人気ブログランキング | 話題のタグを見る

あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ
2008年 06月 14日

鋭意書きちゅ

鋭意書きちゅ_c0042704_2353883.jpg


今夜中に、一週間前に行った近江八幡の旅ルポを書けるかどうか、わからないので、というかかなり負け気配濃厚なので、間にひとつ……

ふだん、このブログはごく短時間のぶっつけで書いている。
でも、ごくたまに執筆をがんばる。
そのたまの機会だけは、メモをとる。
頭の中だけで漠然と書く内容を組み立てていると、テーマを決めるキーワードやいいフレーズがふっとよぎっても、金魚すくいの金魚のようにすいっと思考の網をすり抜けてしまうから、「あっ」と言葉が浮かんだら逃さずメモに書いていく。

もともと字は雑だが、メモ書きは、わざと万が一にでも誰にも読めないようなひどい字で書く。
なにかの拍子に見られたら恥ずかしいもん。
だって、たとえば『ラスト、コーション』評のメモ、「アヌパム・ケール」「“相克”」「陰毛、腋毛→なで肩、太い腕」「小さい胸」「やぼったく、ゴージャスではない」「大地のにおい」なんて、読まれたくないでしょ!
ひどい字を見られるほうが、もっと恥ずかしいようにも思うが。

写真の、上にある手帳はいつも持っている薄い手帳。
ページの左側には『ラスト、コーション』——セックスで露呈されていく相克のメモ、右側には唇と瞳が開く窓——『向かいの窓』のためのメモが書いてあった。
下のペラのメモ用紙には、近江八幡についての覚え書きがしてある。
旅先でいただいた資料も見ている。
で、ただいま構想練り中。

誰のためってわけじゃないんだけど、やっぱり楽しいのよね。
こういうのが。趣味なんだな。

by apakaba | 2008-06-14 23:20 | サイト・ブログについて | Comments(4)
Commented by キョヤジ at 2008-06-15 13:03 x
ものを書くのに下準備とかした事ないなぁ。

あ、だからダメなのか。(苦笑)
Commented by apakaba at 2008-06-15 15:55
私が写真撮るのにカメラ出さないのとおなじで。
だからダメなのね。
Commented by ogawa at 2008-06-15 23:51 x
文字は残さないけど、写真は残すなぁ。
特に海外や国内の旅行。
あとで旅行記を書く想定しているので看板、案内図など写真で記録を残します。

眞紀さんほどちゃんとした記録残さないけど、それぞれの写真の一枚一枚が記憶を呼び起こします。

本気で書こうとすればちゃんとメモと写真を見ながらプロットの組み立てを考えますので・・・
Commented by apakaba at 2008-06-16 08:25
ogawaさん、いやーあの、取材メモみたいに、どこか行って、その場所でメモとることは、しないですよ。
(一緒に歩いても、そんなのしてるとこ見たことないでしょう。)
歩いているときは、「ウワーなんだこれー」とか「おもしろすぎー」とか、それくらいの感想しか言ってないでしょう。
帰ってきてから、イメージを固めるのに覚え書きをするという程度です。

若いころは、海外に行くとお小遣い帳を熱心につけていたけどね。
そういう行為自体が楽しかったな。

写真という表現は、私がやらないせいもあって、見るのは非常に興味深いですね。
今回の近江八幡行きは、私だけが遠方の不案内な人間、という立場もあるし、ogawaさんからステキーなお写真も送っていただいてるし、プレッシャー3倍です。
皆さんの厚意に見合うものを書こうとすると。


<< 男の歩き方・女の歩き方      6回目の、結婚式出席の時間に >>