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あぱかば・ブログ篇

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2004年 07月 16日

プラスチックごみの分別

きのうの日経夕刊の一面トップに、「プラスチックは『燃えるごみ』」という記事が出ていた。
環境省が、プラスチックごみは焼却処分ごみとすることを、今年度中に全国の自治体に義務づけるのだという。

以前住んでいた所沢では、一時期『ダイオキシン問題』がさかんに論じられたせいなのか、ごみの収集は“可燃”“不燃”“ビン・缶”“プラスチック”の4種類に分別されていた。
東京23区内へ越してきた当初、“プラスチック”がすべて“不燃”のごみとして扱われていることにとまどいを覚えた。
プラスチックは再生すればいいのにと思った。

しかし、よく考えてみると、所沢の“プラスチック”ごみとして収集されたごみが、どの程度リサイクルされていたのか、というかほんとにリサイクルされていたのか、それすら知らない。
目の前から消え去ってくれると、もうどっちでもよくなるものだ。

私は、消却しても有毒ガスを発生しないとはっきり書いてあるものは、プラスチック製品でも可燃ごみのほうに捨てている。
しかし素材がいろいろと混じっていて、ガスが出るのか出ないのか、一般人には判断できないもののときは、「あーあ、また埋め立て地をせまくしちゃうよなー」と思いながら、不燃ごみに捨ててしまう。
環境省も、ごみを減らしたいなら、もっと分別しやすいように、表示をやさしく書いてといいたい。
というより、ガスの出る製品を企業に作らせないでもらいたい。
塩素系ラップなど、全国では毎日何メートルくらい使われているのか。

なんでも新型の高熱焼却炉で燃やしてしまえばいいのだという発想は、埋め立て地新設を先延ばしにするにはちょっとは効果があるのだろうが、なんかスッキリしないなー。
私が以前、所沢のプラスチックごみが最後はどうなっていたのかを知らないまま、べつに家の中からなくなればいいと思っていたのと同じだ。

by apakaba | 2004-07-16 23:42 | ニュース・評論 | Comments(0)


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