あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ

2018年 10月 15日 ( 1 )


2018年 10月 15日

またも三島に泊まるドライブ旅行

ブログを書く時間がなく、更新がまるっきり滞っている日々。
中学校の非常勤で働き、ブログを書くなら旅行記事の原稿を書いてしまうので……


これが私のページ。現時点ですでに760本書いている。記事に「いいね」してね〜。
しかし、いろんなことをやってもいるので、写真だけでも載せていこう。


c0042704_13132884.jpeg

箱根のポーラ美術館で開催中の「ルドン ひらかれた夢」へ行った。
ルドンは昔から好きで、これまでもよく展覧会を見てきたが、そのたびに受けてきた印象は「心を病んでいる人」というものだった。
心を病んでいるからこそ芸術を生み出せた人はたくさんいるだろう。
ルドンもその系譜だと考えてきた。


c0042704_13242571.jpeg

けれども、今回は初めて、「ルドンのことを誤解していたのかもしれない。彼の心は、病んでいなくて、健康そのものだったのかも」と感じられた。
長年見続けてきたつもりの作家でも、まったく別の印象を持つこともあるのだな。
それは企画の力か、こちらの心持ちが変わっただけなのか。
今の私には、ルドンは健やかで好奇心に満ちた作家に見えた。

c0042704_13415592.jpg

収蔵品の、フィンセント・ファン・ゴッホ『アザミの花』。
苦しく、息詰まる、絵の具の厚塗り。
やはりゴッホの心は苦しんでいた。


c0042704_13493930.jpg

宿泊はドーミーイン三島。
ここのところ、半年ごとに3回泊まっている。
なぜなら最近の一泊ドライブでは、三島の「クレマチスの丘」に行くからだ。
ふだんはシャワーだけの入浴なので、温泉はとてもうれしい。
温泉内は撮影禁止だが、一番乗りで入って誰もいなかったので。
翌朝は目の前に富士山がよく見えて、いい温泉だなあ〜と感激した。

c0042704_13530060.jpeg
温泉と並んでこのホテルのいいところは、おいしい朝食。
三島らしく、しらすと桜えびの二色丼。
このあとも山ほどおかわりをして、わんこそばのようにお皿を積み上げた。


c0042704_13565414.jpg

クレマチスの丘には幾度も来ているが、ヴァンジ彫刻庭園美術館は初めて。
庭園というから屋外展示のみなのかとずっと勘違いしていた。
ちゃんと美術館が建っていた。
しかし、このアプローチは大変めずらしく、一気に期待が高まった。
照りつける日差しにさらされた石庭は、賽の河原を思い起こさせる。


c0042704_14045597.jpg

ヴァンジという彫刻家のことすらまるで知らなかった。
なんじゃこりゃ。
とてもおもしろい。

c0042704_14093769.jpg

c0042704_14152020.jpeg

c0042704_14161117.jpeg

コンクリートの壁に咲く花。
須田悦弘企画展『ミテクレマチス』を見に来た。
須田悦弘は直島で初めて見て以来のファン。
木彫りの花はコンクリートの壁の質感と相性がいい。

c0042704_14284747.jpeg

屋外にあるほんものの蓮池のエッセンスがここでくりかえされる。
うその水面、うその葉、うその花に、ほんものにはない哀しさが宿る。
歌舞伎の女形が女よりも女らしいように。
ほんものの女より美しく、純粋なように。

c0042704_14342500.jpg

庭園にほんものの蓮池が。
台風一過の最高の天気だ。

c0042704_14355384.jpg

須田さんの作品はもちろんのこと、ヴァンジ彫刻庭園美術館そのものが予想外によかった。
建築がおもしろいし、ヴァンジという彫刻家もおもしろい。
地下展示室の作品が、片方は男性ばかり、もう片方は女性ばかりを並べているのも、途中で気が付いておもしろく感じた。


c0042704_14382139.jpeg

雪のない富士山を見ながら帰路につく。
最近のサービスエリアは食事もおいしいし、車は調子いいし、ドーミーインは温泉と朝食がいい。
このドライブ旅行は、うちの幸せパターンだ。
クレマチスの丘には今後も末長くがんばってもらいたい。
そして12年ぶりに来た箱根ポーラ美術館も、がんばってもらいたい。


by apakaba | 2018-10-15 14:52 | 国内旅行 | Comments(0)