あぱかば・ブログ篇

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カテゴリ:子供( 418 )


2019年 02月 12日

女の子同士

4時間目の授業開始前、私が教室に入っていくと、いつも元気な女子がひとりで机に突っ伏している。
近づいて「どうしたのー」と聞くと、「うーん……」。
「元気ないのね。失恋?」「ううん。」
「ふられた?」「ううん。」
「友達とけんかした? 男子に嫌なこと言われた?」「ううん。なんでもないけど、なんとなく……。」
「うーん、じゃあ生理前だ。たいていの不調はそれだよ。」
「うん、今、生理なの。」
「やっぱりそうだね。生理が終わったら元気になるから。」

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東京大学総合研究博物館小石川分館建築ミュージアムできのうまで開催されていた「チャンディガールのル・コルビュジエ」にて


そのときはそのまま他の生徒の勉強についていて、給食と午後の授業が終わって帰ろうとしていると、廊下にその子と友達の女の子が立っている。
ふたりともボロボロ泣いているので、「あらー! どうしたの。」「うーん……」。
図書室に入って、
「やっぱり失恋?」「ううん。」
「ふられた?」「ううん。」
「友達とけんかした? 男子に嫌なこと言われた? 英語の時間は大丈夫になってたじゃないの。」
「なんでもないの。なんにも理由がないんだけど、自分が嫌になるの。あんなこと言わなければよかったとか。自分の言ったこととか、態度とかがすごく嫌になっちゃうの。」
「あー。それはね、やっぱり生理だからなのよ。」

女の子はこの先ずーっと、生理に振り回されるのよ。
あなたはまだ生理が始まってから1年とか2年くらいしかたってないでしょう。
女の子の体はすごくホルモンで変わるから。
排卵が終わると生理までの間の2週間はぜんぜんダメ、生理のあとの2週間は元気でハッピー、そのあと2週間はまたぜんぜんダメ、って、そう考えると、女の子は人生の半分がぜんぜんダメってことだからねえ。
でもそれが女の子だから。
体の変化で、気持ちを制御できないのよね。
そしたらもうなんでも生理のせいにしちゃえばいいのよ。
親とか友達とかに、自分で自分が嫌になるようなことを言っちゃったり、ひどい態度をとっちゃったりしたときに、「でも生理なんだから仕方ないもん」って、開き直っちゃえばいいのよ。
そうやって自分を納得させると、だんだんと不調とうまく付き合えるようになるからね。
自分を甘やかすの。

と話すと、泣きながら少し納得したようだった。
もうひとりの友達に、「ところであなたの方はなんで泣いてるの。」と聞くと「え、えーと……。」
「一緒に悲しくなっちゃったのね。悲しい気持ちはうつるからね。生理は男には絶対にわからないことだよ。そうやって毎月大変な思いをしているってこと。やっぱり女の子同士にしか、わからないね。ね、お友達は大事ね。」
「えへへ」「ウフフ」

「あなたみたいにかわいくていい子が泣いていたら、私も悲しくなっちゃうわ。かわいそうだねえ。早く元気になろうねえ。」
娘よりもずっと子供の生徒たちが泣いているのが不憫で、あまりにもかわいいし気の毒で、私も一緒に少し泣いた。
歳をとると涙もろくなるけど、彼女たちもビックリしたかなあ?
先生というよりはおばあちゃんみたいね。
でも女(の子)同士は、味方同士にならないと。


by apakaba | 2019-02-12 17:38 | 子供 | Comments(0)
2019年 02月 09日

「ササニシキ」がヘルペスでめずらしく大変

ここ1週間以上、長男「ササニシキ」の具合が悪い。
唇が腫れ上がり、血膿でベチョベチョで、朝起きると口が開かない状態(両手で少しずつ剥がす)。
口内炎もひどい。
先週は39度の熱が続き、仕事も二日間休んでいた。

近所の内科では看護師に「その顔の症状では、熱がないなら皮膚科か耳鼻科へ」と言われた。
本人は熱の自覚がなく(!)、「熱はありません」と言ってしまったという。
もとから丈夫なたちだが、高熱を自覚してないなんて、どれだけ鈍いんだろう。
行ったことのない総合病院へ行くと、熱を測ってびっくりされ、インフルエンザの検査を受けさせられた。
インフルエンザが陰性とわかると途端に医者の態度が変わり、「なんだ、インフルじゃないのか。はあ。」と言われ、結局ヘルペスの診断。
「その先生はインフルのことしか考えてないみたいだった。インフル以外の患者だと、急にあしらいが雑になる。」

ヘルペスではふつう高熱は出ないが、初めて感染すると出ることがあるらしい。
あの歳までヘルペスに感染していなかったとは驚き。
唇と口内がひどい状態なのに、塗り薬はまったく出ず、ヘルペスの飲み薬だけでいいんだと。
空気感染はしないので「仕事に行ってもいい」とも言われたと……なんじゃそりゃー。
39度ある人間に向かって、いくら感染しないからって「仕事に行ってもいい」なんて言うの?
「『あなたは39度あっても仕事するんですか』と聞こうと思った」と「ササニシキ」が言っていたが、ほんと、患者の気持ちを知らない医者っているのね。


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今日、病院送迎の合間にひとりで食べた。
今の「ササニシキ」にとっては、麺類はつらいらしい。


あんなにひどい皮膚疾患があるのに何も塗り薬を出さないなんてどういうことよ、と思っていたが、やはり飲み薬だけではよくならず、熱は4日くらいで平熱に戻ったが、見るもおぞましいままの唇と口内炎(おぞましすぎて見てない)。
今日はヘルペスの飲み薬も尽きたので(ヘルペスの薬は五日間と決まっているらしい)、もうその病院はやめ、皮膚科へ行くと、塗り薬と、抗生物質とビタミン剤が出た。
これでちゃんと治りそう。

この1週間は、病院の送迎をしたり、おかゆやら食べやすいものやらを作ったりして慌ただしかったなあ。
しかし、就職してから一度も家で夕飯を食べていなかった長男が、早く帰らせてもらって毎晩食卓につくのは、昔に戻ったようだ。
まあヘルペスにかかったのも、急に外食だらけになって、適当なものばかり食べていたから栄養状態が悪かったというのは大きいと思う。
これを機に、食生活を少しは見直しなさいと言った。

それにしても。



これを書いてから10年以上たっても、まだ私は同じことをしているのか。
車で後部座席にぐったりと横たわっている「ササニシキ」を運びながら、私がこの歳にはもう子供がふたりいて、それこそいろんな病気で病院に運んだり、自分にもうつったりしていたなあ、インフルエンザにもかかったなあ、でも私は自分で歩いて病院に行ったなあ、こいつは私がいるから幸せね……などと考えたりしていた。
そして、母が私の歳のころには胆嚢炎でたびたび夜中に痛がっていたなあ、車で病院へ連れて行ったり入院を手伝ったりしたなあ……とも思った。
私はずーっと遊撃手の手なのかも。
とにかく今は、正視に堪えない長男の顔が早くよくなってほしい。


by apakaba | 2019-02-09 17:02 | 子供 | Comments(0)
2018年 12月 30日

今年の子供たち

このブログも本当に更新が滞るようになってしまった。
学校の仕事を増やし、ライターの仕事も続けているし、トシもとるので仕方ないわね。
子供の話題も、小さかったころに較べてプライバシーにも気を遣うようになるので、なかなか載せられず。
というわけで、年末を一区切りとして、うちの3人が今年をどんなふうに暮らしていたかをふりかえろう。

長男「ササニシキ」
1年間の司法修習を修了し、やっと正式に働き始めた。
といっても、就職先の事務所の名前も知らないテキトーな母親の私。
職場はとてもいい雰囲気らしく、楽しそうにかよっている。
修習が終わった直後にスペインとイタリアに3週間近く旅行に行き、なんだか楽しかった様子。
国内旅行にもばんばん行っていたし、夏にはモンゴルに行ったし、つねに家にいない長男であった。
初心を忘れず、人のためになるよう、地道に、真面目に働く弁護士になってください。


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初めて実物を見たなあ。
新米のバッジはこのようにピカピカ。


次男「アキタコマチ」
日本で一番有名といってもいいレストランで1年間働き退職。
高校時代の同級生を招いて、一度に20人分ほどのフルコースを一人で作る会を開いていた。
その後、九州旅行とドイツ・イタリア・ギリシャ旅行に行き、学生時代にバイトしていたビストロバーでシェフ。
年が明けたら台湾へ渡り、台北の予約制フレンチレストランで働くらしい。
やはりつねに家にいない次男であった。
本当に腕が上がった。もう完全にフランス料理人の味だ。
あとは海外で、経験をさらに積むこと。がんばってください。


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これは前回友達を招いた時の写真。
料理嫌いの母親から、よくまあこんなことができる子が育ったものだ。



長女「コシヒカリ」
ヒマヒマ大学生ライフを送っていた娘も、バイトに精を出し、どうにか運転免許もとり、就職準備のための勉強を少しずつ始めたらしい。
とはいっても、まだまだぼんやりなままだ。
その割には旅行には貪欲で、国内旅行はもちろん、今年だけでイタリア、韓国、ウラジオストクへと。
イタリアとウラジオストクはひとりでツアーに参加するという、私の経験したことのない未知の旅行形式。
8月には1ヶ月間限定で金髪にもして、楽しそうにやっている。

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ウラジオストクは私が行こうと思っていたのに、先を越されたなあ。
美しい斜張橋。


なぜだか今年はとくにそう思ったが、子供の成長ほどうれしいことはない。
心からそう思う。
学校での仕事が増えて、子供というものに接する機会が倍増したせいもあるだろう。
自分の子供の成長を見ていると、仕事で見ている中学生たちの未来を見るようでもある。


by apakaba | 2018-12-30 19:31 | 子供 | Comments(0)
2018年 08月 13日

「ササニシキ」入寮

今日から9月末まで、「ササニシキ」が家を出ていった。
自宅から研修施設が遠いので、研修施設のそばにある寮に入るという。
ほんの1ヶ月半の短いひとり暮らしだ。
家にいても、家族にさまざまな迷惑をかけるばかりで、なにひとつ貢献しない「ササニシキ」なので、入寮は実にありがたい。

さっき、玄関に荷造りしたものが並んでいたので見てみると、小さいスーツケースと、仕事用のカバンと、紙袋がふたつ?
紙袋のひとつには新しいスリッパが。
もうひとつには、箱入りのお酒の一升瓶が。
ナンデスカこのまとめ方(まとまらなさ)は。
私なら一升瓶をスーツケースに入れるが……紙袋が破れたらどうするの……もう少しうまくまとまらなかったのか……?

出て行く瞬間まで頭を抱える、本当に奇妙な男。


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去年はイスラエルをひとりで回っていた「ササニシキ」。
かなり無謀な旅だったようだが、この写真はほのぼのだった。



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とある食堂に入ったら、ユダヤ人のおじさんが「旅行か?これを食え」と、自分は食べず、どんどんご馳走してくれたという。
旅行は人の情けで動いていく。


奇妙な男だが、あともう少しで、やっと一人前の社会人。
弟より出遅れること数年、がんばって勉強して、いい人生を作ってほしい。


by apakaba | 2018-08-13 16:14 | 子供 | Comments(0)
2018年 07月 31日

地元サッカー部でつながる

次男「アキタコマチ」は月曜が休みの日。
毎週月曜にはよく遊びに行っているので、「次の月曜は何するの?」と聞く。

「ええと、遊びに行く。ヤスオくんと。」
「ヤスオくん? なんで?!」
「あと、ユリコ。」
「なんだその集まりは……中学のサッカー部?」
「まあ、そう。それしかこの3人に共通点がないね。」

ヤスオくんというのは、長男「ササニシキ」の小中学校時代の同級生で、地元中学のサッカー部出身だ。
つまり「アキタコマチ」の3年年長だ。
ユリコというのは、「アキタコマチ」の中学校時代の同級生で、女の子ながらサッカー部に所属していた、元気のいい子だ。

今朝、真っ赤に日焼けした「アキタコマチ」が起きてきたので、「何して遊んだの。」と聞くと、
「ヤスオくんが運転して千葉の海に行った。遊泳区域の限界のブイまで泳いで、3人で一個のブイに少しつかまって休んでまた戻って、3往復した。すごく疲れた!」
「へええー。ずいぶん泳いだね。さすが体育教師(ヤスオくんは小学校の先生で専攻は体育)。夏らしい遊びをしたねえ。海水浴なんて!」

ヤスオくんは「ササニシキ」のこともいつも気にかけていてくれる、地元のありがたい友達だ。
面倒見がよくてやさしい。
小さいころ、「アキタコマチ」はよく「あー、オレのお兄ちゃんがヤスオくんだったらいいのに。」と言っていた。
海から戻って、いったん車を置いて、近所で飲んで、最後の方にまた一人、サッカー部時代の友達も加わったという。

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本文と関係ありませんが。
暑かったシンガポールの空。


今、私は子供達が卒業した学校で働いていて、その中にはサッカー部の子もたくさんいる。
ということは、今、勉強を見ている生徒たちも、うちの子たちやヤスオくんたちの後輩かー。
そう思うと、とても懐かしく、いっそうかわいく思える。

それにしても地元のつながりはいいなあ。
毎日猛烈に働いている「アキタコマチ」は、ハードな海水浴でクタクタになったようだが、よく日焼けして楽しそうだった。

ありがたいヤスオくんのことを書いた、13年前の話



by apakaba | 2018-07-31 18:50 | 子供 | Comments(0)
2018年 06月 01日

子供との毎日で

6月は月曜から金曜までぎっしり学校に行き、土日も自習教室のボランティアに行く週がある。
自分が中学生だったころはあんなに学校と学校の先生が嫌いだったのに、いつの間にか中学校にどっぷりじゃーん。

昨年度から行っていた学校の方は、生徒も私に心を開いてくれていて、ありがたい。
今年度から行き始めた方は、まだ新しくてたまに来るだけのセンセイのことがよくわからないながらも、どうやら味方になってくれるらしいと思い始めたようで、少しずついろんなことを話しかけてくるようになった。

きのう、昨年度から行っていた方の生徒から言われた言葉。
「あのね、先生、先生は、先生の中で最高。この学校の全部の先生の誰よりも最高。俺はそう思う。」
たまにしか会わず、ほぼ話したことも勉強を教えたこともなかった生徒も、こんなふうに思ってくれているなんて、本当にうれしいことだ。

「先生、教えて!」「先生が授業やってよ!」と言われるけど、私の役目は授業ではなく、こそこそっと小声で教えるだけなので、ちょっともどかしい。
でも生徒との距離感は近い。
自習などで少しは自由な感じで勉強できるときには、いろんな声色で間違いを指摘したりする。
「先生、いろんな声が出るんだねー。」
「今の声、かわいい!」
「孫悟空の声やって!(まだ言うのか←影絵公演でやったことがあるので)」

体はクタクタだけど、学校に行っている間は疲れたなんて思いもしない。
生徒の顔を見ると、かわいくて、とたんに元気になる。
で、一人になるとどっと疲れが。

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長男「ササニシキ」が突如「これをあげましょう。」と言う。
「なにこれ。もらいもの?」
「ちがう。」
「買ったの?なんで?」
「日々の、感謝。」

日々の感謝だそうです。驚くね。
きっと家にいる私は、精根尽き果てているのだろう。


by apakaba | 2018-06-01 21:10 | 子供 | Comments(1)
2018年 04月 09日

突如おかーさんをダサいと言う

新学期になり、私もいよいよ自転車通勤が始まる。
今まで行っていた学校(今年度も行くが)までは徒歩5分だったため、“通勤”にほとんど気を配らずに1年間勤めてきた。
今度は自転車で20〜30分くらいかかりそうなので、気になるのが“日焼け問題”だ。
私は紫外線アレルギーで、UVケアをしっかりしないといけない。
徒歩なら日傘を差すけれど、自転車なので帽子をかぶることにした。
キャップだと首の後ろが露出してかゆくなるから、つばの大きい帽子。
先日、つば広で風でも飛ばされなさそうな紺色の帽子を買った。
ファッション性ゼロだが、通勤だけに使うからいいの。

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ソウルでは娘だけ韓服をレンタルした。
私は付き人のように撮影だけしていた。


と、思っていたけれど、やっぱり新しいアイテムはうれしいので、まだ通勤が始まらない春休みに、買い物や犬の散歩で毎日かぶっていた。
ところが娘の「コシヒカリ」と出かけようとしたときに、私がこの帽子をかぶると、
「おかーさん。ダサすぎる。」
と。

コ :なんでそんなにダサい帽子をかぶるの。こんな帽子見たことないよ。なにもここまでダサくなくても。
私 :どうせ通勤にしか使わないから……。
コ :そう言って通勤じゃなくてもかぶってるじゃん。どうして自分からダサくなろうダサくなろうとするわけ? わたし、恥ずかしい。もしもわたしの友達とかに会ったら。
私 :ええっと、どうせいつも帽子をかぶってマスクもしてるから、私だってバレないよ。「あ、『コシヒカリ』ちゃんのおかーさんだ、ダサいー」とか、言われないよ。犬を連れてたら犬しか見ないでしょう。
コ :ちがうから! どんなに顔を隠しても無駄なの。コーシローは友達の間で有名なんだから。犬を見れば「あ、この犬を連れているダサい人は、おかーさんだ」って友達にもわかっちゃうの!
私 :ご、ごめん。
コ :わたしまでダサいみたいで困る! わたしがダサくて捨てようと思ってた(ユニクロのミッキーマウスが描いてある)トレーナーを着てるし、ボロボロのウインドブレーカーを着てるし(そのときの服装)。それで帽子がそれでしょう。それって自虐だよ。なぜそこまで自分を貶めるの。わざとダサく見られようとしてどうするの。

なんでこんなに攻撃してくるのかねこの娘は。

私 :かわいい「コシヒカリ」ちゃんの付き人としていればいいの。存在を消したいのよ(意味不明)。
コ :そんなの意味ないし、逆に目立ってるから。通勤には、ほら、みんなかぶってる、こんなやつ(サンバイザー)、あれでいいじゃん。
私 :あれは首筋を覆わないからダメなの。
コ :だったら首にタオル巻いて。そしたらたくさんいる“ダサいおばさんの一人”に混じれるじゃん。自転車で通り過ぎても、誰も注目しないよ。存在を消せるよ。この帽子じゃ、「あ、今通り過ぎた変な帽子は『コシヒカリ』のおかーさんだ」って一発で覚えられちゃうのよ。“ダサいおばさんの一人”にすら、入れてもらえないのよ!

なにこの子。
昔はダサかったくせに、ちょっと色気付いてかわいくなってきたと思ったらこの口のききようなのね。
ビックリしちゃうね。


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まあ、たしかにかなりかわいかったが……



by apakaba | 2018-04-09 22:39 | 子供 | Comments(0)
2018年 01月 08日

「コシヒカリ」成人

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娘の「コシヒカリ」が成人して、今日は晴れ着を着て「成人の日のつどい」へ出かけた。
美容室の打ち合わせは自分で行ったが、夫が車でレンタルの晴れ着を受け取りに行き、今朝も家と美容室の送迎をした。
振袖からドレスに着替えて、地元の友達と二次会。
そのドレスを選ぶのは、夫の母が付き添ってくれた。
双方の祖父母からお祝いのお金をもらって、町内会からも金券をいただき、驚きながらも喜ぶ「コシヒカリ」。
今日はお友達のママが成人祝賀の会場まで送ってくださった。

「成人ってすごいなあ。わたしのために、いろんな人が動いてくれて、みんながおめでとうって言ってくれて。わたしはなんにもしてなくて、ひとりではなんにもできないのに、こんなにいろいろしてもらって、うれしい。
お父さんやおかーさんや、おじいちゃんやおばあちゃんや、いろんな人に育ててもらったんだねえ。
わたし、感激しちゃった。みんなにこんなによくしてもらって、わたしって幸せだなあ。」

こんなことを言ってもらおうとして20年育ててきたわけではないけど、20年たってこういうことを言ってもらえたら、やっぱり甲斐があったなと思う。


by apakaba | 2018-01-08 22:35 | 子供 | Comments(4)
2017年 12月 31日

大晦日

今年も「アキタコマチ」がおせち用のだしを引いてくれた。
今年の一番だしは、今までよりはるかにおいしい。
できたてをゴクゴクとみんなで飲んでしまう。

「おかーさんも、これくらいのだしを引ければ、もうオレが教えることは」
「もう、卒業でいいですか。」

小さいころからあんなに料理を教えてきたのに、不思議なものだ。
でもお煮しめは私が作ってきたとおりに、ごった煮にしないで一品ずつ、少しずつ味を変えて作ってくれた。
ありがたきこと。
有難し。

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戌年生まれのコーシロー。
ふたたび年男になることは、ない。
節分にはすこし豆でも食わすか……


by apakaba | 2017-12-31 23:41 | 子供 | Comments(0)
2017年 12月 30日

子供達の晦日

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ゆうべの長男「ササニシキ」。
毎年恒例、「ササニシキ」による冬の大感謝祭。
今年は「アキタコマチ」が年末も洋風おせちを作るレストランに就職してしまったため、「ササニシキ」が買った食材を「アキタコマチ」に作ってもらって5人で食べることができなくなった。
というわけで、「ササニシキ」が買って調理もする、初めての大感謝祭。

大きな牛モモを買って切り出し、ステーキにした。
これまでの冬の大感謝祭の凝り方からすると比較にならないシンプルさだが、シャンペンとワインも買ってくれたし、まあよし。

シャンペンとワインを空けて、私が買ったラフロイグをみんなで飲んでいると、「ササニシキ」に呼び出し。
地元の友達が地元で飲んでいるから今から来いと。
子供達は、小学校や中学校が一緒だった仲間と、たまに会っている。
「こんなにうまい酒を飲んだ後に、行きたくない……」と言いながら、結局夜遅くからチェーン居酒屋に出かけて行った。
そして「ササニシキ」は今朝6時過ぎには家を出て、沖縄へ行った。
その中にはゆうべ飲んでいた友達もいる。
沖縄には、やっぱり地元の友達が、転勤で住んでいるから会いに行ったのだった。

地元っていいなあ。
地元の友達とほぼ付き合いのなくなってしまった私は、子供達がとてもうらやましい。
今年度から、私は子供3人が卒業したその中学校で働いている。
中学生の生徒を見ていると、「この子たちの中にも、うちの子たちみたいに、大人になってもずーっと友達でいる人がいるんだな。大人になってから、付き合ったり、結婚したりする人たちも出てくるかもしれない。」と思うことがある。
うちの子たちに較べたらまだまだ幼い顔の中学生が、10年たって大人の顔になって、地元で飲んだり、しているんだろうなあ。
その様子を想像するだけで、なんだか胸がいっぱいになってしまう。
いいなあ。


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「アキタコマチ」が激務で家のことを何もできなくなった分、「コシヒカリ」ががんばって大掃除やおせち料理の手伝いをしてくれる。
私が「掃除が嫌、料理も嫌」と文句ばかり言っていると叱咤激励してくる。

これはもともとワインが入っていた木箱だが、「アキタコマチ」の以前の勤め先から、荷物を入れて持ち帰っていた。
それが年末まで2階の廊下のつきあたりにずっと置きっ放しになっていて、やっと今日、大掃除でワックスがけをするために1階に下ろしてきた。

「あのね、ここに三つ、黒っぽい丸い模様があるでしょう。わたし、これがずーっと」
“犬に似てるなあ”とは、実は私も思っていたのだ。
しかし娘は、
「犬に似てるなあって思っていて、この犬が、この箱に閉じ込められて、『ももたろうっ……さんっ……!たすけて……!とじこめられてしまいました……』って言ってるなあって。階段を上がってこれを見るたび、かわいそうだなあって」
ううむ、そこまでは考えていなかったね。
まだ子供かなあ。
ずっとこの調子かなあ。


by apakaba | 2017-12-30 20:50 | 子供 | Comments(0)