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あぱかば・ブログ篇

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2013年 06月 09日

仲良くなるための打開策

いきなりお恥ずかしい話ですが、ここのところ、夫ときわめて仲が悪くなっていました。
やーね。
どの夫婦でも珍しくもない話でしょうが、うちも大してラブラブというわけでもないんですよ。

私は、仲良くなる打開策のひとつとして、いいことを思いつきました。
それは、
「このブログを読んでもらう」
ということです。

2002年、夫は、私がブログ(の前のホームページ)を作ることを快く思っていませんでした。
表立っては反対しなかったけれど、彼が本当は嫌がっていることをわかっていました。
わかっていながら、それを押し切る形で、私は文章を書いて発信することをスタートしました。
夫は「やめろ」「ダメ」とは一度も言わなかったかわりに、私の書いたものを決して読まないことに決めたようでした。

おかげさまで、私は10年以上自由に書き続けてきたけれど、夫が絶対に読んでくれないというのは、さびしいものでした。
彼は、私がなにを大事にして、なにに感動していたか、まるで知らずにきたのです。
夫婦なんだから実際の会話の中でそれを表していけばいい、というのは理想論で、私には、なにかに触れたとき、しゃべるよりも書くほうがうまく表せることが多いのです。

夫は、今ではすでに、私のネット生活を認めてくれています。
私が文章を発信することを通じて、爆発的にたくさんの人と知り合い、書くことで私の人生が楽しく豊かなものになったことを認めてくれています。
昔はかたくなに拒んでいたけれど今なら君の書いたものを読む気がある、と言ってくれました。

ブログのアドレスを送って彼が勝手に読むのではなく、古いものから現在に向かって時系列にして、少しずつ記事ごとのURLを送ることにしました。
すべての記事を読ませる必要性もないし、それではいつになったら現在に追いつくかわからないので、アーカイブから私がピックアップしたものだけを、毎日1回送ります。
簡単な感想が返信されてきます。

今まで、一緒に住んでいる夫婦でメールやメッセージをやり取りするのはバカみたいだと思ってきました。
でもやってみるとけっこういい感じです。
冷静になれるし、学生のころや付き合っていたころに手書きの手紙をやり取りしていたころみたいで懐かしくもあります。
毎日ラブレターを送っているようで楽しいです。

仲良くなるための打開策_c0042704_20372664.jpg
かぶといくらの塩昆布和え

きのうは子供が全員出払っていたので、二人で近所に飲みに行きました。

仲良くなるための打開策_c0042704_20394980.jpg
わら焼き鰹たたき。キッチンに炭火があり、わらをその場で焼いて炙る

私は強烈に飲み過ぎて、今日は丸一日廃人でした。
まだ、2003年4月までの分しか送付していません。
夫が今日の記事に追いつくのはいつかな?
私は、この日記を送付するだろうか、飛ばしちゃうだろうか?

by apakaba | 2013-06-09 22:27 | 生活の話題 | Comments(2)
Commented by たがめいぬ at 2013-06-09 23:46 x
人と人って、分かり合えていないようで分かり合えていたり、分かり合えているようで分かり合えていなかったり。
でもそれだからこそ、新しい発見や、喜び・悲しみがあるんだよな。
Commented by apakaba at 2013-06-10 08:25
今は「雨降って血が溜まる」だと思ってます。
こら。
ちがうよ「雨降って地固まる」だよ。(めぞん一刻)

10代のガキのころからの友達だけど、お互い、それに寄りかかって高をくくっているところがあったなあと。
新しいことを始めると、新鮮で楽しい!


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