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2013年 05月 22日

台湾で、日本を考えていた 10.台湾の真ん中の街・埔里へ

9.蓮池潭、ライトアップの魔力のつづき。(初回は台湾2013からどうぞ)

<3日目>3月12日

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高雄のカプセルホテル「シングルイン」の朝食会場

朝食を外に食べに行くのもおっくうになり、宿で済ませる。
ホットサンドははさまっているハムがおいしくなくて、せっかくの熱々のパンの味がぶちこわし。
そしてこの分量では私なら2時間でお腹がすくであろう。

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つづき。シングルインからさらに安宿のドミトリーへ、移動しますよ

by apakaba | 2013-05-22 12:34 | 台湾2013 | Comments(0)
2013年 05月 21日

今朝のバラカン・モーニングで

今、InterFMの「バラカン・モーニング」を聴いていたら、デレク&ザ・ドミノスの『レイラ』の最後の部分が流れてきた。
ここから流し始めるとはさすがバラカンさんと思っていたら、アシスタントの若い女性は
「聴いたことありません。知りません。」
と言い、ビックリしてその後のやりとりに耳を傾ける。

バラカンさんはちょっととまどい、
「デレク&ザ・ドミノスの『レイラ』という曲ですよ。」
アシスタント「えっ、これがそうなんですか?今、歌詞を思い出そうとしていて(“カラオケ”と勘違いしている)」

バ「いえ、この部分には最初から歌詞はないですよ。」
ア「そうなんですか?クラプトンの『レイラ』とはぜんぜん感じが違いますね。」
バ「いえ、これは同じものですよ。」
ア「はあ……?(大混乱)」
かみ合ってない。

クラプトンが好きとか嫌い、の話ではなく、バラカンさん相手の音楽番組のアシスタントには、知っておかなければならない曲はいくつか存在すると思うのだが。
そして『レイラ』はその一つだと思うのだが。
うちの子供たちでさえ知っているのに。

話題は母親殺害のジム・ゴードンが仮釈放されたとかされそうだとかいう話だったのだけど、朝から脱力した。
バラカンさんも苦労だな。

by apakaba | 2013-05-21 07:54 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(6)
2013年 05月 20日

ガングリオンの治療

ガングリオンという病気の名前自体を、この年になるまでまったく知りませんでした。
関節にできる腫れもののことだそうで、いわゆる「水がたまる」というやつですね。
2ヶ月くらい前から、右腕が腱鞘炎になり、それとともに手のひら側の人差し指のつけねあたりに、米粒くらいの大きさのしこりができてしまいました。
なにもしなければ痛くないけれど、掃除機の柄や、アイロンや車のハンドルを握ったりすると、神経に触れるようで痛みがあります。

整形外科に行くと、
「注射針を刺して水を抜く方法や、力でつぶす方法もあるが、小さすぎて難しいから、湿布を貼って様子を見る」
ということになりました。
このまま消えるといいなあと期待していましたが、大きくも小さくもならず、あいかわらず物をしっかり握ることができません。
グリグリしていて気持ち悪いし、今日、再診に行きました。

診断は同じで、つぶすにも水を抜くにも小さくて難しい。
貼り薬だけで効果がないのなら、炎症をとる薬を注射するという方法もある。
う、う、こわいです。
でもしょうがないか。

それはそれはおそろしいことでした。
手のひらに注射を打つのが痛かったし、麻酔も入れたので数時間右手がうまく動かなくなって、晩の買い物でもお金もうまく出せないし、物は持てないし、しかもあいかわらず、グリグリはあるのです。
つぶしたわけじゃないから、なくなっていないのです。
こんな小さなことですっかりどんより気分が悪くなってしまい、私としたことがおやつも残すほどです。
弱い。

今日の経験で思ったのですが、「大人になるまで歯医者にかかったことのない人で、歯医者を異常に恐れる人がいるけど、気持ちがわかったなあ」。
注射なんて、予防接種や血液検査などで腕にはしばしば打つものです。
そのときは、ちっとも怖いと思っていません。
歯医者も、私は子供のころから歯医者にかかっているから、歯茎に麻酔を打って治療することを、うれしくはないけどやることがわかっているから緊張はしません。
でも今日はこわかった。

もしも、これでもガングリオンが消えず、また注射することになったら、今日ほどは気分が悪くならないでしょうね。
でも消えるといいなあ。

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本文と関係ないけど季節の花ということで。黄菖蒲。こんなに日本的なのに帰化植物。帰化植物ってたくましいわね。ダメージに弱い私。

by apakaba | 2013-05-20 18:28 | 健康・病気 | Comments(2)
2013年 05月 19日

法学アタマを試す

今日、「ササニシキ」は司法予備試験を受けに行った。
まだ3年生になったばかりだから受かることは200%ないのだけれど、年に一度の受験のチャンスなので、来年への腕試しとして、バイト代から受験料を出して行ってきたらしい。

先日はこの予備試験の模試を受けてきて、そのときもにやにやしながら「一般教養問題、解いてみて」と持ってきたのだが、今日は模試じゃなくてほんもの!
法務省が作成した、このような代物を自分が手にする日が来るとは、奇異な気分だねえ。
一度きりの人生、私ひとりの力では絶対にこんなモノを触ることなどありえなかったよ。
子供を持つと、人生を二度生きるというけど本当だな。
私とは別人。
もう一度、人生を生き直す感覚。

それにしても、なんと難しいことよ一般教養。
夫とふたりで、国語の問題だけを解いてみるが、やってみるとどうも大学受験などの正攻法の「国語の問題」とは別物なので戸惑う。
いってみればこの出題の仕方は、“正解を知らなくても、周辺からの証拠を拾い上げてつなぎ合わせることで類推し、誤りをつぶしていくことで最終的に正解を導き出せる”という思考の手順を試す問題の作り方である。
まさに“法学アタマ”度を試す試験だ!
我々のような、“文学アタマ”の人間だとこれは戸惑う、そしておもしろい。
1問にかけられる時間はせいぜい2分ほど。
こりゃアタマのトレーニングだ。

「ササニシキ」は本当に変わり者なので、難問奇問は楽しそうだ。
弁護士に、なるかならないかわからないけれど、そうやって勉強したことは無駄じゃない、なにより自分が楽しそうだから納得するまで好きにやればいいよ。

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「アキタコマチ」が作った今日のパスタは、かぼちゃ豆乳クリームのファルファッレ。
次男も毎日の料理の勉強が楽しそう。

by apakaba | 2013-05-19 23:15 | 子供 | Comments(4)
2013年 05月 18日

最近の晩ごはん画像と、息子たちの将来

調理師学校に入学した「アキタコマチ」は、毎晩いろいろなものを作ってくれる。
最近作ってくれた画像がたまってきたのでアップしよう。

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牛肉チャーハン。にんじんとしょうがの千切りをいっぱい入れた

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豚のノド軟骨を買ってきて「これでなんか作って」と頼んでみる

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こしょうを効かせておつまみ炒めになった

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豚タンを買ってきて「これでなんか作って」と頼んでみる

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コチュジャン風味で濃いめに味付けをして、レタス包みにして食べる

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スペアリブの赤ワイン煮。けっこう高級なポートワインも入れた

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トマトとさばのナージュ

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いただきものの行者にんにくを、シンプルにチャンジャと炒め合わせてみた

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「アマドコロ」を買ってきて「なんか作って」というと酢みそ和えに。酢みそに入れた味噌は「十二種雑穀味噌」酸味強め

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先月初めて買った山菜「しどけ」がおいしかったのでまた買ってきた。今度はだし汁に漬け込んでいた

ひとつひとつの料理は簡単なものだが、今までとちがうのは“基本に忠実に”調理しているという点。
素材の切りそろえ方や調味料の加減は、入学前とはまったく真剣味がちがっている。
毎日の勉強が本当に楽しそうだ。
うちの場合、家に帰ってくれば絶好の復習の機会があるしねえ。

「うちは、おかーさんがちゃんとしたものを食べさせてくれてたから、自分も料理に興味を持ったし、料理をやろうと思うようになった。インスタントものを出すとか、化学調味料を平気で使うとか、養殖魚の刺身とか……食べることに鈍感な親だったらこうはいかなかったと思う。
おかーさんはえらいね。弁当も、もうずっと冷凍食品とかを使わないで、朝、作ってるでしょう。
そういうので、舌はちがってくるんだよ。」
と、次男はよく口にする。
私は料理がほんとにめんどくさくて嫌いなのだけど、おいしいものしか食べたくないのでずっと“ちゃんとしたもの”でやってきた。
それがこうして子供の将来にも役立つのだから、よかったなあ。
育てるだけのことはあるなあ。

ところで長男「ササニシキ」は。
「オレはこの家を出るとき、この家の料理がなくなるのはとても困る。作り方をぜんぶ、教わってから出ていく。」
と言う……この息子は本当にバカだね。
料理なんてそのご家庭ごとにおいしいものが出てくるんだから。
「ササニシキ」にはどんな将来が待っているのかなあ。
(ずーっとうちでこの家のごはんを食べ続けるのだけは嫌だなあ)

by apakaba | 2013-05-18 14:07 | 子供 | Comments(0)
2013年 05月 12日

母の日

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母の日、長男はワイン、次男は料理、娘は花をプレゼントしてくれた……というのは、去年と全く同じだったことに今気づく!→去年の母の日
書いておかなければ忘れてるところだったわ。
家族の記録は本当に大事ね。

私は、自分の母には芋焼酎一升瓶、義母にはランプをプレゼントした。

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猫好きの義母に、舞台美術家の朝倉摂さん直筆のランプシェードだ。
すごいでしょう。
これは、昨年の年末に行ったチャリティーイベント「LIGHTING OBJECT 2012」のオークションで落札したのだ!
(その詳細は、こちらに書きました。暗い中での写真のほうがずっと雰囲気が出ているので是非ごらんください)
なんとオークションに私が勝ち抜き、実物を手にすることができたのである。
東北復興支援の一環として、福島県産の和紙を使ったランプシェードを有名人が描き、それをオークションで落とし、お金は復興支援金として役立てるのである。

貧血でヨロヨロしていてここのところ外出もままならなかったけど、いい日になったなあ。

by apakaba | 2013-05-12 22:45 | 子供 | Comments(2)
2013年 05月 11日

台湾で、日本を考えていた 9.蓮池潭、ライトアップの魔力

8.高雄観光〜澄清湖海洋奇珍園と衛武営都会公園のつづき。(初回は台湾2013からどうぞ)

高雄の観光スポットである「龍と虎の公園」は、ほんとは「蓮池潭(れんちたん/リエンツータン)」という湖にあるのだった。
龍と虎がそれぞれ口を開けている派手な作り物があり、龍の口から入って虎の口から出てくると善人になれるとされているのが、写真で何度も見ていた「龍虎塔」だ。
今までちっとも行きたいと思っていなかった。
写真では、作り物がただけばけばしいだけで安っぽく見えた。
ところが、いきなり気が向いて行ってみたら、これが驚きのすばらしさだったのである!

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つづき。蓮池潭観光は、夜に限るね!その理由は……!!!!!!

by apakaba | 2013-05-11 18:09 | 台湾2013 | Comments(0)
2013年 05月 09日

台湾で、日本を考えていた 8.高雄観光〜澄清湖海洋奇珍園と衛武営都会公園

7.屏東の慈鳳宮〜高雄シングルインのつづき。(初回は台湾2013からどうぞ)

原住民のルカイ族が住むという霧台行きが叶わなかったために(参照)、高雄での滞在時間がいきなり増えた。
どこへ行ったらいいのかわからず、蒋介石がつくったかつての核シェルターというところにタクシーで行ってみることにする。

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堂々たる建物に期待するがここじゃなかった。中にはコイしかいない

つづき。核シェルターの中に、初めて入りましたー!

by apakaba | 2013-05-09 15:27 | 台湾2013 | Comments(0)
2013年 05月 03日

台湾で、日本を考えていた 7.屏東の慈鳳宮〜高雄シングルイン

6.日本語・美人・三地門のつづき。(初回は台湾2013からどうぞ)

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屏東(へいとう/ピンドォン)は通過するだけのところという予定でいたが、三地門から山奥の霧台に行くことが叶わなかったために時間ができた。
そこで、屏東でも一つだけ観光する気になる。
それは「慈鳳宮(じほうきゅう/ツィーフォンゴン)」という古刹である。
ネット友人の写真を見て、その装飾に圧倒されて是非見てみたいと思った。

つづき。慈鳳宮を見たら高雄のカプセルホテルに行ってみるよ

by apakaba | 2013-05-03 15:21 | 台湾2013 | Comments(4)
2013年 05月 02日

「もののあはれ」と日本の美——キヨシローの命日、お月さまに

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サントリー美術館で開催中の展覧会「「もののあはれ」と日本の美」へ行ってきた。

平安時代から現代の生活まで、連綿と日本人の心に受け継がれてきた「もののあはれ」というキーワードを軸に、屏風絵や掛け軸、硯箱、皿、着物など、さまざまな芸術品に日本人の精神性を見て取るという企画展である。
国文科卒の性で、和歌や源氏物語のモチーフには自然と足が止まる時間が長くなり、「こんな歌もあったねえ」「こんな人(歌人)いたねえ」「この歌知らなかったけどいいなあ。メモメモ」と、目一杯たのしめた。
日本の伝統美術や和歌って美しいなあ。

「もののあはれ」とは、日本のはっきり移り変わる四季(近年は二季になりつつありますが?)や、毎日かたちを変えてはまた元どおりになっていく月の姿に、“誰しもが経験するであろう人生の喜怒哀楽によってふとわき上がるしみじみとした情趣(解説文より)”を重ねてゆくことだという。
古文を習い始めた当初から、「あはれ」の現代語訳は「しみじみとしたおもむきがあること」だとくり返したたき込まれてきた。
勉強するとはそんなもので、まずは機械的に対訳を覚えるだけであり、覚えなければ話にならないのだが、大人になれば、「もののあはれ」の解説文を読むとたちどころにその情感を解することができるのである。
幼いころ、うれしいことは、単純にうれしく、悲しいことは、単純に悲しい。
成長するにつれ、感情はそんなにはっきりとは分けられなくなってくる。
喜びの中にさびしさや悲しさが交じってきたり、悲しいと思えることでもそれが力になったり、どんどん複雑になる。
平安時代の人間が、こんな複雑な感情を歌や物語や工芸品に表現していた。
日本人の感性に感動した展覧会だった。

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サントリー美術館の入っている東京ミッドタウンの建築は、和のテイストを感じてけっこう好き

展示品ではないが、第1展示室の終わりにあった「月の満ち欠けについて」というコーナーがおもしろかった。
新月からだんだんと満ちてきて、また欠けてきて見えなくなるという月のパネルと、そこに美を見出した古人の歌などが紹介されている。
そして、すべての展示が終わって出口に向かうと、出口にあるパネルで「今夜の月の形」を映しているのだ。

今日は、キヨシローの命日だ。
彼は曲の中に、いろんな自然を唄い込んでいたけれど、なんといっても「お月さま」を愛していた。
「お月さま」という言葉が出る歌が、今すぐいくつも浮かぶ。
キヨシローは「もののあはれ」を知っていたのだなあ……

夫が、
「和泉式部の“くらきよりくらき道にぞ入りぬべき はるかに照らせ山の端の月”ってあるだろ。俺はいつもこの歌を、まさしく『ハイウェイのお月様』だ!って思うんだよ。」
と言っていたことがある。
仏門と関係ないじゃん!と笑い飛ばしたけれど、

ハイウェイのお月様
いつもいつもそこにいて
ハイウェイのお月様
ふたりを照らして yeah yeah
暗い暗い暗い道に迷わせないで


うん。
皓々と輝くその月の姿は、きっと同じ。
1000年前に和泉式部が思い描いた月と、キヨシローとチャボがああだこうだとしゃべりながら書き上げたであろう歌詞にイメージされた月は。
会場を出るとき、ぐっと、涙が込み上げた。

by apakaba | 2013-05-02 21:53 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(0)