あぱかば・ブログ篇

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2011年 04月 29日

あなたを香港・マカオに連れて行くよ・9

3月17日つづき。(前回分はこちら。スタートから読まれるときは第1回分からどうぞ)

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ころげ落ちそうだ

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サヨナラ、アプレイチャウ。ほんとにワイナリー見学のためだけに来た、わずかな滞在

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香港は眼鏡の子が非常に多い。後ろ向きの子たちも眼鏡女子

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これを撮れたのはけっこう感動した!幽霊屋敷のように水上に建つ、アバディーンのレストラン。遠い昔、香港観光といえばここでキマリだった



クタクタになって、アプレイチャウのもとのバス停あたりから、たまたま来たコーズウェイ・ベイへの赤バスに乗る。
途中、疲れのためにちょっとうとうとしたらもうコーズウェイ・ベイに戻ってきていた。またも乗り過ごしてしまうところだった。本当に赤バスの運転は乱暴で速い。
あわてて降り、お昼がヘビスープ一杯だったこと(その写真と、食糧危機の考察)でお腹が空いたので、コーズウェイ・ベイにあるアニエスべーのカフェへ。
ところで街で見かける女性はやたらとアニエスのバッグを持っているがあれは本物なのだろうか。コピーではないのか?

アニエスベーのショップは、とてもしゃれていて、疲れた体をひと休みさせるにはちょうどぴったりであった。キッシュとカフェラテを頼む。
野菜がたっぷりないとキビシイのでサラダがうれしいがこれっぽっちではぜんぜん満足できず、あとからオレンジジュースも飲む。ビタミンCを補給して幸せ。
そこにしばらく長居して、日本のコジャレ系カフェにいるような気分でくつろぐ。
店を一歩出ると喧騒の街角だが日本のコジャレ系もけっこういい。

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ちょっと元気になったところで、次なる目標、“あんまさん”をさがす。
ネットで偶然見たのだが、盲人だけでやっているマッサージ店というものが香港にいくつかあり、そのひとつはコーズウェイ・ベイにあるという。盲人は「失明人」というらしく、「目の不自由な人」とかいうよりストレートな表現である。
香港政府は失明人が自立した仕事に就けるよう、大陸から指導者を招きマッサージの技術を学ばせているのだという。
これを知って、(技術もすぐれているということで)是非、失明人応援の意味も込めて、その店を見つけ、マッサージを受けてみよう!と思ったのだ。
紹介サイトのプリントアウトをうっかり忘れたが大体の場所は覚えていたので、すぐに見つかるだろうと踏んでいた。

とーこーろーが。
同じ界隈をいくらまわっても、その店は見つからない。
焦っていろいろな人に尋ねてみるが誰も知らず、いぶかしそうにする。「失明人」と紙に書いてもダメ。
非常に悔しいが、ワイン4本を提げてさがすのはこれ以上ムリと判断し、一度荷物を置きに宿へ帰ってから、タクシーでホテルニッコーへ行くことにした。
このなかに入っているABCヘルスフットセンターという、香港でのマッサージ店の草分け的なお店でマッサージを受けることにする。
二日目にしてボロボロに疲れきっている。
日頃の運動不足のせいで、たちまち疲れてしまう。

マッサージは、もっとベタな街なかの小汚い店のほうが好きなのだが、各レベルのマッサージを体験してみたいという気持ちにもなっていた。
気になったことはなんでも即実行だ。
どうせ小さい街だし、あの部屋に長居していても仕方がない。ホテルのベッドで休んでいても、マッサージに行っても、同じ寝転がっているなら揉んでもらった方がいい。

ニッコーホンコンは、予想していたより豪華であった。
そしてABCヘルスフットセンターは、予想していたより、かなり街なかのベタなマッサージ店に近い雰囲気であった。高級ホテルといっても、こういうところはこういう感じなのだな。日本でも、ホテルでマッサージを呼ぶとまったくもってフランクな雰囲気の人がやって来るので同じようなノリと考えよう。

店員さんたちはみんな片言ながら日本語を話す。
まず、足をシャワーで洗う。ブラシに液体のソープをつけてゴシゴシして、まだ泡が残っているような状態ですでに終了。
メニューはふたつ選んで、足裏と全身を組み合わせた。
やってくれたおばさんはなかなかけっこうだった。もっとやってもらいたい気もするが、二日間の疲れが完全に取れるわけがないのでこれくらいにして去る。
待合のコーナーに置いてある雑誌など、日本人を目当てにしたつくりだが、今から香港に観光しにくる日本人はそう増えるとも思えないが。
しかし、いなくなることはないのも事実か。

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意外とカッコよかったニッコー

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意外と庶民的だったABCヘルスフットセンターの足洗い場

タクシーで、チムサーチョイへ戻り、今度は「1881ヘリテージ」へ。
ここはどうしても行きたかったわけでもないが、夜はいい感じかもしれないと思って寄ってみた。
歴史的建造物である旧・水上警察本部の建物を改修して商業施設にした、九龍(カオルーン)で最もホットな場所である(らしい)。
いざ到着してみると、あまりの美しさ・あまりの浮かれっぷりに度肝を抜かれる。
まるで初めて都会のクリスマスイルミネーションを見た人のように口をあんぐり開けて、まばゆさに見入ってしまう。

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バブリーなスポットに仰天!うさぎは電動で上下していた。アイネ・クライネ・ナハトムジークが流れる。シンガポールのバブリーなホテルでもそうだったぞ。これしか知らないのか?

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上階は全室スイートの馬鹿高いホテルになっています

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しばらく写真を撮ってまわり、最後に「マリナーズ・レスト」というスポーツバーへ。
一杯飲んでくだらないものを食べて今夜は終わりにしよう。
キルケニーのパイントと、じゃがいもの上にチーズがのったものを頼む。焼き立てのチーズがすごくチーズ臭くて、私はとてもおいしく感じた。

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お客が一人も入っていなくて、バーテンダーが私一人のためにひどくヒマそうにしているので少ししゃべる。
「ひとりぼっちでさびしいから少ししゃべらない?」と聞いて、なんのスポーツが好きかとか話す。
彼はサッカーが好きで、イングランドを応援しているという。
私はサッカーが一番好きだけど、Jリーグはあまり強くないから興味がない……などと話す。
この1881ヘリテージのなかに入っているホテル「ハウレットハウス」は5つのダイニングがあり、このバーにはあまり人が入らないのだと言う。
もと留置場のあとが残されていたりしておもしろいバーなのだが。
なんとも愉快なホテルである。とくに泊まりたくはないが。

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バーの奥にある、留置場のあと

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10につづく)

by apakaba | 2011-04-29 00:45 | 香港マカオ2011 | Comments(6)
Commented by ぴよ at 2011-04-30 11:16 x
久し振りに自宅でGWをのんびり過ごしています。
香港編、PART4辺りからココまでまとめ読みしました。

一度も行った事がないから全く知らない場所なんだけど
それでも行った事はなくてもハワイのワイキキビーチの様子を皆が何となく知っているように、私も友達の旅行記やTVの旅番組の映像等を見て「香港ってこんな感じ」って大体の全体像は掴んでいるつもりでした。

が、アナタの旅行記は面白いわー。
今まで見た事のない香港がいっぱいだワ♪
新しい香港、古き良き香港、誰も気に留めなかった香港、
色んな香港が沢山詰まってて画像見てるだけでも楽しいワ^^
Commented by 克林(atsuko) at 2011-04-30 16:34 x
きょうは休みなので、一気に1からまとめ読みしました!
いやあ、面白いですね~。香港マカオ何度も行っているのに
こんなところ知らなかったというところばかり!!
目のつけ方が素晴らしい!
本出してほしいなあ!どこかの出版社の人に見せたい!^^
Commented by apakaba at 2011-05-01 01:08
ぴよさん、ご愛読感謝いたします!
もうさーこの連載、こんな調子じゃいったいいつまで続くのかまったく先行き不透明なんですわ。
だってこれでもまだ二日目終了してないんだもん。
一日で行動をとんでもなく欲張るから、何日も過ぎているような錯覚に自分でもとらわれてしまいます。
ほんと、気長におつきあいしてくださいね。

5年前に行ったとき、な〜んかおもしろくなかったのね。
もっともっと、おもしろい場所が絶対にあるはずだ!と思って、何か月も旅程を練っていました。
だからおもしろい場所ばかりが出てきて当たり前なの。
まだまだ出します。もうすぐマカオに渡るが。
Commented by apakaba at 2011-05-01 01:12
atsukoさん、ご愛読感謝いたします!
もうさーこの連載、以下同文・・・ ↑

私のこの旅行は、初心者ならではの強みだと思ってます。
リピーターだと、どうしても「あそこのあれがおいしいからまた行こう」とか「あそこよかったよね、また行こう」とかって、決まった場所をくり返すようになるような感じがして。
悪い言い方だと縛られるというか。
多分、香港初心者にはそういう愛着からくるシバリから自由な分、予備知識ゼロで飛び込めるんでしょうね。


>本出してほしいなあ!どこかの出版社の人に見せたい!^^

きゃー出版のヒトなんて一人も知らないからお願いー。
Commented by グッドバランス at 2011-05-05 07:44 x
やあっと9まで来ましたわい。
でも、楽しみながらの拝読、さすがです。
ただ、旅行記とは全く違う次元で、大震災のがれき風景が、香港の密集風景と対比的に映ります。
でも、読み進めていくうちに、香港って、リフレッシュの箱庭みたいな感じですね。神戸や長崎も似たような感じです。横浜はあまり詳しくないです。
Commented by apakaba at 2011-05-09 09:00
第9回レス。
グッドバランスさん、私も、震災後の目には、あの超高層マンションやボロボロ過密な街の風景を見て、心を平静に保つことができませんでした。
なにを見ても「液状化しないのか?」とか「火事が来たら閉じこめられるなあ」とか思ってしまうの。

香港、香る港ですからねえ。
カタカナでホンコンと書くといんちきくさいけど、本来は旅へのあこがれをかき立てる、とても美しい名前ですよね。


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