど、どっちかというと酒飲みな私が「二度と飲みたくない。」と懲りたほど、苦しかったのですよね。

飛行機の中でやること、それはブラジャーを取ってしまうことです。
これはエコノミークラスシンドロームの怖さを知ってから、始めました。
カラダを締め付けては、いけないらしい。
旅行に行く日はストラップのないブラジャーにして(着脱が簡単だから)、飛行機に乗ったらトイレに入って取ってしまいます。
どうせ機内は寒いからなにか羽織っているので、だれも私のムネなんぞ注目しないし。
着陸前に再びつけておくのを、今まで忘れたことはないですが、これからも忘れないようにしなければ。

とかなんとか、書いているだけでむなしいぜ。
飛行機大好き。飛行機に乗ってどこかに行きたいの。

by apakaba | 2006-08-21 23:38 | 旅行の話 | Comments(29)
2006年 08月 20日

「ササニシキ」の部屋

c0042704_12363292.jpg

好きな言葉を提灯に書いたそうで。
ほんと、変わったノリなんだわこの息子って。

by apakaba | 2006-08-20 12:36 | 子供 | Comments(14)
2006年 08月 18日

せめて一人ぼっちでドライブだ

c0042704_17121439.jpg

誰か隣に乗らないかい

by apakaba | 2006-08-18 17:12 | 生活の話題 | Comments(6)