あぱかば・ブログ篇

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2008年 12月 31日

年の瀬、つぶやく

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灯りの下に、家族が集う。

あなたと離れていても、愛するあなたの幸せを祈っています。


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「アキタコマチ」作。
美術の時間に、「身近にある素材で」というテーマで作ったとか。
素材を持っていくのを忘れて、間に合わせに校庭の石を2個拾って作ったら、区の展覧会に選ばれ、さらに都の展覧会に選ばれたという出世クジラだ。
よほど区展も都展も人材不足と思われる。
出世クジラのように、小さくても人に認められ、選ばれる人間になってくれ。

来年は大学受験生と高校受験生を抱えることになり、ちょっと気を揉むことの増えそうな母です。
来年の目標は年が明けたら書くよ。

by apakaba | 2008-12-31 21:07 | 生活の話題 | Comments(2)
2008年 12月 30日

いい夢見せてもらったぜ

すっかり朝寝坊をしてしまう。
惰眠をむさぼっているときに、切れぎれに長い夢を見る。
パーティーか飲み会か結婚式か、なんだかわからないけど友だちとにぎやかに集っていた。
自分の持っている中で一番格の高い着物を着て出席していたから、きっと結婚式に出ていたのだと思う。

集まりが済んで、友だちとお別れして地下の会場から地上へと出ると、一面の銀世界になっていた。
私は仰天して風景を見回した。
そこは渋谷なのだが、どの街だか識別できないほど非現実的に(現実ではないので)雪が積もっていたのだった。
積もるというより街が埋もれてしまっている。
ビルの3階くらいまで、雪に埋もれている。
それでも歩道はどうにか人が歩けるようになっていて、皆、歩道をゆっくりと歩いていた。
私は晴れ着の上に羽織るものさえなく、金糸の混じったよそ行き用の草履に白い足袋という、どう見てもこの渋谷でもっとも雪道を歩くに適さない人間として、悄然と歩き始めた。

と、駅へ向かう歩行者の群れに、夫がひとりですたすた歩いている後ろ姿を見つけた。
飛び抜けて長身なので、どんな人ごみの中にいてもすぐ見つけられる。
ウールのコートにジーンズ、マフラーと手袋もつけている。
それなりに雪への対策がとれた恰好をしている。
私は小走りに駆け寄って追いついた。
「あれ、(集まりは)終わったのか?」
「うん、今ちょうど帰るところだったの。よかった。この草履じゃ滑って転びそうだよ。腕組んでいい?つかまらせて。」
現実には決して夫と腕など組まないのだが、夢なので平気。
高い位置の腕につかまると、着物の袖が肘までむき出しになって寒いのだが、夢なので平気。

「俺はお前の」
現実には私のことを“お前”とは呼ばないのだが夢なのでそう呼ぶらしい。
「俺はお前の、なんでも似合うところがいいと思う。」
と突然に言う。
「はー?いつもヒドイ恰好してるじゃん。今日は特別だよ。」
「いや、カジュアルでもきちんとした恰好でも両方とも似合うのはなかなか難しいんだ。カジュアルだけならいいけど、着物や改まった服装になるととたんに不格好になる女は多いし、逆にきちんとした恰好ならいいけどカジュアルが似合わない女もいる。君は両方とも似合っていていい。」
いきなり真面目に褒めちぎるので驚いてしまった。

というところで、現実の夫に「おいもう起きようぜ。寝過ぎだぞ。」と言われた。
「今あなたの夢を見てた。」
「ふーん。」←興味ゼロ

あとで、夢の話を聞かせた。
「トカナントカで、“君は両方とも似合っていていい”とか言ったんだよ。」
「ふーん。俺はよくそういうことを言っているからな。」←興味ゼロ

これが今年最後の夢かなあ。
明日の惰眠中にももっといい夢を見るかな。
楽しい夢って惰眠中に見るんだよね。

by apakaba | 2008-12-30 23:38 | 生活の話題 | Comments(2)
2008年 12月 29日

年の瀬、買い出し、歌謡曲

長い読者のかたはご存じのとおり、私は毎年完全におせちを手作りするので(かまぼこは買いますが)、12月の中頃くらいからすでに気分がどんより。
めんどくさいじゃん。
めんどくさいけど買うほうがイヤだというだけ。
だってすっごくおいしいんだよ。

クリスマスのごちそうを作るのもすんで、ついに今年もおせちのことを考えなければならなくなったのね。

面倒だからついついギリギリまで買い出しに行かず、栗きんとんのための水あめやくちなしの実が売り切れて半べそかいたり、田作りのためのごまめがぜんぜん足りなかったり、煮しめの飾りのきぬさやを買い忘れて「なんか、彩りが悪いなあ……」と盛り下がったり。数えきれない失敗をしてきました。
ここ数年は、ちゃんと早めにおせちのリストを作って、買い忘れのないようにしている。
主婦になって20年ちかくたつのに、ほんと、いつまでも段取りの悪い人間だわ私って。

元旦に親戚の新年会へ行くので、昆布巻きと伊達巻きをたくさん作って持っていくわ。
あと、食後用にケーキでも焼いていけばカッコがつくでしょう。

ひとりでクルマをあちこちに走らせて、リストを確認しながら買い物をする。
車内で歌謡曲を流す。
ふだんから歌謡曲は好きだけど、年末には圧倒的に歌謡曲が似合う。
なんでだろう?
やっぱり、私の小さいころには日本人がみんな見ていた、レコード大賞や紅白歌合戦を思い出すからなのだろうな。

堺正章の名曲「さらば恋人」と「街の灯り」を、つくづく完璧な詞と曲であることよ……と感嘆する。
つづいてちあきなおみの「喝采」を渾身の歌真似で唄ってみるが、この人の歌のすばらしさには、何度生まれ変わったとしても追いつけない。
ワンフレーズどころか、一音一音ごとが珠玉。
いつものように幕が開き……の「い」も「つ」も「も」も、それぞれひとつひとつの音からすでにきらきらきらっとパヴェダイヤのような輝きがこぼれてくるようだ。
本当にすばらしい。完璧な歌手だちあきなおみは。

年の瀬の歌謡曲は幼い女の子だった時代に引き戻されるけど、「喝采」のすばらしさは当時にはわからなかったなあ。

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暮れてゆく1年。
日暮れに向けて歩く。

by apakaba | 2008-12-29 21:56 | 生活の話題 | Comments(9)
2008年 12月 27日

年の瀬、自転車

家族5人全員で、そろって自転車に乗ることは、年にいっぺんあるかないかだ。
先日の、友人宅での食事のあと、5台の自転車をつらねて帰った。

並びはたいてい、自然に決まっている。
先頭に「アキタコマチ」が行く。
「『アキタコマチ』について行きなさい。」
と言って、「コシヒカリ」を次に行かせる。
5人いたらどうしても遅れがちになるのは娘なので(とくに、夜遅くに帰るときはくたくたなので)私と夫が娘のあとさきをなんとなく守るようにしてつながる。
夫は、「アキタコマチ」のすぐあとに行ったり、たまに先頭に出ることもある。
私は、一応、念のために「コシヒカリ」の前に出ることはない。
最後には「ササニシキ」がつながる。
「あんたが最後を守りなさいよ」なんていうことは、なにも言いつけていないが、なぜかいつも最後尾を走る。
きっと親兄弟と団子になって走るのがイヤなのだろう。
それと、「ササニシキ」は昔はよく勝手に走っていってしまい、そのたびに
「そんなに速く走ったらダメなの!『コシヒカリ』や『アキタコマチ』の前に出たらだめ、誰も追いつけないでしょう。」
と怒られつづけていたのでさすがに懲りているのだろう。

「コシヒカリ」に合わせて、みんなゆっくり走る。
それぞれはもっとうんと速く走れるし、「コシヒカリ」だって昔ならともかく、今ではもっと速いのだろうけど、私でさえ“もう幼児じゃないんだから、こんなにゆっくりでなくても、大丈夫なんじゃない?”と思うほど、みんなゆっくり走る。
家族の“癖”なのだ。

先頭の「アキタコマチ」は、頻繁に後ろを振り向いて、みんながついてきているか確認する。
毎朝の登校ではどうやらおそろしいスピードで駅まですっ飛ばしているらしい(目撃者情報多数)「ササニシキ」も、文句ひとつ言わず、のろのろのサイクリングの最後を行く。

なにを話すわけでもなく——実際に、長ーい縦列で走っているのでおしゃべりは不可能だが——のろのろつながって走る。

家のすぐ近くまで戻ってきて、下り坂のカーブになると、初めて「ササニシキ」は後ろからひゅーっと風を切って先頭に付け、「アキタコマチ」となにやらしゃべりながら併走し、夫は「コシヒカリ」を私に任せて息子たちをさらに追い抜かし、鍵を開けて暖房を入れるため、ひとりで家に一番に戻ってしまう。

だいたいこんな調子。

この、5人のだらだらしたサイクリングを、私はかけがえのない時間に感じている。
みんなの自転車を漕ぐ背中を見ながら涙が出そうになることさえある。
頻繁に後ろを振り向く「アキタコマチ」や、決して4人を追い抜かさない「ササニシキ」を、会話はしないが、頼もしく、かけがえのないものに感じる。
年々成長していく子供たちに囲まれて、こうして5人でつながって走ることが、もうあと何回もないということをわかっているから、さらにゆっくり走ってもいいかなとも思う。

by apakaba | 2008-12-27 18:35 | 生活の話題 | Comments(6)
2008年 12月 26日

今年たのしかったことBest10

閲覧者は少ないしコメントは少ないしで、年末はどうにもやる気出ない当ブログ。
おととしにも書いたけど、今年も今年を振り返ってみるかー。


1...
2月、「アキタコマチ」の所属する写真グループの展覧会REAL4、にかこつけ、夫の両親ともども京都で豪遊!
写真展じたいのことは当ブログには書いていないが、京都一泊の話は、旅をする帽子安藤忠雄建築巡礼の旅として書きました。


2...
4月、とあるオフ会で京都へ。
サイト開設当時からの古いつきあいの人々とひさびさに会えてうれしかった。
オフ会じたいのことは当ブログには書いていないが、関連記事としてブルーメの丘「日没閉館」にてを書きました。


3...
当ブログに書いても全く反応が薄いので書かなかったが、4月5月と身の程知らずな歌舞伎三昧。
「四谷怪談」「白浪五人男」「勧進帳」のビッグタイトル揃い。
とくに仁左衛門の弁慶にはもう……シビレました。


4...
6月、wakaさんの結婚式に呼ばれてまた京都へ。
関西の友だちが多いことよ。
結婚式の様子は6回目の、結婚式出席の時間にとして書きました。
関連記事として、ヴォーリズ探訪の旅を書きました。


5...
8月、一家ゾロゾロバリ旅行!
未だ執筆が進みませんが来年には絶対に!


6...
9月、六本木のオタク〜な映画館で上映されたインド映画特集へ日参!
その様子はPYAAR PYAAR SHAH RUKH!と、またシャールク、そしてエスニックのランチそしてインド映画と『源氏物語』としつこく書きました。


7...
11月、また「アキタコマチ」が写真展に出展!
マタデスカ!かこつけて豪遊デスカ!
夫と大阪一泊お大尽旅行は現在鋭意連載中(のはず)。
おそらく、あと1回、「司馬遼太郎記念館」を書いたら終了(のはず)。
11月から連載中の「大阪滞在24時間」を読んでね〜〜〜〜(と、言っておく!)。


8...
年間通じて、今年度も小学校の図書ボランティアでいろんなことをしている。
1年生には1年生向けの本を、高学年には高学年向けの本を読み聞かせ。
各学期末には影絵芝居の声の出演。
芝居は回を重ねるにつれだんだんと凝ってきて、先日にやったのは歌も2曲唄うというミュージカル仕立てで、緊張緊張アンド緊張。
その歌も、有りモノじゃなくて図書ボランティアのお母さんが作曲したものなのだ。
この芝居モノは、ほんとに出るのがおもしろい。
校長もお母さんたちもびっくり仰天だぞ!
私はただセリフを当てるだけのいわば一発芸だが、スタッフの有能さにはただ感服いたします。
能力の高い人たちと組んで共同作業をするのって、本当にたのしいよねえー。


9...
今年もいろんな映画を観て、いろんな美術展などに行った。

やっぱりASIMO!の大ロボット博

『建築の記憶——写真と建築の近現代——』と『ルノワール+ルノワール』で光る企画力

女心には、ロートレックよりルノワール(か?)

フェルメール展——“女”に向けて切るシャッター

フランスよりも遠い大阪の民家へ——安藤忠雄建築展

ヴィジョンズ オブ アメリカ完結

美術展には、ここに書いただけでも、ずいぶん行ったのね。
映画も、まとめレビューではなくて単体で取り上げたものが多くあった。

死ぬまでにしたい10のこと

『ラスト、コーション』——セックスで露呈されていく相克

唇と瞳が開く窓——『向かいの窓』


10...
今年は読書の当たり年で、すばらしい本にたくさん出会えた。
これは来年に恒例Best10を作ろうと思っている。
レビューを書くよりも早く次を読みたくて、今年は単体で取り上げた本がたった1冊だけだったのだな。

田中真知さんの新刊『孤独な鳥はやさしくうたう』

まだまだどっさりいい本を読んだことよ。
反応薄いってわかってるけど、来年に書くレビューは読んでねん。

と、年末らしいまとめモノでした。

え!
アナタと会ったことがランクインしてない?!
ええっとそれは……多分、11番目なんだよ!

by apakaba | 2008-12-26 20:35 | 生活の話題 | Comments(4)
2008年 12月 25日

キリスト様の策?か?

クリスマスくらいごちそうを作ろうか〜〜〜〜〜〜〜。
料理キライキライと毎日言っているけど、理由があれば作る!

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豚スペアリブとキャベツの煮込み。
地味な色合いの料理をウマそうに撮ってくれてありがとう息子よ。

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すでに解体済み。
ローストチキンに、タイ米をスタッフィングした。
私はメンドクサイのでさばくのは全部「アキタコマチ」がやる。
「トリをさばいてサーブするのは大人の男の仕事なんだよ」と声をかけると得意になっている。
映画『ブロークバック・マウンテン』でそういうシーンがあったなあと、うろ覚えながら。
(本当は、「感謝祭のターキーをサーブするのは大人の男の仕事」というものでしたね。)

こういうのって、心を込めてやらないとただただ残飯みたいに見えてしまってがっかりなんだけど、うまいこときれいに盛りつけてくれた。
ありがとう息子よ。
「うーん、これはローストチキンじゃなくて遠い異国の別の料理のようだ。ウズベキスタンの露店で食べた料理のようだなあ。」
思わず旅を思い出す。

そして、モノも言わずにひたすらバクバク食べてくれた子供たちアンド友だちの子供たちよありがとう。
私はローストチキンをほとんど一口しか食べられず、食後のために焼いたケーキも食べずじまいだったけど、食べてもらえるほうがなによりもうれしいわ!本心だよ!

そして的はずれな努力で日本史問題を75問も作成して場を盛り上げた(のか?)、もうひとりの息子よありがとう。
(その話はきのうの日記クリスマスの社会科サンタに書いた)

年末に近くなってクリスマスがあるのはうまい暦だなあと思う。
たしかにとっても気ぜわしいし忙しいし、でも人に感謝したくなる時節にぴったり乗っているなあと思う。
キリスト様はほんとは今日生まれたんじゃないんだともいわれているけど、気ぜわしさ真っ最中の暦にぴったりはまっているところは、やはりキリスト様のご意志か?とか思ってしまう。
とくに、トシを取って、人に「ありがとう」を言いたくなるとますますそう感じる。

by apakaba | 2008-12-25 20:34 | 食べたり飲んだり | Comments(4)
2008年 12月 24日

クリスマスの社会科サンタ

おとといの夜、近所の友だちの家に飲みに行った。
きのうは、そこのお嬢さんがうちに来た。
「アキタコマチ」と「コシヒカリ」とでしばらく密談していたが、「計画を発表します!」と。
夜になったら、今度はうちの子たちがその子の家に行って、いっしょにケーキを焼くんだって。
そして今夜はうちがみんなでまたまた先方へ行き、まあ、お日柄からいって名目的にクリスマスパーティーでもと。
3日連続で、すごい頻度で行ったり来たり……子供の歳も性別もバラバラ(学校は今や全員バラバラ)なんだけど、よくまあごちゃごちゃといっしょくたになって遊んでいる。
成りゆきで急に決まったので、私もこれから急いで、持っていく料理を作らないと。
スタッフィングしたローストチキンと、スペアリブをキャベツと煮込むイタリア料理と……あといくつか考えよう。

ゆうべ、部活から帰ってきた「ササニシキ」に、
「明日、○○家に行くことになったから。うち全員で。」
というと、「えっ、そうなの。」と一言言い、いきなり紙を取り出してきて忙しそうにし始める。

「あんたなにしてるの。」
「日本史の問題を作る。あいつらに。」
「はぁぁ〜〜〜〜?『アキタコマチ』と『コシヒカリ』と○くんと×ちゃん(先方の子供たち)に?」
「うひひっ!」
「どういう神経してるのよ……」
「あーでもオレは字が汚いからこの字を見られたくない。おかーさん、オレのパソコンに入ってるワープロソフトどれ。パソコンで作って、プリントアウトして持っていく。」
そんなサンタ見たことないぞ。
子供たちに日本史のプレゼントですか。

作成した問題は、“レベル易・小中学生用問題”というタイトルで75問もある。
目を通すと、たしかにうまく作っている。
選択肢の問題ではなく一問一答形式で、600年あたりから戦後までの最重要事項を網羅している。
それにしてもだよ。
子供の年齢は小5から高2までバラバラだが、誰にとっても75問は多すぎるだろう……。
「あんたこれ75問も自分で考えたの?オタクだねえー。社会科オタだねえ。」
「オタじゃないよ、これくらいオレの頭脳なら軽い。」
「オマエこんなプレゼント子供らが喜ぶわけないじゃん。ごちそうとケーキ食べて遊ぶために集まって、勉強するわけないでしょう。バカだねえ本当に。」

的はずれな凝り性というか、無償の愛というか。
「ササニシキ」は先方の子たちが大好きなのだ。
でも、愛情の表現が、嗚呼。

プリントアウトは、夫が今日、やってくれることになった。
「あいつ本当にうっとうしいバカだぜ。」
夫も呆れ果てるが、ボツにするのも気の毒というものだ。
今夜のパーティーでは、オレ作成特製問題は、日の目を見るんでしょうか?

by apakaba | 2008-12-24 10:12 | 子供 | Comments(5)
2008年 12月 21日

トヨタFIFAクラブワールドカップ決勝

ついつい長年の癖で「トヨタカップ」と呼んでしまうが。
娘以外の4人でテレビにかじりつき。
主婦の忙しい時間帯なので、3位決定戦はパスして、さっさと夕飯をすませてマンU対リガ・デ・キトの試合だけを見た。
日本人の心情的にはガンバはもちろん応援しているけど、どっちかひとつしか見られないとなったら、サッカー好きには当然、決勝でしょ。

ワールドカップやオリンピックなどの、代表チームの試合とはちがうおもしろさがあるね。
代表チームは、ひとりひとりの戦力は高いが、寄せ集めチームのもろさも出る。
クラブチームは、スターこそ少ないが、年中いっしょにやっているから練れている。
という、ごく当たり前な感想を持ちつつ、
「ようするにマンUはこのふたり(ルーニーとロナウド)でなんでもキメちゃうのね」
「南米のほうはマンソだけがすごい存在感だな」
などと語り合う。

うまいプレイをたくさん見せてもらうと、90分を無駄に過ごしたという気がしない。
あの、日本代表チームの試合を見ているときによくある“ストレスフルな90分(まあ、それは日本代表がんばってくれという気持ちの裏返しでもあるのだが)
”を過ごさずにすむのが気持ちいい。
久しぶりにストレスレスな楽しい観戦時間だったな。

by apakaba | 2008-12-21 22:45 | ニュース・評論 | Comments(4)
2008年 12月 20日

こんな土曜日

11時に駅で待ち合わせ!と、何日も前から約束していたのに、45分たっても誰も来ない。
娘の「コシヒカリ」が『劇場版BLEACH』を友だちと見に行きたいというので、私が保護者としてゾロゾロと連れて行くことにしていた。
「あぁ、たのしみ〜たのしみ〜!」
と、一ヶ月も前から今日を指折り数えていた。
それなのに、あとの二人の友だちは来ない。
こういうとき、携帯電話を持たない小学生の待ち合わせはツライ。
でも、娘は不安をおさえて、自分でそれぞれの家に電話をかけて、確認をしていた。

家にいたお母さんがあちこち捜してくれてわかったことによると、あとの二人は、時計を持たずにお互いの家から出て、「11時にはまだ早いね」ということでちかくの公園で遊び、さらに児童館へ行って遊んでしまっていた。
なんというか、子供らしい失敗というか……でも待っている身はつらかったよ。

結局、映画へは、うちだけで行った。
女子の友だちとキャーキャーいいながら出かけることを夢想していた娘は、体が一回り小さくなったかのように肩を落としているので、少しお小遣いを足して「キャラクターのお土産を買っていいよ」というと、やっと元気を取り戻した。

私はアニメには興味ないので、同じシネコンのなかでちょうど同じ時間帯に上映していた、『地球が静止する日』を観た。
キアヌ・リーブス主演の、宇宙からの高度な生命体が“地球”を救うためにやってきて……という、ひどく大味な映画だった。
ジェニファー・コネリーの相も変わらぬ美しさにうっとり。
いつまでたってもきれいだ……
私はめったに劇場まで映画を観に行くということをしないので、たまに行くと、内容はともかく、音のよさには毎回感激してしまう。
あれだけは自宅のテレビでは無理だなあ。

夕方から、ほんの1時間弱、友人たちの忘年会に顔を出す。
会場が遠いのがおっくうで、クルマで行く。
酒より、ひとりで夜の運転がしたい気分だったので。
ドナルド・フェイゲンの名盤『The Nightfly』をかけながら東へ走る。
このアルバムは家で聴くより、圧倒的に夜のドライブに合うように思う。
闇と、光の移動に合うように思う。
これをかけているときはあまり力走せず、少しだらだら走る。
だらだらしながらもきびきび走れるくらいの道路事情がいいな。
今日は、往きの首都高よりも帰りの一般道のほうが快適ドライブだった。

と、いうような、歩いているより座っている時間のほうがうんと長そうな一日だったが、やはりそれなりにくたびれたらしく、帰宅して本田靖春を読みながら入浴してちょっと飲んだらたちまち眠くなってしまった。
飲み会でも
「大阪旅行記もバリ旅行記もストップしたまんま」
とみんなに言われたけど、ごめーん。

飲まなければしらふだ。
あれ?
当たり前か。
飲まなければしらふなので、書けるのだ。
でもつねに酔っ払うほうを選んじゃうのよ。
それでツマンナイことをだらだら書いてしまうのね。

by apakaba | 2008-12-20 23:32 | 生活の話題 | Comments(16)
2008年 12月 19日

シロアリ検査の合間に

今朝、シロアリの定期検査が来た。
今年は夏に羽アリがたくさん発生し、木造のボロ家住まいとしては心配なので。
結果からいうと、シロアリはいなかった。
ヨカッタ。
他のことならともかく、シロアリは見つかったらただちに駆除しないと取り返しがつかないし、近所にも迷惑がかかるでしょ。
そしてけっこうお金もかかるし。

今日の検査は、いつもお世話になっているリフォーム専門会社が無料でやってくれた。
がっしりした大柄な男性社員が、ダースベイダーみたいに防塵マスクをつけて、つなぎの服を着て、床下収納の収納ボックスを外して、そこから入る。
収納ボックスには犬の毛とか埃がどうしても入ってしまうので、きれいとはいえず恥ずかしいが、どうせもうすぐ大掃除だからまあいいでしょ……もうすぐ大掃除……「あー!」

「あのーすいません!そこを外すと、下にモノが入ってます!」
といきなり叫ぶ。
防塵マスクの彼はまさに収納ボックスを取り外そうとしていた。
「あのー子供たちが大掃除をすると、毎年床下に自分への手紙を入れています。1年経つと読んでいます。なのでそれを、あとで元あった状態にしていただきたいんですが。」
収納ボックスを外して洗うのは年にいっぺんのことなので、私もすっかり忘れていたのだった。

昨年の日記に、新年を家族で迎えるというのを書いた。
縁の下にしのばせる自分への手紙の写真も載せている。
私は、子供がこれを仕込んでいる姿を見るのがせつない。
1年は、大人にとっては変わり映えもなくあっという間だが、成長していく子供には長い。
1年で子供は変わる。
部活や冬期講習もだんだんときつくなる。
年末を家族で過ごさず、友だちに誘われて出かけてしまうかもしれない。
いつか、大掃除の働き手はいなくなり、縁の下の手紙は忘れられ、私がひとりきりで床下収納を掃除して、そのときに私が拾って、読む、のかも、しれない。
その自分を想像するだけで泣きそうになる。

ぼんやり考えているところへ、防塵マスクを取り去り、つなぎを脱いでさっぱりした男性社員が、
「終わりました。シロアリはいませんでしたね。あとでデジカメ撮影した写真をお持ちします。」
と言って、帰っていった。
私がぼんやりしている間に、“1年後の自分への手紙”は、彼がそっと元に戻しておいてくれたらしい。

by apakaba | 2008-12-19 18:12 | 子供 | Comments(2)