あぱかば・ブログ篇

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2012年 07月 14日

2011年8月〜12月に観た映画(DVD)

今日のブログはおもしろくありません。
と、最初に言ってしまう。
映画好きの友達から「最近マキさんが映画レビューをちっとも書かない」と言われて自分の映画のカテゴリを見てみたら、うん、ほんとに書いてない。
(1本でレビューしているのはよほどおもしろかったときです。)
備忘録が、「2011年7月」で止まってしまっている!
というわけで、このつづきの、1年前からの備忘録をつけていきまーす。
備忘録です。レビューではありません。
おもしろくなくてすみませーん。

彼女が消えた浜辺
ペルシア美女がひしめくイラン映画。
友達同士で海辺の別荘に遊びに来たところ、そのうちの一人の女性が失踪してしまう。
突然なにも持たずに帰ったのか、目の前の海で溺れたのか、だとしたら自殺か?
ある種の密室ミステリーで、ふだんは隠れている醜い感情が、失踪から時間が経つにつれむき出しになっていく様子がつらい。

人生、ここにあり!
イタリアでの大ヒット映画。
へんな邦題だけど本当にこの映画を言い当てている。
精神病院が閉鎖されて行き場を失った元患者たちを、熱血漢の労働組合員が指揮して仕事に就かせ、皆が一体となって生きる意味を見いだしていく。
……とかいうとすごくつまらなさそうなんだけど精神病患者たちの演技が最高。
実話を元にしているということでイタリアを見直した。

デイブレイカー
イーサン・ホークが好きですよー。
近未来、人口の95%がヴァンパイアとなっている世界。
人間の血を飲むことに罪悪感を覚えるイーサン・ホークが、ある方法で人間に戻る。
青白かったヴァンパイアが人間に戻ってきれいな肌の色と活き活きした目を手に入れたところがよかった!
まあ気持ち悪いシーンが多かったけど。

メタルヘッド
ジョセフ・ゴードン=レヴィットが好きですよー。
途中まで猛烈におもしろかったが終盤失速したのは、ジョセフがいい人になってしまったからかな。
ジョセフ演じる、招かれざる「マレビト」が、しょぼいナタリー・ポートマン(しょぼいナタリー・ポートマンって!!!)や不幸な家族を暴力的なやり方で次々と救済していく。

スーパー!
非常に……スプラッタでしたね。
冴えない男が自分の元を去った妻を取り戻すため、手作りコスチュームでヒーローに変身する。と、いわれても、なにがおもしろいのかよくわかんないと思うけど、常識ではありえない暴力で正義を貫く(横入りした男の頭をレンチでかち割るなど)表現を超えて、見たあとはハートウォーミング。
エレン・ペイジがとくにモノスゴイ。どんな役でも最高の女優。

愛する人
泣いたわ……今思い出しても涙が。
アネット・ベニングとナオミ・ワッツの女優競演には非の打ち所なく感動した。
14歳で出産した子供をすぐに手放してしまったことを生涯悔やみつづける女性(アネット・ベニング)。
母に捨てられて育った娘(ナオミ・ワッツ)は、有能なキャリアウーマンとして生きながら、刹那的なセックスをくり返してきたが、妊娠をきっかけに、会ったことのない母親を探し始める。
というのはまったくの導入部で、この映画にはたくさんの“母”が出てきては、母を求め、母を忌み、母をおそれては慕う姿がコラージュのように現れる。必見。

エリックを探して
『麦の穂を揺らす風』では生真面目すぎたケン・ローチだが今回はコメディでさわやかほのぼのな気持ちにさせてくれた。
パニック障害の主人公エリックを救うのは、元サッカー選手のエリック・カントナ(本人出演)。
カントナの姿が見えるのは主人公エリックだけ、という設定は、常識的に考えればなにかしら精神を病んでいることになりそうだけど、そこが映画的には“もうひとつの真実の世界”になるのだ。

しあわせの雨傘
フランソワ・オゾン作品は一応ぜんぶ見ることにしているが、カトリーヌ・ドヌーヴが至上の演技。
ブルジョワ主婦から一転して、病気に倒れた夫のかわりに工場をたて直し、昔の男も彼女の魅力にメロメロ、そしてついに……というオーソドックスなストーリー。
ドヌーヴの愛らしさ、女性らしさ、芯の強さがあふれる。
音楽も映像も、全編がちょっと古き良き時代の映画という雰囲気を醸し出していて、オゾンはうまいなあと思う。

リッキー
オゾンもう一丁。
これもハートフルでよかったなあ。
平凡なカップル(シングルマザーと、新しい恋人の男)の間に生まれた赤ちゃん「リッキー」の背中から、翼が生えてきた。
リッキーはどうして翼を持っているのかはぜんぜん語られず、けっこうすんなり家族に受け入れられていくのもおもしろいし、リッキーがほんとに天使みたいにかわいい。
オゾンは一皮むけたか?


うむー。疲れた。
今日はここまでです。

by apakaba | 2012-07-14 23:09 | 映画 | Comments(8)
Commented by ぴよ at 2012-07-15 05:56 x
ここ数年自分の中ですっかり映画熱が冷めてしまい、全然映画を見なくなってしまった。
このリストの中で見たのは「しあわせの雨傘」だけですわorz

個人的には映画館で予告編を見て「人生、ここにあり!」と「愛する人」は見たいなーと当時思ってた。
両方ともなかなか好評?っぽいので自分もDVD借りていつか見ますわ
Commented by apakaba at 2012-07-15 10:36
え。
映画熱が、冷めたですとう。
私からすれば、すっごく映画館にかよってて超ウラヤマシーのに。
といいつつ、私もほんとに見る本数が減ったわ。
それに、ピンでレビュー書こうと思うほどスゴイ作品をめったに見ないもん。
映画ブロガーさんって本当にすごいと思うよ。
とにかく一本書くもんね。

でも整理のためにまだつづくから、つきあってね!
Commented by Akiko at 2012-07-16 03:46 x
いやとっても面白いし!わーい待ってました。マキさんの的確なレビュー楽しいです。ええ、ワタクシほぼ見てますよーっ。イランのファルファーディ、オゾン、ガルシア・マルケスの息子、いい監督ですねぇ。どれも去年の映画の中で好きな作品です。感想も後半に続く。
Commented by apakaba at 2012-07-16 21:43
Akikoさん、モノスゴイ時間にありがとうございます。
去年はミニシアター系をだいぶ見ていたんだな。
今年は文無しになって、とたんに映画館に行く気力が失せてしまいました。
でもミニシアター系は、一人でも多くのひとが行かないといけないものなんだけどねえ。
Commented by Akiko at 2012-07-16 23:03 x
あ、時間はばれるのか。連休をいいことに、DVD見ながら変な時間に酔っ払って寝て起きたところでした(また寝たが)ミニシアター系は映画ファンとして見るべきものですねっ(キリッ ミニシアターは潰れる一方だししょうがないかもですが、それでも。
Commented by apakaba at 2012-07-17 06:56
う、わかりました。
どうしても「アメイジングスパイダーマン見たい」とか思ってしまうけど、アメイジングスパイダーマンは私が行かなくても大丈夫だし。
ミニシアターにまわします!
Commented by Akiko at 2012-07-17 13:04 x
え、スパイダーマンは何をさておき見ないといけませんよ(むじゅん)
Commented by apakaba at 2012-07-17 17:06
ふんぎゃああー。
梅雨明けしたし、がんばります!


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