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あぱかば・ブログ篇

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2004年 12月 21日

後戻りできない、サンタたち

今年もクリスマスが近づいてきたなー。

子供たちが3人でクリスマスプレゼントの話をしている。
祖母や曾祖母から、なにを買ってもらおうかという相談だ。
兄二人はそれでいいのだがうちには末っ子のところにだけまだサンタが来る。
ディズニープリンセスのオルゴールをもらえる、と「コシヒカリ」は言っている。

「もしかしておるごーるじゃなくても、かならずなんかもらえるんだよ。」
と自信を持っている。
「だってきょねんもうごくにんぎょうもらえたし。おととしはゆびわがきたしー。」
「ああ、それはオレがサンタさんと相談したからな。」
と口を出す「ササニシキ」。
口から生んだ覚えはないが口から生まれてきたような子供だ。

「オレが夜中にトイレに起きたときね。サンタさんが立ってたんだよ。それでキミは誰だって言うから、私はこの子の兄貴でございますって言ったら、この子にどのプレゼントがいいかいっしょに選んでくれって頼まれて、袋、袋はドラえもんのポケット並みに大きいんだけど、その袋の中から選んだんだよ、こんなにいっぱいあったら選べない!とかいって、結局指輪を選んだんだよ。」
「えー、ねえねえ、さんたさんてほんとにとなかいとかつれてるの。それでどうやってかえるの。」
「そんなことオレ知らないんだよ、だってサンタさんはオレのことを押して、入れ入れってオレの部屋に押し込んで、バタンてドアを閉めちゃったんだよ、だからそのあとのことは知らない。」
「そんなーー。」
「それでいったんドアを閉められたんだけど、サンタさんが『あ、忘れてた』って言ってまたすぐ開けて、指先からピシューッと目もくらむような光線を発射して、オレはそれきり記憶が途絶えたからあとのことはわかんない。」
「……。」

よくもまあ、次から次へと。
2年前にもそんな話をしていたな。
2年経って、いいかげんおしゃべりが止むかと思えば、さらにサンタ話が具体的になっているぞ。
その兄妹関係、いつまでつづくのだ?

by apakaba | 2004-12-21 23:58 | 子供 | Comments(0)


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