あぱかば・ブログ篇

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2016年 10月 26日

夫の誕生日祝いの宴

うちの家族は5人中4人が秋生まれで、この時期はお誕生日ラッシュ。
今日は夫の誕生日祝いをした。
夫は、もう本当の誕生日は過ぎて、すでに50歳になっている。
今日は次男の「アキタコマチ」が休みなので、例によってディナーを作ってくれた。
ディナーといっても、おつまみだけというすごいメニュー。

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焼きなすとガルバンゾーのレモン風味ムース。


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とりレバーと砂肝のパテ。


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里芋と栗のピュレ。

ビジュアル的には限りなく離乳食だが、どれも素人には決して作れない味で、かなり食べ過ぎた。
「アキタコマチ」が、日本ではめったに見ることのできないトカイの「アスー・エッセンシア」をプレゼントしてくれて、一同、大盛り上がりのうちに一瞬で飲みきってしまう。


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ありがたやー。

「ササニシキ」に「おいしい?」と聞くと、
「長野県の。長野県の……なんだっけ、地名。」
と言う。
「長野県の避暑地。……軽井沢。軽井沢の……コテージの……2階。2階の……」
そこまで聞いて、一同が耳を傾け続けることを諦めたとき、「アキタコマチ」があとを受けて
「うん、木の香りを感じるよね。」
ととてつもなく絶妙な合いの手を入れて、助け舟を出す。
私はビックリする。
長野県長野県と切れぎれにつぶやいている男の言いたいことをそんなに汲んでやれるなんて、「アキタコマチ」にしかできないのではないだろうか。

「わかる。木っていうか樽の香りだよね。」
「そう。そう。あと、えっと……他にも、長野県の……香りがする。……りんごの……」
「ああ、そうだね、カルヴァドスみたいな香りも感じるよね。」
すごいなこの二人。
ちゃんと通じ合っている。
断片的な言葉を拾える「アキタコマチ」がすごいのか、「ササニシキ」が実は的確なのか?

「ササニシキ」に「お父さんへの誕生日プレゼントはないの?」と促すと、
「もちろんあるに決まってるじゃない。」
と、得意満面でポケットから取り出す。
「お父さんに、というかおふたりに。」
私も先月が誕生日だったが軽く無視されていた。
映画館で使える「シネマギフトカード」をくれた。
夫婦のどちらかが50歳になると、多くの映画館で割引になることだし、「これで二人で映画を見てきてください。」と。

ありがたやー。

ちなみに「コシヒカリ」は、食あたりでほとんど何も食べられず、プレゼントも用意できず、失意の日。


by apakaba | 2016-10-26 23:02 | 食べたり飲んだり | Comments(0)
2016年 10月 05日

『恋人たちの予感』から

映画が好きな娘「コシヒカリ」は、レンタルショップでバイトを始めて、毎日のように家で映画を見ている。
メグ・ライアンの『ニューヨークの恋人』を見て、メグ・ライアンつながりで『恋人たちの予感』を見ていた。
あのころ、メグ・ライアンはほんとにかわいかったね。
しかしまったく同時代ではない「コシヒカリ」はなかなか見る目がシビアで、
「『ニューヨークの恋人』の方が、演技がうまい。たしかに『恋人たちの予感』の方が若くてかわいいけど、演技があんまり。」
と言う。
ううむ、当時は「メグ・ライアンならなんでも最高!」ってくらいの人気だったから、演技力なんて考えたこともなかったわ。

『恋人たちの予感』は、私にとっては無条件にバンコクを思い出す、懐かしい映画だ。
映画の公開は1989年で、もちろん見たが、1990年の1月から3月、大学の卒業旅行でインド・ネパール・パキスタンをまわっていた。
トランジットで、最初の数日間、滞在したのがバンコクだった。
“安宿ゲットーともいうべき”と当時の『地球の歩き方』に書かれていたカオサンに泊まって、長期旅行の人々に囲まれて食事をしているとき、ちょうど食堂のビデオで『恋人たちの予感』一番の名シーンが流れていた。

 食堂では、ビデオで『恋人たちの予感』をやっていて、ガイジンたちはそれをくい入るように見ていた。通りにはみ出して立って見ている人もいた。(ちょうど、メグ・ライアンが男友達の前で、「恋人とのセックスはどうやっているのか?」と聞かれて、実演するシーンだった。)
ギャハギャハと笑ったりしつつじーっと1つのTVを見つめるガイジンたちに囲まれ、ここはホントにリゾート地なのねと思った。足元をうろうろするおびただしい数の犬と猫(どこかしら病気で、やせている)は、何となくタイの人に似た顔をしている。



娘にその夜の思い出話をするが、当然ながらピンとこない様子だった。
海外へバックパッカー旅行をしたことのない子には、あまりよくわからない感覚か。
危険なことはいっぱいあるけど、やっぱりいろんな国に行ってほしい。
でもかわいい娘が危険な目に遭うのは嫌だな。
息子二人は勝手にタビビトになっているが、女の子は心配だもん。
と、昔は女の子だった私の複雑な思い。

娘が『恋人たちの予感』の感想を話す。
「まーしかしね、男女の友情はないですよ。」
と私が断じると、「えーっ、わたしはあると思うけど!」と猛反発してくる。

「いや、もちろんあるよ。男女の友情は。でも、それはかなり女の側の裁量に委ねられやすいってこと。
一般的に男の方が、セックスへのハードルはとっても低いから。
友達だって思っている相手でも、女の方が『いいわヨ』みたいな態度をすれば、『え、いいのー?! わーいいっただっきまーす!』ていうことになるよ。多くの場合。
男女の友情が成り立っていられるのは、女が『いいわヨ』って態度を取らずにいることで保たれていることが多いの。
もちろん全部じゃないよ。でもそんなに男女の友情を信じきるのは、ちょっとどうかと思うよ。
だってメグ・ライアンとビリー・クリスタルだって、長年友達だったのにやっぱりこうなってるじゃん。」

はじめは「そんなのあるわけがない……」と反発していたが、「ああ、そういうのもあるかもしれない。」と、少し思い当たったようだ。

「とにかく自分の身を守るのは自分ですから。」
旅行も同じですね。
旅先のレンアイもね。

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以前にも載せましたが。
1990年3月、最後の滞在先ネパールのカトマンズで。
この旅の男性は、どの国でもけっこうなれなれしかったです。
娘がそろそろこの年頃に。


by apakaba | 2016-10-05 11:13 | 子供 | Comments(0)