あぱかば・ブログ篇

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2011年 07月 05日

あなたを香港・マカオに連れて行くよ・30

フォーシーズンズホテル香港

3月22日つづき。(前回分はこちら。スタートから読まれるときは第1回分からどうぞ)

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IFCモールの中

次に行くのはフォーシーズンズだ。
マンダリンオリエンタル(ピエールでランチ)から徒歩でフォーシーズンズへ。高級ホテルクルーズだ。
ここのスパの予約を、日本から入れていたのだ。今日は優雅な日にすると決めていたのである。
お正月の、バリの町スパはあまり満足できるものではなかった。
あのとき、もうひと奮発して、フォーシーズンズのスパトリートメントを受ければよかった……と悔やまれた。
だから今回は、泊まりは安くしてスパはフォーシーズンズに来てみようと思っていた。



マンダリンオリエンタルはまだ雑踏の中だが、フォーシーズンズに近づいていくにつれ、一歩ごとに雰囲気が高級になっていく。
たいして歩いてないのに、たちまちおしゃれなエリアに入った。IFCモールというビルのショッピングモールのブティックを素通りして、ホテルへ。
さきほどのマンダリンオリエンタルが黒っぽくてシックなムードだったのに対し、こちらは白をふんだんに使って、外光を採り入れ、明るい海辺の開放感を表現しているようである。
ふたつのホテルは好対照だと思った。

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スパは上階にあるのでさらに明るくさわやかである。
バリのフォーシーズンズスパは、木材を多用してオーガニックで南国調だったのが、こちらはとにかくさっぱりとしていてのびやかだ。
ひとくちに高級ホテル・高級スパといっても、それぞれの魅力があるものだと感心する。
受付の女性は私よりもさらに小柄な、非常にチャーミングな人だった。人なつっこい瞳が、森の小動物みたいだ。かわいいなあーと見とれながら、案内される。
大奮発してフェイシャルとボディとふたつの施術を受けることにしている。

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データシートに記入する間に出されるお茶はカモミールティー(ぬるめ)、水はハーブレモン水(あまり冷たくない)。
体温から極端に離れたものを飲むのは体に負担をかける、という配慮だろうか?
前から思っていたが、中国人ってけっこうぬるいお茶を平気でそのまま飲むよね。

夫(長身)なら喜びそうな巨大なバスローブに着替え、施術までのんびり過ごす。
まず、異様に大きなジャクージというか小さなプールというか、そんなようなものに入ってみる。
私は全裸で入っていたが水着をつけた人がいて、もしかしてハダカじゃダメなのか?ととまどうが、このエリアはプールともつながっていて、泳ぐだけの人もジャクージやサウナを利用できるのであった。水着の人がいるといきなり自分が全裸でいることが恥ずかしくなるものだ。

異様に大きなジャクージは、大変けっこうだった。
水着の人が出て行くと、ずっと独り占めできて、ゆったりする。
それからスチームサウナにはアロマオイルが焚かれており、さわやかな香りでよい気分。
ソファにのびて、いろいろな味のジュースをためしてみる。
はちみつとしょうが入りとかなんだとか、どれもフツーのジュースとはちがって、体をあたため健康促進という感じ。

やがて私の順番が来て、全体に丸っこい、東南アジアのおかみさん風のエステティシャンが担当し、フォーシーズンズフュージョンマッサージというものをやる。
おかみさん風は外見こそおかみさん風だが英語が非常に上手で、いろいろと説明してくれるが、私の英語能力ではあまりちゃんと聞き取れない。
マッサージではどんなタイプが好みかと尋ねるので、ロミロミが好きだと言うと、採り入れてくれた。
あたたかく弾力のある手で力強くマッサージしてもらい、スバラシイ。
やっぱりマッサージしてくれる人はちょっと太っている人のほうが気持ちいいように思う。
アロマオイルの香りも上品ですばらしかった。

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このあと、エステティシャンが別の人に替わり、フェイシャルにうつった。
私が予約していたのは、ヒマラヤンマルマナントカというマッサージである。
あまり高すぎず、パックよりマッサージを中心にしたコースがいいなと思ってメニューを見ていたら、「ヒマラヤってなに?」と目についた。
なんでも、額にある第三の目であるチャクラを覚醒させるのだとか。
チャクラとか第三の目とかいわれると、とたんに弱い。
なんかイイコトをしてもらえそう!と思ってしまう。

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次のエステティシャンは私より少し若い妊婦さんで、この人も東南アジアの食堂とかで大活躍していそうなチャキチャキな感じ。
彼女のマッサージも、大きな手でなかなか力強い。
日本人のやるフェイシャルって、するすると撫でるようなのが多いけど、外国人のほうが力を強く入れるような気がする。
はじめ、クレンジングと洗顔をやってそこまでの過程はお決まりだったが、仰天したことには、小鼻のアブラや脂肪の塊をぎゅーぎゅーとティッシュを使ってしぼり出そうとするのである。
私の肌はぜんぜん脂性ではなく、小鼻や頬にもアブラはほぼない。それなのに彼女は、「ちょっとのアブラも逃さないわよ!」とでもいうような気合いの入り方で容赦なく人の顔をチェックしてはしぼりあげていく。
痛かったなあ……と、思う間もなく、今度は眉毛を容赦なく引っこ抜く?剃る?剃るにしては度外れに痛いがとにかくモノスゴク念入りに、形をととのえる。
この場面の、念の入った手荒さにはかなりおどろいた。

妊婦の彼女は、ひととおり私の顔のチェックをすると満足したようで、その痛い段階は終わった。
そしてマッサージに入った。
やっぱりわりと強めでゴーカイなマッサージである。
チャクラが開いてとんでもない世界を見とおせるようになるのかと期待していたが、残念ながらそのような境地には至らなかった。
なにしろメニューには、「古代シャーマンの光の術を使って、気の流れを刺激し詰まりを取り除き」とか書いてあったのだが“古代シャーマンの光の術”というのがなんなのかもわからなかった。
もしかして目をつぶっている間に使っていたのかもしれないが。
シローダーラのとき(バリ旅行記へ)も似たような感じだったな。
もしかしてこれは私のほうの感受性がニブイのがいけないのかもしれないなあ。
気持ちいいことは気持ちいいが、いわゆる顔のツボをぎゅっと押していて、それだけで覚醒するほどの快感は得られなかった。
こういうものは気分に大きく左右されるので、もしも日本語でああだこうだと施術中に解説されていたら、チャクラも開いたのかもしれないなー。
まったくすべての快感というものは、気の持ちようだ。

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ふたつのトリートメントが終わって、室内のカーテンを上げると(ブラインドを下ろしてもらっていた)そろそろかたむきかけた陽射しがぱあっとヴィクトリア湾にそそいでいるのが見え、こんな景色を毎日眺めながら仕事するなんて、彼女たちの職場はステキだなー、と思ったりする。
施術後もスパ施設を思う存分楽しむ。
そして、着替えをするときに鏡に映った自分の顔を見たとき、思わず「ひゃあ!」と言いそうになった。
「美人になってる……!!」

いや、ホントに。えっスタート地点が低すぎるから?ごめんなさいそうかもしれません。
でも、今まで毎日鏡を見てきたが、出発前よりずっと、疲れてない顔になってる!
若くなってます!
なんにもいやなことなんかなさそうな人!
これには感激したなあ。お金は払うもんだ。
このスパにいる間、ひたすらいい気分でリラックスしていたからなあ。

31につづく)

by apakaba | 2011-07-05 15:39 | 香港マカオ2011 | Comments(4)
Commented by ogawa at 2011-07-06 22:23 x
このブログを読んで一言。
美人になった眞紀さんを拝見したかった。
これしかないでしょう!
Commented by _sweetwood_ at 2011-07-06 22:30 x
素敵ですーーっつ(絶叫・笑)!!
高級スパって美人にしてくれるんですね!!
技術もさることながら、シチュエーションとか時間とかその空間全部が美人要因なんでしょうね。
Commented by のこのこ at 2011-07-08 00:23 x
いいなあ~
人ばかり全身楽にしてあげたり美人にしてあげたりの日々。私自身はなかなかねえ…
高級スパでなくていいからゆったりしたい!
Commented by apakaba at 2011-07-08 21:54
香港30回レス。
ogawaさん、数日間は美人だったような感じがします。
それから徐々にもとどおりに……お金持ちマダムが、定期的にエステに通う気持ちがわかりました。
やれば美人になるんだな結局。

_sweetwood_ さん、ゥアリガトウゴジャイマチュー!
そうなんですよ。お金を使うと、美人になるんですわ!
まったくあれはドーピングのレベルです!

のこのこさん、いつか香港に行ってください!


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