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あぱかば・ブログ篇

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2005年 01月 08日

低用量ピルと鉄剤

夫の叔父は産婦人科の開業医で、子供二人も産婦人科医である。
医者がいっぱいのその家へ新年会に行ったとき、ついでに子宮ガン検診と血液の検査をしてもらった。
宴会の最中に中座してそのまま検査って、端から見るととっても不思議かもしれないけれど、私は嫁に来て以来、いろいろな体の不調について、よく相談に乗ってもらっている。

子宮ガンについては異常なし、血液の鉄分も、鉄剤をここのところ飲みつづけていたので正常値に戻っていた。

ここ数年、月経血がひどく増えて、しょっちゅう貧血でふらふらしている。
(しかし年のせいで、生理の日数は減っている。一日から二日で、たくさん経血が出てしまうのである。)
私のように、体の血をいっぺんにがたっと失うと、正常値に戻るまでの間、とてもつらいのだということだった。
慢性的に貧血という人はむしろ自覚症状がないらしい。

頭痛、息切れ、早く動くと目の前が真っ暗という、まるで高山病にそっくりな症状で苦しいので、失血を減らしたいけれど、生理を軽くするには低用量ピルを飲むしかない。

低用量ピルか……どうも抵抗感があるなあ。
副作用などについては、昔より安全になったらしいが、毎日毎日薬を飲みつづける生活ということに、なんともいえず抵抗感がある。
深刻な高血圧とかなら話はべつだけれど、今すぐ命に関わるようなことではなく、かといってカルシウムやビタミンなどのサプリみたいに気楽に飲むのとは真剣さがちがい(ピルは決して飲み忘れてはイケナイ)、どうも続ける自信がないなあ。
避妊も簡単とかいわれるけれど、薬で女の体の機能をコントロールしてしまうということに、まず理屈では説明できない恐怖感がある。
いろいろな理由で低用量ピルを飲んでいる女性は、その人なりの事情とか考えがあるのだろうけれど、自分には怖いなということだ。

そういうわけで、とりあえず低用量ピルの前に鉄剤で様子を見ることにしてみたのだ。
そうして新年会のときに測ったら、ちゃんと正常値に戻っていたのだった。
よかったーーー。

女性の皆さん、もし貧血が心配だったら、ちゃんと病院で血液の検査を受けてみましょう!
生活の中で気をつけなければいけないこともはっきりして、気が晴れるよ。

by apakaba | 2005-01-08 23:34 | 健康・病気 | Comments(2)
Commented by safety-life at 2005-02-05 15:22
はじめまして。私は、ここ2~3年でかなり生理痛がひどくなり、初日が特にひどくて・・・、座るのも辛いです。病院にも何回か行きましたが、内膜症の疑いがあるとしか言われません。話もろくに聞いてくれず、何か言おうとすると「これ以上病気ふやしたいの?」って笑われました。毎月毎月本当に辛いけど、病院行くのもまた同じじゃないかと思うとすごく怖いです。女医さんだったら、分かってくれるのかなぁ・・・。
Commented by 三谷眞紀 at 2005-02-05 22:59 x
safety-lifeさん、ご訪問ありがとうございます。
う〜〜〜ん、お話の様子から察した限り、そのお医者様はサイア×(伏せ字で失礼しました)のランクではないでしょうか。
「疑いがある」と言って言いっぱなしなんて、患者(というかお客)にただいたずらに不安を植え付けるだけではないですか。
それでも医者でしょうか。
なんか、同じ女性として強い憤りを覚えますねえ。

他人のワタシが言うことでもないかもしれないけど、他の評判のいい病院へ行かれてはいかがですか。
safety-lifeさんの年齢を存じませんから断定はできませんが、年齢とともに、悲しいかなホルモンバランスは安定しなくなってくるみたいですね。
だから心配なことも増えてくると思うんですよ。

産婦人科は、女医さんならオッケーとも限らず、かえって女同士キビシイ先生もいらっしゃるようですが、やっぱり最終的には患者(というかお客)との相性が大きいと思うので、くよくよしないで「当たり」のお医者さんを探してみてください。
お互い毎月がんばりましょう。


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