あぱかば・ブログ篇

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2011年 05月 24日

あなたを香港・マカオに連れて行くよ・14

3月19日つづき。(前回分はこちら。スタートから読まれるときは第1回分からどうぞ)

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食べているところに目が向くのはお腹が空いた証拠だ



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聖ドミニコ教会。5年ぶりに再訪してもやっぱり悪天候。晴れていたらどんなにきれいだっただろう

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天井にアヴェ・マリアのイニシャルが象られたデザインがある

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雨のセナド広場まで歩き、周辺でお昼をさがす。
ゆうべ満喫したのでマカオ料理はもういいかなと思いつつまたマカオ料理の店へ。
トリのカレー煮のようなものを食べる。たいへんおいしい。とろみのつけかたがなんとなく中華風なところもおもしろい。

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セナド広場もやっぱり晴れないねえ

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ソルマーというマカオ料理のレストラン。

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それからお決まりの観光コース(というかマカオのこのあたりは誰でも歩き回る王道お決まり観光コースだ)の民政ナントカで、王道なアズレージョを撮る。
前に来たときも雨がちだったから今度はきれいな青空のもとで撮りたいなあ、映えるだろうなと思っていたのにまったくダメである。それでもやっぱりアズレージョはいい感じだ。

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民政総署のアズレージョは保存状態がいい

セナド広場からタイパ島へ。
こちらへ渡ったのは明確な目的があった。
それは、シティ・オブ・ドリームズという、新しいカジノホテルの集合体にある一画でドラゴンナントカという映像のショーを見ることと、今やラスベガスを抜いて世界一の収益を誇るマカオのカジノをいくつかまわってその浮かれっぷりを拝見する(そして地区のちがいを見比べる)ということである。
シティ・オブ・ドリームズには3つのホテルがあり、その広大な敷地と向かい合ってヴェネチアンリゾートというホテルが建っている。
中でもヴェネチアンリゾートの突拍子もない馬鹿らしい浮かれぶりには瞠目する。
ここには歴史も落ち着きも優雅さも真の豪華さも品もなく、巨大なハリボテがぼってりと建っているだけだ。
こういうところに来ると私は馬鹿のひとつ覚えですぐに“ディズニーランドのような”と形容してしまうのだがここのウソっぽさはディズニーなんて目じゃないぞ。
ディズニーランドのほうがまだずっと歴史の深みを感じるくらいだ!

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ハリボテなホテルの前にどっさりと並んだ、イケてない人々!落差がすごい

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そんなに建ててどうするんだろう

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やってきましたヴェネチアンリゾート!遠目からでも十分にウソくさいです!

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ニセモノの運河!(奥には写真が貼り付けてあります)

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ニセモノの花嫁さん!(モデル撮影中)

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ニセモノの天井画!

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ニセモノで光り輝くロビーにあふれかえる人々!口あんぐりです!

カメラをしまってカジノにも入ってみた。
生まれて初めてカジノに入ったがまったく自分もやってみようという気が湧いてこない。
それどころか見れば見るほどやめておこうと思えてくる。
カジノというと映画の中でしか見たことがないが、いくら見渡してもジョージ・クルーニー(オーシャンズ11)やダニエル・クレイグ(007)は見あたらず、大陸からのお客様の異様に真剣な賭けっぷりだけが胸に迫ってきた。
これこそアップで一人一人撮りたくなってくる表情だった。

ひとしきりシティ・オブ・ドリームズの中を歩き、ドラゴンナントカの整理券の入場時間になったので並ぶ。
ほんとは無料なのだが有料のお客優先となる。定員に達したら無料の人は次の回に並ぶというわけだ。
建前上は無料とはいえ、この盛況ぶりからして実際は整理券を買わなければ永久に入れないのではないのか。私の周りも、明らかに大陸からと思われるきわめて垢抜けない団体が並び、その熱気はほほえましくも呆れさせる。団体の風采は皆同じような感じで、顔つきも同じである。なんとなく農民らしい土のにおいがする(本当ににおいがするわけではないが)ことから、彼らは農協の積み立てで組まれたツアー、のようなもので来ているのではないかと判断。
「ひゃあこりゃあ立派なもんだなあ」トカナントカ言っている様子だ。
このピカピカの最新施設にまるで不釣り合いなイケてない人々がうろうろしている様はシンガポールでもそうだったがここのほうがさらに不釣り合い度合いが顕著だ。

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いよいよ始まる「ドラゴン・トレジャー」。水がいっぱい降ってきます

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このウサギは動きが速くてなかなか撮れない、というかなにもかも動きが速いので撮影は難しかった

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見てください人々のアタマの数を。日本人はぜんぜんいなかったなあ

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ストーリーというほどのものは取り立ててないようだ。龍が次々と出てくるのが大迫力。

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こんな龍や、

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こんな龍、そして

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ふんぎゃああ!びっくりするじゃないかーッ!!!
音量も大きいです


多大な期待を持っていたドラゴンナントカは、期待以上のスバラシイショーであった。これが(本来は)無料とは驚きである。
農協ツアーに埋もれながら驚嘆のショーを観覧するのはひときわ愉快である。
非常に満足してタイパ島を離れる。タイパ島ぶらぶら歩きは5年前にひととおりしたので、今回の目当ては達された。

15につづく)

by apakaba | 2011-05-24 11:37 | 香港マカオ2011 | Comments(4)
Commented by ogawa at 2011-05-24 22:42 x
ハハハ、いや面白い。
いけてないタイパ島のカジノ。
それにドラゴン。
やはり中華系の「ドラゴン信仰」は特別なものなんでしょうね。
ついでに「お金」も降ってくれば、大陸のお客さんたちは、もっと喜んだのでは?
Commented by apakaba at 2011-05-24 22:54
カジノ自体は、めったやたらと金ピカなんだけど、人々が「イノチガネつぎ込んでます!」って感じの妙な真剣さで、これは一晩粘っててもジョージ・クルーニーは出てこないなと判断しました。

最後のブレブレなドラゴンが私の仰天を表しているでしょう。
お金は映像でじゃらじゃら降ってきました。
勇気と希望を持って、このあとはカジノへGOだね!ってノリか。
Commented by ぐっどばらんす at 2011-06-06 01:05 x
なんというか、すごいパワーですよね。
思えば、日本って、あらゆる文化・文明の終着点と思っていましたが、「わび」「さび」ってどこから来たんでしょう?
マカオには見受けられませんね…
日本人が、今一つ、お利口さんになってしまうのは、これ(わび、さび)が原因ではないかと推測しています。
Commented by apakaba at 2011-06-06 10:24
香港14回レス。
ぐっどばらんすさん、わび・さびは茶の湯を連想しますが、禅宗の影響もあるみたいですね。
マカオのわびさびは、むしろ、曇天の下、ボロボロな、すすけた集合住宅とかの姿かな。
住人がわびさびだとは思えませんが。


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