あぱかば・ブログ篇

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2012年 12月 11日

こないだの地震のこと

(Facebookに書いた日記を転載)


先週、東北中心の地震があった。
東京も震度4だった。
その日は朝5時にも千葉震源の地震があって、気分の悪いスタートだった。

新宿に飲みに行くために家を出る直前、ゆさゆさと、長々と揺れた。
震源から遠いなというのは地震のベテランになった今ではすぐにわかったが、この長さと、この酔うような横揺れは、東北震源、しかもかなりのレベルだと直感した。
家を出てからずっとTwitterを見っぱなしで、電車に乗っても見っぱなしで、「宮城に津波警報」とか、「福島原発で作業員避難開始」とか流れてきて、おそろしくてたまらず、iPhoneにかじりついていたら新宿に行くつもりが渋谷に着いてしまった。

まちがえて渋谷に着いたことにも気づかず、人波に乗ってふらふら歩きながら、しばらく呆然と(iPhoneにかじりつきながら)、周りの人々が「津波だって!」「また地震来るかな、こわい」「さっきの地震大丈夫だった?なにしてた?」とか話しているのを聞いていた。
おかげで30分も遅刻してしまった。

福島第一が爆発したら、福島は完全にアウト、東京も20分以内に関西まで逃げないと被曝するとなにかで読んだばかりで、そんなのワープ以外にないじゃん、運命を受け入れるしかないってことですね〜と呆れ笑いをしたばかりだった。
また津波が来たら東北はどうなるのだろう、原発はほんとに大丈夫なのかな?こうしている間にも、次の一発が来るのか?などと考えていると、電車や駅の人ごみがとても不思議なものに感じられた。
この中で、私と同じ心配でつぶれそうになっている人はどれくらいいるんだろう?
さっきの地震にまるで気づかず歩いている人もいるだろうし、ニュースを知らない人もいるだろう。

そして、自分にとって東日本大震災がいかに大きなものであるかもあらためて実感した。
あれは過去でもあるが、これからのことでもある。
たかが震度4でも、ネットニュースでここまで自分が動揺するなど、震災以前には考えられなかった。
駅を乗り過ごしていることも忘れて、どこを歩いているかも忘れてニュースに見入ってしまうなど、他のことではありえない。

震災はぜんぜん終わってない、記憶の風化なんてとんでもない。
生々しく、喩えではなくてほんとに生死を分ける、現在進行形の現実なんだ……と再認識した。
東日本は、体感しようとしまいと、毎日揺れまくっている。
ウソだと思うなら、Twitterの「地震速報@earthquake_jp」を見てみたらいい。
私は滅入るからたまにしか見ないけど。

こわくないほうがおかしい。

by apakaba | 2012-12-11 22:09 | ニュース・評論 | Comments(0)


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