<   2008年 09月 ( 19 )   > この月の画像一覧


2008年 09月 29日

バリ旅行記2話

7名様、バリへご案内の第2話初心者の新鮮な反応を更新しました。

アクセス数はたまにしか確認しないんですが、ゆうべ、更新作業のときに、バリ用ブログのカウンターを見てみたら、ここの十分の一も閲覧者数がないことに少しがっかり。
読んでね〜〜〜。
写真だけでも見てねー。

by apakaba | 2008-09-29 08:18 | サイト・ブログについて | Comments(11)
2008年 09月 27日

また怪我、またサポート生活へ

「コシヒカリ」の運動会の日なので、毎度のことながらお弁当を作って出かける。
ゆうべのうちに3合炊いておき、今朝1升炊いて、朝食とおにぎりだけですっからかん。
くだらないおかずをつけて、ニコンD70に300ミリの望遠レンズをつけて、高学年になった娘を見に行った。

校庭に着くと、「コシヒカリ」はちょうど保健室から出てきたところだった。
手の指を突き指していた。
よくあることなので気にもせず、“運動会は生徒がみんな同じ恰好だから、指に湿布を巻いていると見分けやすくていいや”くらいに思っていた。

しかし午後の部になって、高学年の見せどころである“組体操”になり、望遠レンズでのぞいてみると、たびたび痛そうに顔をしかめている。
お弁当のときには走り回っていたのに、おかしいな?と思ったが、演技が終わったところで先に帰ってきてしまった。

PTA有志参加の“綱引き”には、毎年出ている。
べつに綱引きなんか好きじゃないけど、母親が出ると子供が驚いて喜ぶので、ちゃんと軍手を準備していく。
今年でもう7回連続で出ている。
ここでよく書いているが、子供が小学生のうちは、できるだけ子供に関わろうと思っている。
中学生になったら、もう体育祭には行かない。
小学生のうちは、やっぱり親のことがとても好きだし、親が目立っていると子供は素直に誇らしいのだ。

それで毎年綱引きに出るが、出たことを後悔するくらい、体が疲れる。
今年もやっぱりくたびれてしまって、朝から1升のお弁当を作るのも疲れたし、帰宅したらうとうとしてしまった。
「コシヒカリ」の泣き声ではっと目が覚めた。
泣き方で、痛みに耐えているとすぐにわかった。
「お帰り、どうしたの?」
「痛いの、痛いの足が。」
痛いのは手じゃなかったのか?
聞いてみると、張り切って一日中裸足でいて、裸足で走っていたら、つんのめって足の指を内側に折り曲げたようになってしまったという。
そのうえに、偶然に6年生から靴で踏まれてしまったという。
どちらが致命傷になったのかわからないが、どうも腫れ方がひどいので、眠気を払って整形外科へ行った。

右足のひとさし指の軟骨を骨折していた。
2週間ギプスで固定。

ほんの2ヶ月前にやっと「ササニシキ」の肉離れ送迎生活から解放されたのに、またですかーーー!!
(詳細は近況報告とか、病院あっちこっちとか参照)
子供は子供の数だけ楽しみをくれる、でも子供の数だけトラブルは多い!
小学校はすぐそばだから、「ササニシキ」のときのように毎日高速道路を使う必要がないだけましだが、「コシヒカリ」の日課である犬の散歩や、塾の送迎なども考えると、子供とはいえそれなりにしてやらなければならないことが増える。

「ササニシキ」は妹のギプス姿を「うひひひっ!」とあざ笑う。
なにがそんなにうれしいのか。
“これでお前も我が家のコドモ、一人前よ”とでもいうのか。
今まで、上二人はかわりばんこに怪我をしてかわりばんこに松葉杖をついていたようなものだが、娘だけはしていなかったから。

「『コシヒカリ』、階段の上り下りはこのオレの伝説の片足跳びを駆使すると速いよ。」
「なにそれ、わたしそんなのやりたくない。」
「オレの片足上り下りは超速いよ。やってあげようか。」
「いいよやってくれなくて。」
「まあまあ、見てなさいよ。下から上るから、階段の上から『スタート』って言って。」
「スタート。(結局、つきあっている)」
どたどたどたどた!(ケンケンで上る)
「どう、速いでしょう。」

おめでたい兄だが、“怪我をしても絶対に学校を休まない”という意志だけはすごいので、「コシヒカリ」にもがんばってほしい。
週明けから、私もサポート生活ふたたび。がんばるよ。

by apakaba | 2008-09-27 23:54 | 子供 | Comments(8)
2008年 09月 26日

最近観た映画(DVD)またまた

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
なんでミュージカルにしちゃったんだろ。
つまらなかったなあー。
せっかくの役者揃いなのに、歌で延々と間延び。
ティム・バートン的世界は炸裂しているけど、『チャーリーとチョコレート工場』ではあんなに生きていた歌シーンが今回は逆につらかった。

殺人の追憶
メチャクチャおもしろかった!
韓国で実際に起きた連続猟奇殺人事件をもとにしたサスペンス。
怖さでズキズキする感覚を味わう。

人のセックスを笑うな
今や大人気の永作博美の演技に期待してみたのだが、期待はずれで激しく失望。
演技の基礎を習っていない人が、「これがナチュラルな演技だ」と勘違いしてしまうと、ああいうセリフ回しになる。
浅野忠信やオダギリジョーもこの系統の勘違いな人々。
この監督の意図なのだろうが、声を遠近法に忠実に拾い(後ろ向きや画面の奥にいる人のセリフはひどく聞き取りづらい)、キスや愛撫の「ぶちゅぶちゅ」「ぴちゃぴちゃ」というような音はわざと大きく拾う。
おかげで聞かされる方は疲労感たっぷり。
永作博美のイメージ先行な浅薄さに較べ、松山ケンイチと蒼井優ちゃんのしっかりした演技力には瞠目。
両者、ちゃんとセリフが聞き取れる。
蒼井優ちゃんのほうが、永作博美よりずっとスクリーン映えしてるし。
テレビに使い倒されず、映画で大切に育ってほしい女優だなあ。
日本映画ではなかなか困難だとも思うが。
彼女は本当に勘所のいい女優だ。
あんなに自然に自然な演技をできる(しかも、見る者を惹きつける)人もなかなかいないと思う。

エリザベス
今さらどうして……という気もするけど。
おもしろいのかおもしろくないのかよくわからない映画だった。
ケイト・ブランシェットはいつでも名演ですが。

復讐者に憐れみを
パク・チャヌク監督得意のバイオレンスたっぷり。
『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』と並ぶ、“復讐三部作”のひとつ。
主演のソン・ガンホが、はじめは裕福な紳士だったのに、娘が誘拐され死んでしまってからの豹変ぶりは凄惨そのものだ。
しかし作品としては『オールド・ボーイ』が一番おもしろかったな。
人間や、人生の業の深さを感じたから。

サイン
やはり今さらどうして……ですが。
シャマランだよー!ああやっぱりシャマランだよ!という、いつものようにへんてこりんな映画。
異常者ですか?彼って。
なにを見ても見る者置いてけぼりな異様な展開、どういう感想を持ったらいいのか、もてあます監督だ。
ツマラナイと、一言で言ってしまっていいのか迷うのは彼の異常性がいろんな細部に出ているから。

アイアンマン
唯一の新作、っていうか日本での劇場公開は明日から。
一ヶ月前に、飛行機の中で見ました。
いいね。とてもよかった。
アメコミもののヒーロー映画って大好きなのだ。
ロバート・ダウニー・Jr.が主演ってどうなんだろうと思っていた。
私はすご〜〜〜く好きな俳優だけど、ヒーローとしてはトシを取りすぎているし、今ひとつ超メジャー映画に出るようなタイプの人ではないので、彼を主演に取り上げるのは冒険だと思った。
でも期待以上によくはまっていた。
『スパイダーマン』がトビー・マグワイア?と最初とまどったのと同じで、さすが、上手い人はなにを演じてもうまい。
若いころよりずっと色気が増して、大企業社長としてのスーツの着こなしはもちろんかっこいいし、実験の失敗が相次いでヨレヨレになっているところもタマラン。
お茶目でセクシー。
この映画をきっかけに、ロバート・ダウニー・Jr.の、日本国内での大ブレイクを待つ!(でもだめだろうな。おじさんだもん。)



最後は未公開の新作を書けたけど、ほぼ古めのDVDばかり鑑賞。
でもまだつづくのだ。

by apakaba | 2008-09-26 17:52 | 映画 | Comments(10)
2008年 09月 23日

大食いの家の魔女の秘薬作り

c0042704_17241464.jpg


晩ごはんはアンチョビのスパゲッティー。
キャベツとにんにくを入れて、思いつきでタイムとカルダモンも入れてみる。
アンチョビ700グラムの瓶、これだけあるとうちの消費量でも安心感があるわ。
ちまちま45グラムくらいの缶詰を買っているのが面倒なので。
チューブ入りのペーストやできているソースは邪道でしょ。
ちゃんと手で刻みましょう。
小骨のチクチクした食感がまた、好きなので。

サラダは、まるっきり思いつきの取り合わせ。
サラダ菜・パイナップル・アルファルファ・ハム・パルミジャーノ。
ドレッシングもその都度手作りしろとのお達しなので、思いつきでなんでもボウルに放り込んで作った。
塩・こしょう・砂糖・ワインビネガー・バルサミコ酢・オリーブオイル・マスタード・タイム・パセリ・バジルペースト・かぼす果汁・マカダミアナッツとかなんか。
まだ入れたかもしれないけど入れていくそばから忘れるので、二度と同じ味にならない。

あと娘が漬けた自家製ピクルス。
ピクルスの漬け汁を、「まじょのひやく(魔女の秘薬)」と呼んで喜んで作りたがる。
私がスパイスをなんでも手当たり次第に放り込んでドレッシングにしたりするのも、
「おかーさん、まじょのひやく」
と喜んで見ている。
「干したとかげのしっぽ。カエルの手。ナントカ草(名前失念)の実。とうがらし。お酢。うひひ。これを火にかけて混ぜます。」
そんなもの入れていないんだけど、子供にとっては料理はそういうものらしい。

by apakaba | 2008-09-23 17:47 | 食べたり飲んだり | Comments(3)
2008年 09月 21日

バリ旅行記をスタートしました

メインサイトを動かしたいとおもへども。

私の使っているHP作成ソフトは、ID for WebLifeというものだ。
初心者も手軽にかっこいいサイトを作ろうというコンセプトのソフトである。
ひな形を使うのでたしかに手軽な反面、レイアウトの自由が利かず、私のように長文を書くタイプには決定的に向いていない。

夫が「これ使ったら?かっこいいぞ。」と、発売当初に買ってきてくれたものだから、前のようにコツコツとホームページビルダーで手作りするのをやめ、リニューアルしてみた。
しかし、自分でも長文が読みづらくて嫌だ。
たとえば、ひな形で作ったヨルダン・シリア旅行記やイスラエル旅行記に較べ、旧サイトに置きっぱなしのフランス旅行記やインド旅行記のほうがはるかに読みやすい。

どうしましょう。
今さらホームページビルダーに戻るのは面倒よ。
せっかく夫がプレゼントしてくれたんだし。
でも読みづらいというのは書く方もつらいわ。

苦肉の策で、新しく、バリ旅行記専用ブログをひとつ借りた。
ブログなら手軽だし、バリ専用にすれば、写真の点数も容量の上限を気にせずどっさり載せられる。

ということで!
今日から新ブログ「7名様、バリへご案内」をスタートします。
写真満載、文章も満載、苦労も満載……???苦労?
苦労のわけは読んでみてください。

メインサイトの掲示板は閉じており、バリ専用ブログにはコメント欄を設けませんので、ご意見ご感想はこの「あぱかば・ブログ篇」のコメント欄にお願いします。

では、よろしく!

1話 がんばろうツアコン!〜出発

by apakaba | 2008-09-21 17:58 | サイト・ブログについて | Comments(8)
2008年 09月 20日

老後のふたり

一日中、よく働いた。
ピクルスを二瓶ぶん漬けた。
ぬか漬けを数年ぶりに再開することにした。
居間の壁の汚れをきれいに掃除した。
家じゅうのエアコンのフィルターを洗った。
換気扇を掃除した。
台所の壁を洗った。
ガス台を掃除した。
手間のかかるごはんを作った。
手がバサバサに荒れてしまった。

なのに、夫がまだ帰ってこなくて、電話もメールも返事が来なくてお腹がぺこぺこになり、食べ始めちゃったわ。
大変だなー。
今朝は5時にごはん食べていったし、何時間働いてるんだろ?
私がいくら家で働いても絶対に追いつけない。
一度でいいから、ケンカでもしたときに「私の方があなたよりずっと働いてるんだからねッ!」と言ってみたいなあ。
あのセリフは憧れるなあ。
生涯言えないんだろうなあ。

でも、この夏休みは夫の休みが多くて、毎日毎日、ふたりで買い物に行って、「晩ごはん、なにが食べたい?」「明日の朝ごはんどうする?」「明日の昼ごはんはなににする?」と、おんなじことを尋ねていた。
外食はほぼしなかったし。
24時間いっしょ。
けっこう、トホホだったなあ。
農家とか、自宅での自営業とか、そういう人たちにとっては当然のことなんだろうけど、私にはちょっと……
正直にいって、「うわー、定年になったら、老後はこれが毎日つづくのか。毎日3度のごはんに悩んで、24時間いっしょなんだわ。毎日買い物にいっしょに行って……ずーっとずーっとこの人のお世話をするのかー。」と思っちゃった。
とにかく家にいるのが好きな人だから、一人で出かけるとか自分だけの友だちと出かけるとかってありえないもの。

ダンナさん方からしたら、そんなこと妻が考えてブルーになるなんて想像すらしないかな。
罰当たりな妻だよね。私は。うん。ごめんね。
いつか、老人になった私が、あのセリフを言っちゃうときが来るのか?!
それもイヤだな。
相手も老人なんだから、かわいそうだよ。
でもこの夏休みには、やっぱりちょっと、老後のことは考えたね。

by apakaba | 2008-09-20 21:50 | 生活の話題 | Comments(4)
2008年 09月 19日

ひとの手に身をゆだねる

口内炎をひどくしてしまったことが原因で、歯茎が全体に痛くなり、歯医者さん通いをしていた。
今日、
「もうすっかりよくなったね。軽く清掃してこの治療は終了にしよう。」
ということで、男の先生は診療台に寝ている私を、歯科衛生士の若い女性に任せて席を立った。

今まで口の中を探るのはずっと男の先生の指だったのが、お姉さんの指先に替わり、いきなりウットリ。
ふにゃふにゃと力が抜けちゃう。
前にも書いたように(体に触れる手)、口のあたりをいじくられるのは圧倒的に女の人のほうが快感あるわ。
まあ、歯医者の場合は、「キュイーン」の恐ろしい治療のあとで彼女たちのすることが痛くも恐ろしくもない清掃作業だから、よりホッとするというのは大きいと思うが。

人に体を触られるのが、好きか嫌いか?
触られるのをとても嫌がる人っているでしょう。
夏にバリへ行ったとき、義母に
「このホテルのスパに行ってみますか?マッサージどう?」
と聞くと(私はもちろんやった)、
「いい、いい、私は元来、人に体を触られるのが嫌いなの。」
と断った。
美容院で頭を触られるのもイヤ。
マッサージのたぐいもみんなイヤ。なのだそうだ。

これはまるっきりアナタの息子も同じじゃないかー。
夫は昔から、
「体を触られるのが嫌い。女になれなれしく頭だの手だの触られるとふざけんなよと思う。カノジョだとしてもイヤだね。歯医者でもなんでも、接触が苦痛。床屋も行きたくないくらい。行かなきゃしょうがねえから行くけど。」
と、よく言っていたものだ(なぜか私だけは平気なのだそうで。おかげさまで結婚できました)。
こういう気質って親子で似るのかな?

私はわりと、なんでも平気。
マッサージ大好き。
シャンプーやカットで頭をいじくられるのも気持ちいいじゃん。
歯科衛生士のお姉さんに顔をやさし〜く触られるのも、うっとりだわ。

大学時代に少しだけ劇団に属していて(というか立ち上げていて)、基礎練習のとき、『脱力』というメソッドがあったことを思い出す(『死体』とも呼んだような覚えがある)。
二人でペアになり、一人が死体。
完全に全身の力を抜き、もう一人がどのように揺すぶったりひきずったり体を動かしても、ぐにゃぐにゃとされるがままになる。
演技する体を思うとおりに動かすためには、まず体の力を完全に抜くことが大事だ。
ペアは次々と変わる。
誰と組んだとしてもまったく同じように体を預けることで、チームの信頼関係も生まれる。

これが、うまくできる人と、どうにもヘタクソな人とにはっきり分かれてしまう。
ヘタクソな人は、腕や脚を持ち上げられて落とされそうになると思わずかばう動きをしてしまったり、変にくすぐったがったり、押されると反射的に身を固くして外からの力に逆らってしまう。
そういう人は、マッサージされてもしょっちゅう「力抜いて。」と注意されていた。

あれは、今になると、他人に体を触られるのが苦手な人だったのかなと思う。
人の手に身をゆだねることがどうしても苦手という人は、なんとなく、いろんな場面で損をしているように思ってしまう(いろんな場面ってなんだろう。)

by apakaba | 2008-09-19 23:32 | 生活の話題 | Comments(2)
2008年 09月 18日

インド映画と『源氏物語』

c0042704_2135477.jpg


インド映画のダンスシーンに大変しばしば登場する振り付け。
男性が後ろから女性を抱きしめ、首筋にキス。
女優はその一瞬に、陶酔と切なさを交えた表情をするのがお約束。
コーシローはしつこくされて単に嫌がっていますが。

インド娯楽映画では唇へのキスシーンはめったに出ないが、首筋や腕、頬などには愛の表現として出てくる。
いわゆる洋画では、説明としてキスシーンが挿入される感もあるが、インド映画のダンスシーンはその代わりとなり、感情の高まりを歌と踊りで表現する。
これがよいのよ。

インド映画は支離滅裂で馬鹿馬鹿しくて嫌い、という人もよくいる。
しかし私は歌舞伎や映画や文学など、いろいろなジャンルをとおして、“虚構を極めると真実が宿る”と思っている。

先日、お友だちと『源氏物語』の話をしていて、同じようなことを言った。
およそこの世で考えられる限りの、すべての恋愛パターンが、1000年前にすでにたったひとりの作家から記されてしまっている。
ミーハーな読み方だろうと文法の研究だろうとマニア的読み方だろうと、読めばあれほどのどでかい虚構には驚くほかないし、物語のどこかに、自分を投影するなどのリアルさを感じるにちがいない。

ふたりの関係を説明するためのキスシーンよりも、体とまなざしをフルに駆使したダンスのほうが、よりリアル。
すべての“肝心なシーン(性愛シーンとか)”は、かならずなにも具体的なことが書かれずに次のシーンへとつながってしまう『源氏物語』は、より妄想をかきたてる。
こういう表現手法が好きだなあ。
そっちのほうが、成熟した芸術だと思えませんか?

by apakaba | 2008-09-18 22:41 | 文芸・文学・言語 | Comments(12)
2008年 09月 17日

またシャールク、そしてエスニックのランチ

PYAAR PYAAR SHAH RUKH! の喜びをもう一度。
ということで、またシネマート六本木へ行ってきた。
先日とは別の作品を観て、またもシャールクにishq!(イシュクはピャールに較べ、より“神への愛”に近いニュアンス。)

今日観たDON 過去を消された男は、パリ〜マレーシア〜インドと旅ゴコロをかきたてる壮大なロケ。
シャールクのダンスにまたも胸一杯お腹いっぱいといいたいところだが、上映時間が3時間を超えるので、お昼をすっかり過ぎてしまう。

マレーシアロケを見ているうちに猛烈にラクサか海南チキンライスを食べたくなり、マレーシア料理店はわからないけどシンガポール料理店なら恵比寿にあったな……と思い出し、映画が終わると急いで恵比寿駅そばの新東記(シントンキー)へ。
しかしランチタイムが終了していた。

ものすごくがっかり。
食べたかった。ラクサかチキンライス。
しかたなく、フラフラとかろうじてランチタイム営業が終わっていなかったタイ料理店へ。

ア・テッパラという店の前は何度も通ったことがあるのに今まで気がつかなかった。
ランチは900円で食べ放題であり、頭ではまだラクサとチキンライスのことが忘れられないのにヤケ食いでバクバクとグリーンカレーや青パパイヤのサラダなどを食べてしまう。
雰囲気作りがタイそのもの。

都内のエスニック料理店にはよく入るが、ちっともその国らしくなくこざっぱりとした店作りをしているところもあれば、パスポートいらず、飛行機いらずでいきなり異国へ飛んだような、現地再現型の店もある。
私は、味がおいしければどちらでもいい。
あくまでも私の印象だが、現地再現型はおしなべて味も現地再現に徹しているように思う。
ただ衛生面でも現地再現型のような気がする。
テーブルクロスや床が脂でベタベタとか、手洗い場の掃除がしばらくされた様子がないとか、現地では気にも留めないのに日本で再現されるとなんとなく“ナゼ、そこまで再現?”と感じてしまったりする。

こざっぱり系は、おいしいところもたくさんあるが、中途半端な味の店も多いように思う。
そして現地再現を超リッチに仕立て上げたような店は大体ダメ。
やたらと高そうな置物が置いてあるとかそういうの。

ランチだと、セットメニューについている「サラダ」だけがひどく普通で日本の定食屋みたいというのも興ざめ。
インドカレー店に多いパターン。
カレーやナンやごはんはそこそこなのに、サラダはキャベツの千切りと缶詰コーンときゅうりの薄切りにキューピーのマヨネーズっぽいドレッシングをかけただけ、とか。
これのせいでインド気分がぶちこわし。ないほうがマシ。

私はランチでは飲酒しないので、ドリンクが現地再現でないと、やる気なくす。
コーヒーや紅茶やジュースなどのたぐいはぜひ現地再現型に徹してほしい。
座っただけでサービスされるお茶がジャスミンティーだったり(今日の店はジャスミンティーも飲み放題だった)、ヴェトナム料理なら「蓮の葉茶でございます」なんていわれると、、それだけでかなり点数アップだ。
飲酒する場合はもちろん、現地のビールは常備していてほしい。

東京に住むようになって、東京はありがたい場所だなと思うことがよくある。
初めてシャールクを知った90年代中頃には、またカレを観るにはまたインドに来るしかないのか……と本気で泣きそうになったものだったが、今やたまにだけどスクリーンで観ることができるし。
思い立ったらシンガポールラクサでもタイの屋台飯でも南(ここが肝心)インド料理でも好きに選べる。
歌舞伎や、美術館へもすぐに行ける。
しょっちゅう行くわけじゃないけど“行きたい”と思えば行けるのだ、というだけで実に心強く、うれしい。

トカナントカそんなことを考えた日でした。

by apakaba | 2008-09-17 23:16 | 食べたり飲んだり | Comments(0)
2008年 09月 16日

子供につきあうこと

去る12日、小学校の屋上にて、「お月見の会」という催しがあった。
PTAと地域住民が協力して立ち上げた、「学校支援本部」が主催者であり、私も図書ボランティアの一員なので手伝いへ行ってきた。

仕事が終わったら駆け足で学校へ。
屋上は数年前から芝生を育て始めた。
その芝生の上で裸足になって、月の観察をする。
理科の先生が出してきた天体望遠鏡が設置されている。
私の出番はいつものように、紙芝居の声アテ。
図書室を使ったふだんの劇とは、人数の多さも会場の雰囲気もまったくちがうので、最初は緊張した。

いろいろな演目を見ているうちに、落ち着いてきた。

c0042704_17571645.jpg


近所の、大きな神社から宮司さんたちを招き、雅楽の演奏をしてもらっている。
笙やひちりきなどの楽器の解説中。
竹を切って、ろうそくを灯し、すすきを飾るのも、学校支援本部の人たちの手作りだった。
ヴィオラの演奏や朗読もあった。

演目の順番が次になり、私も水を飲んでマイクに向かおうとしたとき、支援本部長から、こそっと注意をされた。
「あのう、今夜はすごくいい機材を借りて来ちゃったので、ご近所に音が響いているみたいで……ちょっと、近隣の方から音がしていると電話が来ていますので……ボリューム控えめにお願いします……。」
苦情が出たのか。

夜中ならわかるけれど、まだ夜の6時や7時だし、教育活動なのにどうしてそんな文句つけるんだろう?
こういうひとに限って、名乗らないんだよね。
名乗らないヤツのことは無視。
ネットでも現実でも同じですな。
第一、私からデカイ発声を取ったらなにが残るんでしょうか。

もちろん大成功でお月見の会は終わった。


連休中、「コシヒカリ」の友だちがタップダンスの公演をするというので、もう一組の仲良くしている母子とともに、付き添いで行ってきた。
新宿歌舞伎町のコマ劇場の隣という、およそお子様には似合わないエンターテインメントカフェ(なんですかそれは)でやるのだと。

c0042704_17574049.jpg


PINK BIG PIGという、エンタメカフェ内観。
オトナ〜な空間です。
演目もオトナ〜で、「コシヒカリ」の友だちは、大人のダンサーに混じってひとりだけ小学生ながらタップを踏んでいた。
娘の友だちであると同時に、私の生徒でもあるので、ふだん勉強で首をひねっている姿とはまるでちがう姿を見せてもらい、親ではないけどそれなりにムネに迫るものがあった。

c0042704_1758028.jpg


皆さんと別れると、「コシヒカリ」は「おなかすいたー」と言い出す。
ルミネのB2にあるロールケーキ専門店Roll Maduへ。
どうして、Maduなのに「マディ」って読むんだろ?
マドゥなら、ヒンディー語で蜂蜜っていう意味なんだけどな。
まあいいや。
やっぱり女の子はケーキよねー。
娘と向かい合ってケーキを食べるなんて、何年ぶりだろう?
子供をぞろぞろ連れていると、まずケーキを外で食べることなどしないから。
高いもん。

こうして、娘につきあって出かけたり、外で甘いもの食べたりするのも、そろそろ終わりかな。
私は子供べったりな母親ではないので、子供が中学生になったら、もう親といっしょはオシマイだと思っている。
だから、最後の子供が小学生のうちまでは、できるだけつきあおうと思っている。
あと1年半か。
そしたら学校支援本部も卒業、娘とケーキ食べに行くことも、なくなるだろうな。

by apakaba | 2008-09-16 22:55 | 子供 | Comments(2)