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あぱかば・ブログ篇

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2012年 10月 17日

ハチノス、どう呼ぶ?

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数日前に次男「アキタコマチ」がつくったディナー。
豚ロースのソテーにマスカットとパセリバターソース。
もとは舌平目で作るものらしいが、舌平目が手に入らなかったので肉にしてみたが、やっぱり舌平目のほうがおいしかった気がする。
レモンであっさり引き締めたほうがよかったかな。

トカナントカ、高3の秋にしては、大学進学をしない「アキタコマチ」は気楽に暮らしている。
せめて語学だけでも身に付けろということで、英会話を始めた。
義母(おばあちゃん)がかよっているのと同じ、スリランカ人の女性の先生のおうちに上がってお話してくるらしいが、ほんとに身に付くのかな?

とりあえず、習うのがスリランカ人からというのが私にはおもしろく感じられる。
そのうち、スリランカのおうちに遊びに行かせてもらったりする機会もあるかな〜、なんて。

義母が「孫はがんばってますか?どんな感じですか」と先生に聞くと、先生は「『アキタコマチ』は、sweetだ」と言ったとか。
スイート?
って、どういうニュアンスなんデスカ?
英語にうとい私には実感しにくいが、おばさんの外国人にsweetと言わせるとはなかなかのオババキラーであることよ。

料理の話題を中心にしているという。
「アキタコマチ」は、この前、トリッパを一から一人で作った。
いつもは私がハチノスを買ってきて、下ゆでからすべてやっていたのだが、「オレが一人でやってみたい」と言うので初めて全部一人でやらせた。
おいしくできたので、きっと先生にも自慢したのだろう。
先生はスリランカ人といってもクリスチャンなので、なんでもタブーなく食べる。
トリッパも好きだという。

「でも何て説明したの?英語でハチノスって?beeのなんとやら……とかって言ったの?」
「ちがう。“ハチノス”という言葉は、日本語で言った。」
「へえ!それで先生に通じたの?」
「うん、先生はハチノスが好きなんだって。でもなかなか手に入らないから食べたいって。」
「へええー!それでハチノスって、英語でなんていうの?」
「それがねえ。ハチノスはねえ。なんと、英語で“タオル”っていうんだって。」
「タオル?」
「うん、towel。」
「柔毛突起ってやつですか……でもハチノスがタオルとは、国が変われば言い方も変わるんだなあ。」

でもタオルはどっちかというと、ハチノス(第二胃袋)よりもセンマイ(第三胃袋)のほうが似つかわしい気もする。
センマイは、なんていうんだろ。
ミノ(第一胃袋)は?
ギアラ(第四胃袋)は?

ハチノスを英語でタオルと呼ぶなんて、知らなかったな。
ていうか本当だろうか!
誰か教えて語学に詳しいひと。

by apakaba | 2012-10-17 16:30 | 文芸・文学・言語 | Comments(2)
Commented by kaneniwa at 2012-10-17 17:10
蜂の巣は、工業用語の「ハニカム構造」とか
言う時と同じく  honeycomb
である。
(他にもいくつか呼び方があったような気がするが、
 私はこれしか認識していない)

タオルも、よく見ればハニカム構造で編まれている
みたいなので、何となく構造上の理屈は
通っているような気がする。

BYマーヒー
Commented by apakaba at 2012-10-18 11:01
ほんとにタオルで合ってるらしいですね。
鶏の足部分を「モミジ」と呼ぶのも形状が似ているからだけど、こういう俗称って他の言語でどう呼ぶかをほとんど知らないものだなあと思った次第。


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