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あぱかば・ブログ篇

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2014年 01月 09日

鼻血とかブログでの記録とか。

「お正月は救急車を呼ぶのが我が家の定番」になったら、嫌だなあ。

去年の元旦に、おじいちゃんが酔って転んで顔を切り救急車を呼ぶ騒ぎがあり(「元旦の騒動で」を書きました。けっこう泣き笑いな話)、これで1年分の厄が落ちたかと思っていたが、また今年もだった。

5日の日曜日、次男「アキタコマチ」が鼻血で救急車を呼んだ。
私と夫は歌舞伎に行っていて留守だった。
もともと「アキタコマチ」は子供のころから鼻血を出しやすかったが、最近大きな血管を傷つけたようで、年末からそうとうひどく出血していた。
下を向いていると、ポタポタポタポタと、水道の蛇口を閉め損ねたくらいの速度で血が落ちてしまう。
指で抑えると、ポタポタ滴るのではなくてターッと流れ出るくらい。
さすがの私も、その血の量には気分が悪くなるほどだった。

“さすがの私も”というのは、私が物心ついたときからずっと鼻血に苦しみ続けてきたからだ。
私も、幼稚園のときに家中のバスタオルをすべて使い果たすほどの鼻血が出て、夜中に救急車を呼んだのだ。
同じじゃん。
だから、鼻血がいかにつらくて、そのわりに人からつらさをわかってもらいにくいことかが、よ〜くわかるのである。

鼻血は、痛くない。
ただ、なんにもできなくて実に時間が無駄。
貧血で具合が悪くなる。
洋服が血で汚れる。出ている間は、それを拭くこともできない。
運転中にいきなり出始めると危険。
外出時は見苦しい。
人に嘲笑される。
人を気味悪がらせる。
救急車を呼んで、だんだん止まっていくと、「これくらいのことで大げさだ」と白い目で見られる。
うん、わかるよ。つらさがわかる。

私はこれに耐えかねて、2007年に、鼻の中の血管を焼いた。
その話をブログに書いていた(鼻血を止める治療へ)。
その後の経過も書いた(鼻血・レーザー治療その後)。
この手術を、搬送先の耳鼻科で「アキタコマチ」もやってきたという。
親が遊びに出かけている間に、一人で救急車に乗って、手術もやってこられるのだから、まあたいしたことがないのは間違いないが、とにかくこれでうっとうしくもいまいましい鼻血から解放されるのはめでたいことだ。

鼻血とかブログでの記録とか。_c0042704_993643.jpg
本文と無関係ですが、シンガポールで飲んだタイガービール。台湾の連載を終わらせて香港の旅行記を作り、シンガポールの連載をスタートできるのはいつの日か……でもやる

それにしても、この話を書くために過去記事を思い出し、「記録は大事だ」と再認識した次第。
(リンクを張った過去記事がどれも可笑しいので是非!)
おじいちゃんが転んだエピソードも、鼻血の手術の様子も、その後気になって鼻の穴に指を突っ込んだことも、書いていなければこんなに細かく覚えていなかった。
今年の抱負は、「つまらない日常のことでも、できるだけブログを書こう」にしよう。
去年は書かなさすぎたな。
ガンバロー!

by apakaba | 2014-01-09 09:15 | 健康・病気 | Comments(0)


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