あぱかば・ブログ篇

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2016年 04月 29日

銀婚式

今日は25回目の結婚記念日だ。
銀婚式か。
20回目のときには、私がバリ旅行をプレゼントしたのに、夫がなにもしてくれなかったことに甚だ失望し、25回目には期待しますと言っておいた。
何日か前に「焼き肉をおごる」と言っていたのに、「やっぱり金がないから無理」と。
てっきり今夜は焼き肉だと思っていたのに、また失望。
今夜は、焼き魚とか、煮物とかのふつうのごはんだ。

何度か書いているが、私は2010年にシンガポールでインド人占星術師に占ってもらった。
(そのときのブログ記事はこちら→シンガポール滞在2日半!(第7回)
リクルートのキュレーションサイトにも書きました。こちら→やってみた! 「インド占星術」を、シンガポールのリトルインディアで!

占いによれば、私が60歳のときに、「憂鬱なできごとがあり、気持ちが落ち込む」という。
これを夫に話すと、「俺が死ぬんだな! 60歳まで働いて、働きすぎて疲れてがんになって、61歳で死ぬんだ。」と勝手に決めてしまい、そのアイデアをいつの間にか二人とも信じるようになっている。
そうなると、私たちは金婚式は祝えないわけだ。
今日は節目なのに、なにかしてほしかった……

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きのうのお弁当。
とりももとまいたけのトマトソース煮込み、ふき煮、もやしのねぎ味噌炒め、プチトマト、とろろ昆布ごはん
毎日お弁当を作ってもなにも言ってもらえないのは少しさびしいものだ


って思っていたら、シルバーのネックレスをプレゼントしてくれた!
アクセサリーをプレゼントしてくれたことが今までにほぼ一度もなかったから、仰天した。
占いを信じるとすると、「真珠婚式(30周年)」、「珊瑚婚式(35周年)」まではまだ生きてる、大丈夫。
でも今回がびっくり仰天の感激だったからもういいや。
20周年に失望したのも、焼き肉がなくなったのもチャラにする。
このあと真珠も珊瑚もいらなくていいやと思った。

2008年の結婚記念日の話はこちら→けっこんきねんびオリエンテーーーーーリング!


by apakaba | 2016-04-29 17:27 | 生活の話題 | Comments(0)
2016年 04月 19日

誰の気持ちに立つ?

大学生になった娘の「コシヒカリ」は、毎日まじめに学校にかよっている。
大学入学式からサボった私とは大違い。えらいね。

「おかえり。今日はどんなことをしたの?」
心理学を専攻しているので、心理学と無縁な私はどんな勉強をするのか興味津々。
「うーん、まだ概論とか総論ばっかりだよ。あのね今日の授業で、『被災地の人に新聞紙を使って何か作ってあげるとしたら、何を作るか』っていうのをやったの。
グループに分かれて、話し合って何を作るか決めて、実際に作って、発表するの。
それでわたしは『オセロ』って言ったの。
だってもし避難所にずっといるとしたら、やることがなくって、わたしなら遊びたいと思うから。
オセロなら、みんなできるし。
それで『いいねえ』みたいな感じで決まりそうになったんだけど、一人が『マスク』って言い出したの。『オセロは作るのがめんどくさいから、マスクでいいじゃん、マスクなら作るのが簡単だから』って……わたしマスクなんて他の班も出してくるし、新聞紙でマスクなんて汚いし、そんなのだめだって思ったんだけど。」

「そうだねえ。マスクなんてインクのにおいで気分が悪くなりそう。鼻に当てるんだから。
たしかにオセロはあの丸いのを作るのが大変だけど。」

「うん、それで『新聞紙って、あんまりきれいなものじゃないんだよ』って遠回しに反対したんだけど、だめだった。みんなそっちに流されちゃって、マスクになっちゃった……そしてやっぱり、他の班とかぶった……。
絶対オセロの方がいいのに。他の班が考えつかないし。
もっと知り合って長く経って、相手になんでも言えるようになったら言えたけど、まだ同じクラスになったばっかりだから、強く言えなかった。」

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花はみんな同じに見えるけれど別の個体


被災地の人か。
本当に被災地に送るわけじゃないけど、もしも、もしも自分が避難所の生活になったら、手作りのオセロと、新聞紙のマスクと、どっちがうれしいか、考えてごらんよ。


by apakaba | 2016-04-19 18:10 | 子供 | Comments(2)
2016年 04月 16日

答えようのないことを言う

大学生になったら、毎日お化粧するの?」なんて言っていた娘の「コシヒカリ」は、あれ以来大学へ通うのに一度もお化粧をしていっていない。
あいかわらず高校生のような見た目だ。
そしてなんだか不思議な発言をする。

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次男「アキタコマチ」がディッキーズでウインドブレーカーを買い、マグカップをもらう。
それをもらった。
後ろは娘がくれたONE PIECEマグカップ。
ありがたや

娘は乾燥肌で、手足がカサカサしている。
「あれ、ここ(腕)がカサカサねえ。」
「うん、そうなの。毎晩、保湿のクリームを塗ってるんだよこれでも。それなのに朝起きるとなんにもなくなって、カサカサになってるの。
なんにも塗ってなかったみたいに。
あんなに塗ったのにクリームはどこへ行くんだろう。本当に不思議。…………うんち?」

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きのうは「きのこの山」と「たけのこの里」を食べながらブツブツ言っている。
「わたし、ずっと前から思ってたんだけど、このうさぎって……なんなの。
山へ行ってはたぬきと遊び、里へ行ってはさると遊んで、男とばっかり遊んでる。
ニコニコして無邪気そうだけど、こんなミニスカート(スカートじゃないけど)で…………勝負に出てる。」


by apakaba | 2016-04-16 07:15 | 子供 | Comments(0)
2016年 04月 15日

熊本地震翌朝の日常

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うちのハナミズキは年々、花の色が赤くなっていく。
なんで?

夫、長男、次男、娘に「行ってらっしゃい」と4回言って、部屋とトイレの掃除をして犬の散歩に行く。
川沿いの遊歩道は、花がいっぱいだ。
桜やハナミズキなどの街路樹、雑草、人の家の庭木、どれも同じにきれい。
川にはサギが白い羽毛をふわふわ光らせている。
セグロセキレイが飛びたつ。
カモが水の中で何度も頭を水に突っ込んで逆立ちしている。
カモが逆立ちするたびに、周りの水が金色にキラキラ輝く。
さらさらとせせらぎの音を立てているのに、陽光のせいで水は粘性を帯びているように見える。
ぬめぬめしたぬるそうな水の中を、太った鯉が底へともぐっていく。

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練り物とキャベツ煮、厚焼き玉子、いんげんとハムの豆鼓醬とオイスターソース炒め、豆もやしのナムル、きゅうりの塩昆布浅漬け、胡麻塩ごはん
あ、5品作ってた

早朝、熊本の地震のことを考えながらお弁当を作っていたら、手と頭の動きが完全にばらばらになっていて、4品の予定がいつの間にか5品作っていた。
自分を取り囲む、毎日同じの、花や生き物にあふれた風景が一瞬のちにはあたりまえではなくなる国に住んでいる。
依って立つはずの大地が信頼できないものになる。
地震は、足元を揺らし身体を揺らして、心の奥底を根こそぎ倒す。
大地への信頼を萎えさせていく。
日本で生きることの根源的な喜びを見失わせる。

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うちのハナミズキが赤いから白いハナミズキより好きだったが、最近白いのもいいなと思い始めてきた

どうしても、どうしようもなく、地震が起きると気持ちが滅入る。
早い復興を。
熊本にも、4月の新生活を始めたばかりの人たちも多くいることだろう。
花や生き物のある見慣れた風景が、早く戻るように。


by apakaba | 2016-04-15 17:49 | ニュース・評論 | Comments(0)
2016年 04月 05日

大学生になったら、毎日お化粧するの?

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娘の「コシヒカリ」は、きのうが大学の入学式だった。
娘の小学校時代からの友達は、高校生のころからだんだんとお化粧をするようになっていったが、「コシヒカリ」はまったく化粧っ気なし。
友達は心配して、高校卒業後に遊びに行ったとき、メイクアップをやってくれたという。
「あんたのお母さんはあんまりちゃんとお化粧しないから、やり方を教えてくれないんじゃないの?」
と言われたという。
はいはい、どうせ私はちゃんとやりませんよー。
だってしょうがないじゃん、お化粧すると湿疹でかぶれちゃうんだもん。
それにしても女の子って、人のお母さんの顔までよく見てるのね。

入学前、大学のガイダンスに行ってきた娘に、「みんな、お化粧どうだった?」と聞いてみると、
「みーんなお化粧してる。すっごく。わたしだけ全然やってなくて、恥ずかしい。これじゃ友達ができないかもしれない。これから毎日する! 入学式からちゃんとやるから、教えて。」

きのうの朝、早く起きて、私の化粧品を使ってメイクアップした。
“あんまりちゃんとお化粧しない”大人だけど、一応大人だから、私でもひととおりやり方の説明くらいはできるのよ。
薄くメイクアップすると、んーかわいいー←親バカです。

入学式から戻ってきたときに、また「みんなお化粧はどう?」と聞くと、
「うん、やっぱりみんなしてるから、これからは毎日する。だってほんとにみんなすっごくちゃんとやってて、わたしだけ高校生が混じってるみたい。『あの子、イモい、あんなイモい子、仲間に入れてやらない。』とか言われて友達できないかもしれないから。」
なんとまあ大変なこと。

しかし今朝はさっそく寝坊して、「お化粧する時間がなくなっちゃった。明日からやる」とのこと。
夫にこの話をすると、
「そりゃそうだろ。ワセダ(我らが母校)とはちがうぜ。女子大なんだからみんなやるだろ。そんなこと言う友達、いらねえよ。」
と、男の意見。
まあねえ。
でも女の子同士って大変なのよ。
夫は私がお化粧するのも嫌いだけど、女の子の目は男とはちがうからねえ。


by apakaba | 2016-04-05 22:21 | 子供 | Comments(0)
2016年 04月 02日

それぞれの4月

新年度に入って、家族にも身辺に変化があったりなかったり。
教員の夫は新しい学年団へ。
長男「ササニシキ」は大学院2年生に、次男「アキタコマチ」は仕事で異例の昇進、娘の「コシヒカリ」は、本命はだめだったものの、大学生になる。
私はあいかわらず、川底の石のように家族の変化を見上げるだけ。

「ササニシキ」は「オレ、成績が上がった。」と言いながら成績表を見せてくる。
明らかに得意科目は刑事法の関係だが、このあとどうなることやら。

コックの「アキタコマチ」は、ふつうなら考えられないような大事な仕事を次々任されるようになって、毎日ヨレヨレだ。
体はヨレヨレだが、気持ちは充実している。
絶対に失敗できない、責任のある仕事をしているという実感が、体の疲れを上回っているのだろう。
しかし若いからいいけれど、これもいつまで続くやら。
シェフは息子が何かをうまくやると、二言目には「親に感謝しろよ」と言うという。
「お前が人よりできるのは、親がきちんと育ててくれたおかげだ。親に感謝しろ」
私こそありがとうございます。
そんなことを言ってくれて。

「コシヒカリ」は、高校卒業後、広島へ青春18きっぷで一人旅をしていた。
「我が家の子供達は、高校を出たらみんな広島へ一人旅するから! わたしも!」
兄二人は男だからいいけど、頼りない女の子一人はちょっと心配だったが、いつまでも子供ではないから計画させてみた。
各駅停車の旅行、各地でドミトリーに泊まって、兄たちも行った広島へ。

受験勉強の最中、娘はずっとこう言っていた。
「わたし、受験が終わったら、いろんな『名(めい)』を体験したい。名所に行って、名産を食べて、名画を見て、名作を読んで、名曲を聴いて……わたしってそういうのを今までぜんぜん知らないまんまだったから、これからは『名(めい)』を知るの。そう決めてるんだ。」

広島から帰ってきてすぐに、娘をシンガポールへ連れて行った。
建前は卒業と入学祝い、まあ本音は私が旅行をしたかったんだけど。
これからいっぱい、旅記事の原稿を書くつもり。

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スキップしているように見える後ろ姿は、娘が「天才ケンケンパ」をしているところ。
家族の中で一番劇的に環境が変わるのは、やっぱり娘。
FUTURE WORLD を、飛び跳ねていく。

追記:書いた記事はこれです。「その4」まであります。


by apakaba | 2016-04-02 17:51 | 子供 | Comments(0)