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あぱかば・ブログ篇

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2006年 11月 24日

キリストの涙、逃げた女

キリストの涙、逃げた女_c0042704_1183280.jpg


きのう、夫の実家へ行ったらこんなステキーなことに!!!!!!
ゥアリガトウゴジャイマチュー!!!!!!

右:ボジョレー・ヌーヴォー。夫の祖母(94歳)が「眞紀ちゃん!これはとってもいいボジョレー・ヌーヴォーらしいから飲みなさい!」と1本持たせてくれた。
ほぼ寝たきりになりつつある祖母だがワインか日本酒の晩酌だけはしているそうで、寝たきりの部屋になぜか酒瓶はいつも絶対にある。

中央:夫の両親が南イタリア旅行から帰ってきて、『キリストの涙』という名の白ワインのお土産。
ヴェズーヴィオ火山の噴火で灰に埋もれたポンペイを見て、キリストが天上から涙を流したという伝承の地、ヴェズーヴィオ火山のふもとで醸造されたワインだとかナンダトカ。
ふだんは飲まない白だが、こんな能書きだけで飲む気満々。
こういううんちく・講釈、ナゼ聞き飽きないのでしょう。

左:同じくイタリア土産。
シチリアワインセラーの頂点、ドンナフガータ社の赤だとか。なかなかのお値段。
ドンナフガータとは『逃げた女』という意味だそうで、「なにそれー。どういう社名なの?」と言うと、義母が「さあー。(逃げた女は)味がいいってことじゃないの。」と真顔で話していて、ヨメもあっさり納得していたのだが……本当は、19世紀にブルボン朝の王女がこの地に亡命したことに由来するのだとあとで知った。
トレードマークの、うねる髪の美女がかの王女なのね。
どっちでもいいけどこれが社名って不思議。
イタリア語だからなんとなく収まりがつくけど、もし日本の会社で、「はい、逃げた女株式会社です。」なんていうかなあ……

並べて見るともう恍惚。本当にすてきな眺め。
いただきもののお酒って心躍るわあ。
コーシローもぺろぺろ(上の方に口が……)。

by apakaba | 2006-11-24 11:12 | 食べたり飲んだり | Comments(9)
Commented by はなまち at 2006-11-24 14:44 x
http://www.abesaketen.co.jp/shop6/kudokijyouzu200609.htm
こんなのあったねぇ。
妖しい名前、探せばあるでしょうね。
Commented by apakaba at 2006-11-24 15:40
URL見て、またはなまちさん、やらしいリンクでも貼り付けてと思ったら、お酒の名前でしたか。
ドンナフガータはブルボン朝の王女、くどき上手は太閤秀吉と、名前だけでは「ええっ」と目を惹いておいて実は歴史にちなんで……という手なんですね。
Commented by K国 at 2006-11-24 16:25 x
立派な酒は貰い物でしか飲んだことが無い、貧乏人は酒に大金(福沢さん)は出せない、野口さんレベルで満足してます
味わって飲むより、つい勢いでグイグイ行きますので勿体ない

孫の嫁に酒くれる祖母ちゃん、ステキですね
Commented by はなまち at 2006-11-24 18:22 x
http://www.veuve-clicquot.com/
未亡人酒と言うのもうまいですねぇ。
Commented by apakaba at 2006-11-24 18:32
私もふだんは安めのお酒で十分楽しんでいますね。
悪酔いするほどのものはさすがに避けますが。
ヴーヴ・クリコいいですねえ。
ランチに、一杯だけいただくわ……ナンテな。
Commented by 与太郎 at 2006-11-24 22:03 x
 ドンナ・フガータほどスマートな名前ではないが。
 私はフリーターなので税法上は個人事業主扱いになり、いろんなところで社名を聞かれる。個人だからそんなものはないと言ってもなかなか承知してくれないので、説明するのが面倒だから「ペーパーカンパニー」という名前を付けることにしたが、これでは余りに生臭いので、フランス語風にsocoie(会社) de papier(紙)とした。同じペーパーカンパニーでもこれなら余り生臭くないかもしれない。名刺をもらって自分の名刺を出せないのは余りかっこうよくないので、名刺を作るついでに格好を付けて社名をギリシャ文字に置き換えて表示した。ここまでやれば誰もペーパーカンパニーとは思わないだろうが、今度は読めないと言われたので、次回印刷するときはカナを振らないとイケナイ。
 ドンナ(女)・フガータ(逃げた・・辞書を引いてみるとfugitaになるみたいだけど、なぜフガータになるかは不明・・今度、機会があったら聞いておきます)と同じで本当の意味を知った人はどう思うだろう。
Commented by 与太郎 at 2006-11-24 22:19 x
 飛行機はいつもエコノミークラスであり、食事の時は飲み物を聞かれ、赤か白かの選択肢がある。たまにビジネスクラスに放り出されることがありそのときは白ワインと言っても、産地は、と聞かれる。産地にこだわって飲んだこと無いから分からない。しょうがないからどこがあるか聞いて、その中から選ぶが、貧乏人はワイン一つでも苦労しますな。
 飛行機は乗り換え便を選ぶと時間がかかるが体が楽なのでキャセイに決めており、年に3回程度乗り、3年くらい頑張ればファーストクラスの無料航空券をくれるらしい。ファーストクラスなんて乗ったこと無いけど、そのときは何年もので、ワイナリーはナンテ聞かれるのかな?勉強しておかないと!貧乏人が身分不相応な上級クラスに乗るのも楽じゃないですな。知り合いのスチュワーデスが今度、飛行機の中で会ったらファーストクラスに乗せてあげると言っていたけど、いつの間にか連絡が取れなくなりその話はおじゃんになってしまったがアップグレードで頑張るか。
Commented by kaneniwa at 2006-11-25 03:47
イタリアワインでビバルディ、ドイツワインでベートーベンという
銘柄もあるそうで、音楽とシンクロさせて楽しもうと思っています。

チョコレートリキュールのモーツアルトは、今、手元にあります。

BYマーヒー
Commented by apakaba at 2006-11-27 08:48
ワインレス。たいへん遅くなりました。
与太郎さん、まあしかしフランス語あたりはわりとわかりやすいので、ペーパーカンパニーと読める人もそこそこいそうですよね。
ただギリシア文字となるとなかなかでしょうが。
先日、義父母がイタリア旅行から帰ってきて、歯磨き粉をシャレのお土産でくれたんですが、英語の説明がひとつもなくて、読めたイタリア語はBLANCOだけという情けなさ。
ようするに歯を白くしてくれるのね……しかわかりませんでしたね。

マーヒーさん、こちらにはお久しぶり!
お酒にあまり大きい名前をつけるのってどうよ?とも思うけど、意気込みなんでしょうかね。
チョコレートリキュールというのも怖いもの見たさというか気になりますが……え、チョコレート味なのか?
甘いリキュールを、腹一杯のときにストレートでなめるのは好きですけどね。


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