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あぱかば・ブログ篇

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2024年 02月 10日

副鼻腔炎

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雪の朝、中学校に行くと花壇に雪除けがしてあった


歳をとると病気の話ばっかりになるわね。
ここ十日以上、ずーっと調子が悪い。
ずーっと風邪の引き始めのような状態が続いていて、最初は風邪の引き始めかなあと思っていたがさすがに日数が経ちすぎて変だなと思うようになった。
いくらなんでも元気にならなさすぎなので耳鼻科へ行くと、鼻からファイバースコープを突っ込んで副鼻腔炎との診断。
ガックリだわ。
風邪からだんだん副鼻腔炎へ移行してしまったのだろう。

ところで今回初めて、副鼻腔炎と蓄膿は同じものだと知った(蓄膿は通称、副鼻腔炎が本当の病名)。
頭痛、発熱、喉の痛み、後鼻漏(鼻水が喉に落ちる)、鼻詰まり、咳、鼻水と、不調がいっぱい。
久々の本格的な体調不良で、この長引き方には実に飽き飽きしている。
娘があれこれとやってくれるのが助かる。
ありがたや娘よ。

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なすのはさみ揚げ、冷奴、焼きそら豆、イカ焼き



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手作りゆずジャム


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カヌレ


早く元気になりたい。


# by apakaba | 2024-02-10 22:30 | 健康・病気 | Comments(0)
2024年 01月 29日

経過観察の日

今日は大腸がんの経過観察の日で、順天堂に行ってきた。
先週、CTと大腸内視鏡検査と血液検査を受けていたので、その結果を聞いた。
今日のところは大丈夫。よかったー。
しかしCTの写真はなんというか、奇妙な気持ちになるものだ。
両手を頭の上にあげた状態で上半身が映されるのだが、内臓が映されつつも自分のぶったるんだボディラインももろに写されている。
腕が太い、ウエストに締まりがない、腰に贅肉が多い、とか問診を受けながら恥ずかしい気分。
なんですかねあれはどうにかならないんですか。


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学校図書館で借りた本。
前任の司書さんが「これを読んで!」とおすすめしてくれた。



# by apakaba | 2024-01-29 21:27 | 大腸がん闘病 | Comments(0)
2024年 01月 27日

デリーで次男夫婦と会ったこと

冬休みにインドに行った時、デリーで次男夫婦と落ち合った。
2024年現在、インドにミシュラン星付きレストランは存在しない。
しかし「世界のベストレストラン50」というイギリスのガイドはあり、そこにインドで唯一ランクインしている(つまり一応インドで一番おいしいということになっている)「インディアン・アクセント」というレストランに二人を招いた。
インディアン・アクセントは、うん、おいしかったけどまだまだ伸び途中だったね(それなりに世界の名レストランで食べている私……)。
インド料理を愛しながらも野心的に換骨奪胎したい意志が感じられて楽しかった。
高級レストランなのでいい格好をしてくるようにと言うと、予想外の服装で現れて驚いた。
おもしろーい!
写真は食事のあと、ホテルのバーで飲みなおしているところ。
半年間の世界一周旅行の最後に二人が滞在したのが、我々夫婦の旅先のインド。
というかインドが最後の国だと言うからそれに合わせて落ち合う計画を立てたんだけどね。
訪れた国々の話を聞いていると、まだまだ世界にいろんな場所があるんだなあと思う。
私はそんなに長い旅はできないけれど、これからも自分のペースで世界を歩くよ!
素晴らしい伴侶とともに、世界一周旅行という一生の宝物を仲よく分け合う次男に再会した時、しきりとある場面が浮かんだ。
小学生のころ、息子が生まれて初めて飛行機に乗った時。
目を輝かせて機内を見回していた。
CAさんがジュースを配りに来ると、「わーっ、おかーさんジュースが来た!」と私に振り向く。
あれがサービスだということを知らないだろうなと思いながら「飲んでもいいよ。」とやさしくうなずく。
「ほんと?! オレ自分で買うから!」
ポケットから財布を取り出して「すいませーん!」と声変わり前の高い声で呼ぶ。
にこやかなCAさんが近づいてきた時に
「あれはね、タダなんだよ。お金はいらないのよ。」
とささやくと、息子の顔がこれ以上ないほど喜びに輝く……
20年近く、まったく忘れていたのに、幸希ちゃんと一緒に旅の思い出をしゃべりまくる姿で急に思い出した。
年月が経った。
遠くに来たなー。


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# by apakaba | 2024-01-27 20:42 | 子供 | Comments(0)
2024年 01月 15日

朝の通勤ラッシュ

朝の通勤ラッシュ_c0042704_21144362.jpeg
今朝、歩きながら撮った


検査通院のため、久しぶりにラッシュにばっちり当たっちゃった。
京王線の先頭車両は女性専用車両のはず、しかし乗ってみたら、男ばっかりじゃーん……今日だけ間違えたという人ばかりじゃないと思うのよこの男だらけっぷりは。
新宿駅で中央線に乗り換えようとしたら、通路の途中から何十メートルも行列してノロノロ歩きの皆さん。
これはなんの列デスカ?!
この先で宝くじでも売ってるの?
よく見たら、中央線ホームへのエスカレーターに乗るための列だった……階段があるのに。
それも、たいした段数でもないです。
みんな辛抱強い。
ホームまで上がるのに、あれじゃ5分じゃ足りないよ!
なんつう疲れっぷりなんだ通勤の人々は。


……と、Facebookに書いてから思ったのだが……
女性専用車両がこれほどまで機能していないって、こんなことでいいの京王線?
これって京王線だけの事象なんでしょうか。
怒りがふつふつと湧いてきたなあ。


# by apakaba | 2024-01-15 21:18 | 生活の話題 | Comments(0)
2023年 12月 28日

コーシローの最後の日のこと

今年の自分の生活の中であった大きな出来事のひとつは、「犬が死んだこと」だった。
8月16日に、17歳半でコーシローが死んだ。


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今年の1月1日、まだ生きていたのね


初詣の家族集合写真に毎年写っていたのも、今年で終わりだったと思うとさびしい。
なんだかんだ10年続いていたので。
今年の終わりに、最後の日のことを振り返ろう。

8月16日の夜、いつものように娘の「コシヒカリ」がコーシローに餌をやっていた。
固形のドッグフードをお湯でふやかして、子犬用粉ミルクをふりかけたものを、一粒ずつ口の中に押し込んでいた。
あと数粒だったので、ちょっとペースを上げて押し込んだら、喉に詰まって死んでしまったのだった。
「ギャアアアアーッ! コーシロー、コーシローが死んじゃった!」
と娘が叫んだ。
すぐそばにいた私は、サッと立ち上がりながら「あれれ、こんなふうに死ぬのか? なんか予想とちがう……」と戸惑っていた。
だが犬の顔を見て「ああこりゃあだめだ、死んじゃってるよ。」と、正気を失っている娘に死亡宣告をした。
目が何も見ておらず、だらりと伸びきった舌は血の気がなく紫色になっている。
数秒前まで、黙々と餌を食べていたのに、まったく別の物体に変わってしまった。

私はわりと人やペットの死に慣れているけれど、娘は初めて近いものの死を目の当たりにするから、よほどの衝撃を受けるだろうと、これは何年も前から覚悟していた。
しかも、「私が殺した! 私が、もっと注意してきちんと食べさせていれば!」と、パニックの中で自分を責めている。
「この形相のままだと、“死”を恐ろしくてグロテスクなものだと思ってしまう」と思い、とにかく伸びた舌を口にしまいこんだが、なにしろ舌が生きていたときとは別物のぐにゃぐにゃぶりで、口もなかなか閉じてくれず、しまってもしまってもべろべろと出てきてしまう。
娘には犬の安らかな死に顔を見せたいと思って、内心焦りまくりながら慎重に口を閉じて、カッと見開いた目も懇切丁寧に閉じてやった。

娘は、これからたくさんの死に顔を見るだろう。
おじいちゃんおばあちゃんたち、父と母、その他諸々。
私なんかもしかしたら病気でもうすぐ死んでしまうのかもしれないし、そうなったときに、「おかーさん、死んだらグロい。」となるべく思われたくないな……そのためには、娘の人生で初めての愛するものの死を、できる限りきちんと整えてあげたいな、と、必死でコーシローの死に顔を作りながら考えていたのだった。

案の定、娘は「あんなにかわいいかわいいって思ってきたのに、死んだ途端に怖くなって、舌がだらっと出たところで『ひええ、グロい』って思っちゃった。おかーさん、よくさわれたね。わたし、とても無理だった。あんなにかわいいと思ってたのに……」と、一瞬でもそう思ってしまったことを恥じていた。
やっぱり“死”って圧倒的な力だね。


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死の前日。
白内障でそもそもほとんど見えていないはずの目は、カメラを向けてもいつもほぼ無視だったが、このときだけはカメラを見た(ような形に撮れた)。
これが撮れただけで私は満足だよ。
本当によく世話をした。私たち!
そして、飼い主にぜんぜんなつかず、大変なことばかりの犬だったけど、よく17年半も病気ひとつせずに生き抜いたね。
頑丈な犬だったね。
姿も美しく、「太陽号(血統書の本名)」の名にふさわしい、特別の犬だったな。
私はもう犬は飼わない。
さようなら。コーシロー。


# by apakaba | 2023-12-28 20:12 | 生活の話題 | Comments(2)