あぱかば・ブログ篇

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2011年 05月 09日

イースターイベント中の東京ディズニーランド

しばらくぶりでした。
香港旅行記の更新最中ですが、GW最後の土日で東京ディズニーランドに行ってきたので写真満載レポートを作りました。




遠くへ行かずのんびりと過ごしたGWだった。
だが楽天トラベルで、ディズニーリゾートのオフィシャルホテルが信じられない値段で泊まれると知り、急に行くことにした。
昔、「ササニシキ」が小さかったころによく泊まりに行っていたのが、オフィシャルホテルの中の東急ホテルだった。
シェラトンやヒルトンも歩いてみたことはあるが、東急のテイストが一番好みだったので、ここばかりに泊まっていた。
ところが、昨年に東急は手を引き、舞浜ホテルという母体に変わっていたと知り驚いた。
おそらくディズニー直営ホテルが建ってしまったせいで、この辺りの経営は昔よりずっと厳しくなっているのだろうな。
諸行無常を感じるが、オリエンタルランドにしてみれば、ディズニー直営ホテルの完成によって、外界からお客を完全に切り離すという、ディズニーリゾートの夢の形も完成したというわけだ。

連れて行ったのは「アキタコマチ」と「コシヒカリ」。
仕事のある夫と、大学生の「ササニシキ」は留守番。
末っ子の「コシヒカリ」は、ディズニーランドに行ったことが幼いころにほんの2回くらいしかない。
私は、「おかーさんが連れて行くのは、今回が最後です!」と宣言して、カネに糸目をつけず(これは実に大変だったが)、思いきり楽しむことにした。
「これからは、友だち同士やデートで行ってください。そして将来、家族を持って、孫ができたら、おかーさんは孫と行くからおかーさんを連れて行ってください。」

土曜日。
久方ぶりのディズニーランドに行ってみてビックリしたのは、人が少ないこと。
昔からあるアトラクションには、待ち時間なしで次々と入れる!
雨が降ったり止んだりの天気のせいばかりではないようだ。
まず、一時期あんなにたくさんいた外国人の姿が見えない。
とくに、中国をはじめとするアジアからのお客様は皆無というくらいだ。
やっぱり、海外からの観光客はそうとうに減っているのだな。
日本人も、被災地からのお客様はもちろん見込めないにしても、首都圏近郊の人たちも“次の大きな一発”をおそれているのかな……とも思う。
コースターものに乗っているときに次の一発が来たらおしまいだし。
震災後の浦安の液状化をテレビなどで見れば、行く勇気が出ない、というのもわかるし。
そんな感じで、ディズニーランドとしては「がらがら」といってもいい快適な空き方のおかげで、待つストレスゼロでアトラクションはほぼ制覇した。
一日中せき立てられている気分の日帰りとちがって、泊まりは気分もゆったりできるしねえ。

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長蛇の列を覚悟していたのに、しょっぱなからいきなりスイッと入れたキャプテンEO。
おかーさんは一人で懐かしさに感涙。
ディズニーミュージック以外は決して流れないディズニーランド内において、『アナザー・パート・オブ・ミー』は超異色の存在なんだな。
あのころは意識していなかったけど、今さらわかったよ。

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もうすぐ公開、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作。
きっと観に行かないだろうけどペネロペちゃんは抜かりなく撮る。

ところで、いまディズニーランドではイースターのイベントを開催していて、“エッグハント”というオリエンテーリングのようなものをやっていた。
「コシヒカリ」がやってみたいというので、スタンダードコース参加費用500円を払って、カードを受けとる。
園内に点在している、キャラクターがペイントされたタマゴを見つけてカードにシールを貼り、5ヶ所すべて貼り終えたら記念品がもらえるという遊びだ。



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こんな感じでさりげなく(とも限らないが)配置されている。
はじめは「これがそうなのかな?」と今ひとつ確信が持てないが、慣れてくるとどんどん見つけられる。

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下ばかり探していては、こんなふうに上にあるものを見つけられません!

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これは意外とかわいかった。
このあたりから、「コシヒカリ」よりも「アキタコマチ」のほうが一生懸命になり、カードを取り上げて次から次へとタマゴを見つけていく。

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幌に隠れていて見つけにくい。しかもかわいくない。

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はじめはほとんど写真を撮っていなかったが、だんだんと私もタマゴの写真を撮るようになる。
まんまとディズニーの戦略にはまる家族。
斜めから撮ってみるが、素直に正面から撮るのがもっとも愛らしく見えると反省

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カメラを低くして、自然のなかにいるように見せたつもりだったがこれじゃなにが描いてあるのか見えません。
ノーマルに撮るほうがわかりやすいとまた反省

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結局はこんな感じでお花といっしょに素直に撮ると一番かわいくてきれいだと気づく。
それにしても、園内の植物はまったくもって完璧な手入れだ!
あまりにも完璧なガーデニングで、ニセモノではないかと思ってしまう。

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労働者風。
このほかにも、たくさんのタマゴがあって、おもしろかった。
スタンダードコースの参加賞は、“おきあがりこぼし”になっているキャラクタータマゴと、自由にデコれる白いタマゴ。なかなかかわいい。
1000円の参加費の上級コースもあって、もう少しでやってしまうところだった。

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「国内でここだけにある機械なのです」と、クレープリーのお姉さんは一瞬も笑みを絶やさずに言うのである。
クレープ焼き機にも驚いたけどそれ以上に接客のにこやかさには驚く。
ここで働いている人々の接客態度にはいつもおそれいってしまう。
子供たちも、「掃除をしている人にでも、道を聞くとすらすらと答える!」とプロ意識にびっくりする。

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今回、もっともディズニーランドっぽくないカット。
ディズニーマニアが見れば一発で見破るけどね。
蒸気船マーク・トゥエイン号。
私の一番好きなアトラクションは、この川(?)で、カヌーを自力で漕ぐヤツだ。
でもいつもすごい待ち時間で、学生のとき以来乗っていなかった。

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今回、もっともディズニーランドっぽいカット。
「シンデレラ城が、小さくなってる!」と子供たち。
「昔は、もっともっとそびえ立ってるように思ってたのに……。意外と小さかった……。」
と感無量の様子だった。
子供なりに年月を感じているのねウンウン、とうなずいていると、つづけて
「ロシアのほんものの建物に較べたらねえ。」
と言われ、ぜいたくなコメントにずっこける(彼らは昨年ロシアへ旅行している。写真はこちら。今気づいたが、前回にディズニーランドに行った写真がプロフに貼ってあった!ね、「コシヒカリ」が小さいでしょう。)

エレクトリカルパレードをのんびりと見て、ホテルへ帰った。
ホテルは東急ホテル時代と変わらぬ外観で、なつかしい気持ちでいっぱいになるが、ナイトバイキングと称するビュッフェ料理がひどい味で落胆した。
昔、最上階のフレンチレストランに行ったことがあり、ワインの品揃えがよくて感激したことがあっただけに、別の店とはいえこれでは宿泊客が離れてしまうと思った。
しかしお部屋はスーペリアツインにグレードアップしてあり、エキストラベッドを入れてもまだまだ広く、部屋だけでなくお風呂からも海が見渡せるし、シャワーブースやトイレも独立していて最高だった。

日曜日。
ホテルの朝食は一人3000円くらいするので、早々とチェックアウトしてまたランドへ。
シーには行かず、今回はあくまでもランド満喫を目標としている。
クリスタルパレスレストランという朝食を出すレストランへ直行する。

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ここにもタマゴが隠してあった。
模様の中に「隠れミッキー(ミッキーマウスの顔のシルエット)」がある。

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まずくはないがおいしいわけでもない朝食セット1800円。
すごくカロリーが高くて食べきれない。
わざわざここを選んで入った理由は、これを食べたかったわけではなくて、くまのプーさん一味(一味?ファミリー?)が各テーブルをまわって挨拶をするからなのである。
我々が座ったテーブルは、楕円形の会場のどんづまり部分である(わかるでしょうか)。
会場をタマゴの形にたとえるとタマゴの先端部分に座っていて、プーさん一味が末端部分から二手に分かれて、撮影に応じながらじりじりとこちらに向かってくるのである。
これだと先端部分に座った我々のテーブルでちょうど二手になっていたグループが交差することになる。
その、吹きだまりになったような席で、すべてのキャラクターと抱き合いハイタッチして記念撮影をする。
忙しいったらありゃしない席だった。

ここでもディズニーのサービスのクオリティーには舌を巻いた。
はじめ黄色いうさぎの着ぐるみがやってきたのだが、私は
「わーあの黄色い着ぐるみはきれいだね。あれ新しいんじゃない?きのう下ろしたばかりみたいにふわふわできれい。触りたくなるねえ。」
と感心していた。
だが次々挨拶にやってくる着ぐるみたちは、すべてが完璧にきれいできのう下ろしたばかりみたいにふわふわだった!
よく、街角で客引きに立っている着ぐるみは、真っ黒に汚れていて、とても抱きつくなんてしたくもないが、これなら「きゃああ!かわいい!」と一瞬も迷いなくがばっと抱きつけるのである。
しかも、のんびりしたキャラクターと元気なキャラクターの動きかたはぜんぜんちがっていて、一言も声を発しないのにどういう性格なのかが即座にわかる。
ティガー(トラ)やラビットは、「アキタコマチ」に「いえーい」という調子でハイタッチしていたが、プーさんやイーヨー(ろば)は「アキタコマチ」がハイタッチしようとしても応じず、優雅に手を出して握手に切り替えられた。
「プーさんはゆったりしてる!ハイタッチなんかするような、弾けたキャラじゃないんだ!」
パントマイム完璧!すごい演技力だ!
こんなにろくでもない食事しか出さないのに、このアンバランスな楽しませ方はどうだ。
おいしくなくてもなんとなく満足してしまうではないか。

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この飾り棚に3人で張り付いていろんな角度から撮影をする。
お昼は席を予約してブルーバイユーレストランに入る。
「カリブの海賊」の中にあるレストランだ。
学生のころに一度だけ入ったが、高くて味はよくなくてムード満点だった覚えがある。

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学生のころの記憶はまちがっていませんでしたね。
レストラン側から、カリブの行列側を見たところ。

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2990円のランチ、おいしくなかったなあ……デザートはとくに完食不能だったな。
そしてムード満点だったなあ。
いつもカリブの行列のほうから見えるのに、視点が逆転するとなんとも不思議な感覚になる。
朝も昼も、もう二度と入らないと思うけど、一度は入って経験するのがよろしいかと思う。

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アトラクションをほぼ制覇してしまったので、昔のゲーセンで10円から30円くらいのゲームをして遊ぶ。
そして帰る前に、私が「昼のパレードが見たい」と言い(パレード大好き)、座ってのんびりと鑑賞した。

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エレクトリカルパレードもそうだが、山車に乗っているプリンセスとプリンスは口あんぐりの美男美女ばかりである。
両手を振り回してせいいっぱいアピールし、彼らに手を振り返してもらおうとがんばる私。
そして「目が合った!」「手を振ってくれた!」という気になる……ほとんどのお客さんがそう思っていることでしょう。
嵐とか(ジャニーズ)のコンサートと同じ心理ですな。

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この山車は、美しいけれどちょっと不気味だったなあ。

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どっさり山車が出てどっさり写真を撮る。

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トリはやっぱりこの人。このねずみ。
「ミッキー!」と叫んで腕を振り回すと……ねえ、これ絶対、私を見てるよね?

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夜のパレードもいいけど青空の下のパレードもいいなあ。

ディズニーランドは、経営学・心理学・社会学など、いろんな見地から見てきわめて興味深い研究対象である。
すでにさまざまな本が出されているが、そのひとつを読んだ「アキタコマチ」は、
「ディズニーランドの街灯にだけは、虫がつかないんだよ。高周波を流しているから。」
「日本のディズニーランドは、日本庭園の発想で回遊式庭園になっていて、つねにシンデレラ城が見えているんだよ。これが特徴なんだ。」
「ディズニーランドにいる間は、ディズニーランドの外の景色がいっさい見えないように遮断されているんだよ。外が見えても海だけ。周りの団地とかは絶対に見えないんだよ。」
「入り口で握手してるミッキーは、パレードのときにはいなくなるんだよ。ミッキーは園内にひとりだけだから。矛盾が生じないようになってるんだ。」
などと「コシヒカリ」に解説していた。

そんな子供たちも、「ミッキーのフィルハーマジック」という、初めて入ったアトラクションで、ディズニー映画の名シーンがミュージカル仕立てで次々と流れると、
「グッときたなあ。まだ心がきれいだったころに聴いた映画の音楽は、やっぱりグッとくるよね。これはディズニー映画を観た子供なら誰でも感じる思いだろうね。」
と話し合っていた。
ディズニーのうまさのひとつは“追憶”をたどらせる演出ではないかと思う。
こんな子供にさえ、追憶の思いを抱かせる。
学生のころにさんざんかよっていた大人たちには、なおさらのことだ。

私はもうここに子供を連れてくることはないだろう。
これが最後だ。
だから思いきり散財して、ディズニーランドの凄さを見て回った。

園内を歩いている人々を見ていると、いかにも知性も教養もないという面構えをしている人に当たる確率が、ふつうにまちなかを歩いているときより確実に高いと感じる(子供は「DQN率高い!」と言う)。
家族そろって新作のデザインのTシャツを着込み、女の子はプリンセスのコスチュームを着て、いい大人がくまのぬいぐるみ(ダッフィーとシェリーメイ、トカナントカ)を幼児のように腕に抱っこし、乳母車に座らせて運んでいる。
ミニーの耳をつけるのは昔からあったが、あの耳のようなやつを、女の子だけでなくカップルそろってつけているじゃないか。
どこから見ても、バカそのものだぞ。脳みそがあたたかいぞ。
なんだろう、あの没入の度合いの深さは?
その、一点の陰りもない表情は、宗教じみている。
ディズニー信者は、敷地を一歩出たら魔法から解けるのだろうか?
彼らを誘蛾灯のように惹きつける(ほんとの虫は高周波で近づけないのに)魅力は、やっぱりディズニー以外、どの場所でも絶対にさがせないよね。
それこそ、ほんものの宗教施設でもなければ。

さまざまなことを考えた、夢の国への一泊旅行であった。
本当に楽しかったなあ。
早くおばあちゃんになって、孫といっしょに来たいな。

by apakaba | 2011-05-09 19:38 | 国内旅行 | Comments(6)
Commented by kajikko at 2011-05-09 22:52 x
GWに空いているTDRってのは、衝撃だな。我が家は帰省に合わせて、毎年行っているんだけど、今年、どうするかは未定。どうしましょ。
Commented by apakaba at 2011-05-09 23:24
今がチャンスだ!
“次の一発”が怖くなければね!
Commented by kaneniwa at 2011-05-10 00:33
トニー・ソラローニさんの店のピザは美味い。
PZ-5000というピザ製造マシーンをフル回転させて
いるそうだ。
店長のトニー・ソラローニは絶対にただ者ではないね。
私はまだお目にかかったことはないのだが
妻は店内で奮闘するトニー・ソラローニの姿を
見かけたことがあるそうだ。 
「やっぱりイタリア系なのか?」と尋ねると
「もちろんそうよ」と答えた。 
「チョイ悪オヤジ系なのか?」と尋ねると
「それはどうかわからないけれども、
 とにかくマーヒーより働きものだった」とのこと。

BYマーヒー
Commented by のこのこ at 2011-05-10 11:18 x
GWに空いてるなんて!
空いてるなら私だって行きたいわ。
泊まりだなんてもっと最高!マジに泊まりも安い?楽天?
しかし子供三人…三人乗りベビーカーを押してくれるアルバイトを雇いたいです涙

ディズニーランドって最初は御殿場に作られるつもりだったんだけど、あきらめた理由が富士山。富士山だけはどうしても隠せなかったんだって。シンデレラ城の向こうに富士山が見えたらディズニーランドではなくなっちゃう、と。
ディズニーランドは特別好きではないけど御殿場にあったら年間パスポートでもいいな(笑)
Commented by minmei316 at 2011-05-10 12:35
以前川崎の店(美容業)で働いていた頃、ディズニーランドにお勤めの若いあんちゃんがお客様として来店していました。いつも来るたびに、お店のドアを空けた瞬間から満面の笑みを絶やさず、最後まで腰が低く、なんだか接客があべこべになっちゃって、こちらのほうが恐縮するほどでした^^ディズニーランド、あの徹底ぶりは凄いなと感心させられたものです。ある種洗脳されている感もあったけどね。でもそこまでしないと、夢は与えられないのかもね

お近くにいらっしゃっても、案外行かれないものなんですね

わたしも娘にせがまれた時(連れてってと)に、「近い将来彼氏をつくって連れて行ってもらいなさい」と、おんなしこと言いました^^
Commented by apakaba at 2011-05-10 21:39
ディズニーランドレス。
マーヒーさん、トニー・ソラローニさんはそんなに働き者でもないと思います。
奮闘もしていないように思えます。
ひょっとすると、奥様の前では奮闘していたのかも。

のこのこさん、楽天トラベルで素泊まり一人4000円でした。
タイムセールみたいなのだからもうないと思うけど、ああいうのってこまめにチェックするのが勝ちだよねえ。
さすがに今は小さすぎて元が取れないと思うよ……ディズニー高いもん!
でも富士山の話は初耳!さっそく子供たちに教えました。

minmeiさん、なんか、わかる〜〜〜〜〜〜。
わかるわ〜〜〜〜〜。
着ぐるみの人たちも着ぐるみ脱いでも素に戻れないじゃないか?って思っちゃう。
マニアを惹きつける場所なので、行く人は年に何度も行ってますよ。
私はそこまで没入しないので(王子様に手は振り回すが)、もういいや〜って感じ。


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